/ 0

この記事は会員限定です

職場がホワイトすぎて辞めたい 若手、成長できず失望

[有料会員限定]
think!多様な観点からニュースを考える
石田裕子さん他4名の投稿石田裕子竹内純子石塚由紀夫
「職場がホワイトすぎて辞めたい」と仕事の「ゆるさ」に失望し、離職する若手社会人が増えている。長時間労働やハラスメントへの対策を講じる企業が増えたほか、新型コロナウイルス禍で若手に課される仕事の負荷が低下。転職も視野に入れる彼らには成長の機会が奪われていると感じられ、貴重な人材に「配慮」してきた企業との間で食い違いが起きている。

配属後もお客さん扱い

「配属された後もお客さん扱いされている感覚があ...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1823文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 石田裕子のアバター
    石田裕子サイバーエージェント 専務執行役員
    分析・考察

    パワハラと受け取られるレベルに職場を厳しく締め付けるのも、それを避けて若手社員にやりがいのない仕事ばかりさせるのも、どちらも同じくらい早期離職につながってしまうやり方だと思います。「働き方改革」に伴う、新人に対する「早く帰って」という声がけは、優しさや配慮に見えて、時として、若手の成長機会を奪うことにもなりかねません。 いずれにしても、個人の“成長意欲”や“やる気”を奪わない指導や育成施策、オンボーディング施策が求められているのだと思います。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 竹内純子のアバター
    竹内純子国際環境経済研究所 理事・主席研究員
    ひとこと解説

    これは本当に難しい。スタートアップの中で話していると、新規事業を創出するにあたっては、それこそ昼も夜も平日も週末もなく没頭したいものであり、「労働規制やワークライフバランスって邪魔だ。思う存分働かせてくれ」という話になったりします。 ただ、どれくらいの負荷が適切かは人によって、状況によって全く異なりますし、ワークライフバランスをとることが新しいヒントや活力をくれるものでもあるので、結局は本音のコミュニケーションと選択肢の提示というところが重要になってくるんでしょうね。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 石塚由紀夫のアバター
    石塚由紀夫日本経済新聞社 編集委員
    別の視点

    キャリア論で、昨今「ジョブ・クラフティング」が着目されています。目の前の仕事を「なぜやるのか」「どうやるのか」などを主体的に見直し、再構築して仕事へのやりがいを高めることです。 例えば教会建築に携わるレンガ積み。「親方に命令された」仕事と捉えていてはやる気も上がりません。一方「教会が完成すれば多くの人がここで祈りを捧げられる」と仕事の意義を認識できれば同じレンガ積みの仕事でもやりがいが高まります。 「ゆるい職場」は確かに職場に問題もあるでしょう。でも責任を外に求めるばかりでなく、自分の中にも仕事への向き合い方で変えるべき点はないものか…できれば一度は冷静に考えてみてほしいです。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • ロッシェル・カップのアバター
    ロッシェル・カップジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 社長
    分析・考察

    従業員の離職を防止するための対策に関して、長年のコンサルティング経験からアドバイスすると、この記事は複数のテーマが混ざり過ぎていて、読者には明確な教訓が得られないと思います。若い従業員の離職は長い間問題だったと思いますが、それを「ゆるい職場」だけが原因とするのは誤りです。記事でも触れられていますが、コロナ禍の影響も大きかったと思います。また、直属の上司のマネージメントスキルの有無も、従業員の定着に大きく影響します。さらに、給料や待遇などについて記事に書かれていないがインパクトも大きいと思います。こんな長さの記事としては、複雑すぎる問題だと思います。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
  • 竹内薫のアバター
    竹内薫サイエンスライター
    別の視点

    ゆるいと、やり甲斐がないから辞めてしまうのですね。AI時代の到来で、会社との結びつきの希薄な「ノマド」的な働き方も、今後、増えていくと思われます。末端の兵隊として扱うのではなく、全体像を伝えて、会社の戦略に参加してもらうことが、転職を防ぐ方法だというのは納得できます。

    この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
投稿チェック項目URLを投稿文中に入力する場合は、URLの末尾にスペースか改行を入れてください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません