花押を見た瞬間、これは… 中高生の頃から梶原景時「推し」 文書分析の大学院生

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梶原景時を研究している時田栄子さん

■信州との関係「研究これからも」

 県立歴史館(千曲市)が入手してから4年近く誰が出したか分からなかった文書の主を推定した立教大大学院生の時田栄子さん(26)=東京都中野区。中高生の頃からの「梶原景時(かげとき)“推し”」で、花押(かおう)を見た瞬間、景時のものと似ていることに気が付いた。「今回の発見でこれからも研究しようという気持ちが固まった」と話し、景時と信州の関わりの解明に向け意欲を燃やす。

 「花押が同じと分かって本当に運命を感じ…

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