2022-12-16

イギリススタートアップでRedundancy(人員整理)の対象になった話

2022年11月24日付で、半年間働いてきた欧州拠点の某スタートアップ企業からRedundancyを言い渡された。永住権を持たない国で働く女性として、この経験シェアしておくべきだろうと判断したので、文章にまとめて公開する。将来的に、自分自身でもこの経験を振り返ることがあるとも思う。

なお、Redundancyととはこの文脈では「会社都合による余剰人員の整理」を意味する。基本的に、Redundancyは個人能力パフォーマンス関係なく、財政的都合に拠って行われる(Fire、いわゆるクビは個人能力会社で求められる基準に満たないため起こるので、Redundancyとは異なる…とイギリス人上司に言われた。実際、退職金の扱いなどもFireかRedundancyかでは違う)。アメリカ英語ではLayoffと呼ぶらしい。最近TwitterやMetaで行われているのもこれではないかと思う。

当事者基本情報

当事者: 29歳日本人女性イギリス在住(執筆時)。Youth Mobility Scheme(30歳以下の候補者のための2年間の就労ビザ)を所持、マネージャーからは、会社スポンサーとなって今後5年間の就労ビザへ切り替えを行う可能性があると告げられていた。

会社全体の状況: 創業10年以下、本社オランダだがロンドンにも支社あり。私の勤務地はイギリス社員の人数は100程度のスタートアップ一般の人には知られていないものの、業界内ではある程度名前を知られている会社だったのではないかと思う。

当事者会社での役割: 主に日本語を話すクライアントとの関係構築。所属部署の中でも特にAPAC(アジア太平洋地域担当チームに配属されていた。当該部署日本人は私のみ。数字だけで見れば業務成績は悪くなかったし、日本語スピーカーかつ前職でも当該分野での経験を積んでいたため、会社内ではユニークポジションにいたと思う。

解雇前後タイムライン

11/23

11/24(午前)

11/24(午後)

11/25

【よかったこと】
【悪かったこと】
【Redundancyを経て得た気づき
会社に対して思うこと】
【今後の筆者の動向】
  • イギリスのコロナ事情とか知りたい・・・

  • 世界的インフレ、それに伴う利上げ、それに伴う約束された不況、ウクライナ-ロシアの状況、中国のゼロコロナ… 企業としてはこのような状況下で正しい判断をしたと思う 非情なのは...

  • instaの fu_mi_ka_516 っていうアカウントみてみて

  • 「落ち込まないでね」というのは「バスに轢かれないでね」という意味ですよ

  • なんで先にアカウントを消すのかって言うとクビってなった瞬間に社内のデータをぶっこ抜いてそれを持って就職活動始める奴が普通にいるから。

    • それやっていいんなら就活楽だったかも知らんわ(やらんが、やるやついるのかよ)

  • プライヴェートはどうだい 違うビザの可能性が(セクハラ 29歳日本人女性、イギリス在住(執筆時)

  • キツい解雇だな 本社がブレグジットに対処した結果なら トリーが悪いとしか言えん

  • お疲れさまでした。社会学者が言うには、解雇が自由にできる国では採用も多いとのことでした。何もできませんが、貴方に幸がありますように。

  • 普段昼間のアホばっかりの常駐増田たちしか見てないとこういうのは同じ増田と言いながらまったく別次元に住んで暮らしてんだなって感じる 増田を発信に使う人の種類って広すぎるわ

    • そんな言い方はないんじゃないのか。 おれたちが一生懸命場を温めているからこそ、匿名で発信できる場が存続してるんだぞ低農薬。 増田に貴賤なし

  • ビザはほんと大変だよなあ……

  • 続きも気になるから普通にブログ書いてくれ 増田でもいいんだけど、ホッテントリに乗らないと気づかん

  • 普通に働く能力ある人なら Skilled Worker visa を取れるんじゃない? 今は Skilled Worker visa でかなりハードル下がったじゃん。

  • プライド高そうやな 生きるために必要ならそれでいいけど、最悪の場合はプライドなんか捨ててでも生き抜く覚悟でいる方がいいよ

  • マネージャーとセックスして子供産んどけば永住権だったのにもったいないな ジャップメスの唯一の強みをなぜ生かさなかった

  • >会社ではCEOかもしれないが、私の人生の中であなたは脇役だ。心配しなくても、私の知識と経験、そして自信を奪えるようなポジションにあなたはいない。 ほーんかっこええやん >...

  • 日本の会社だが 同僚、会社業績悪くない、本人も辞める予定ないのに もしもの時は転職よろしくと危機感を持ってあちこちに繋いでいて やっぱ出来る人は違うのだなと実感していたり

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