大阪府警と鉄道会社などが列車内の安全確保のために結んだ連携協定について、成果を報告する会議が開かれました。

去年8月、東京の小田急線の車内で男が刃物を振りまわし、女子大生が殺害された事件などをうけ、去年12月、大阪府警や鉄道会社などによる連携協定が締結されました。

15日の会議では、この1年間で、駅構内などで実施された訓練の内容や、列車内の防犯カメラの設置状況などが報告されました。

【大阪府警 太田将光地域部長】
「大阪府警は今まで以上に皆様との連携を強化し、列車内の安全対策を強力に推進していきたい」

協定には、初動対応の連携などが盛り込まれていて、大阪府警は今後も、列車内などで犯罪が起きにくい仕組みづくりを進めたいとしています。