御所浦の海の生き物についての講演会を開催(2022/12/13)
講演会の様子 |
魚についてのクイズ |
12月10日に御所浦白亜紀資料館主催の講演会を開催。昨年から天草の自然に関わる講演会を年に一度開催しています。今年は、恐竜の島博物館推進室の鵜飼学芸員による「御所浦の海の生き物たち」と題したお話で、30名近くの参加者がありました。いろんな地元の魚貝類を写真で紹介したり、クイズを交えたりするなど、大人から子どもまで楽しめる講演会で、非常に好評でした。 |
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会場のイルミネーション |
イルミネーションと恐竜 |
御所浦イルミネーション(あまくさロマンティックファンタジー2022 in 御所浦)は、12月3日が点灯式でした。昨年に続き今年も会場は牧島です。地元の御所浦小学校6年生が企画した内容の会場となっています。点灯式前には、飲食の出店や小学生によるイベントがあり、また、点灯式後は花火の打ち上げもありました!イルミーションの点灯は令和5年1月28日まで。 |
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アンモナイトの説明を聞く参加者 |
スタート前の様子 |
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ゴールする参加者 |
11月19日に烏峠パノラマウォークが開催されました!雨が降ったり止んだりと、あいにくの空模様でしたが、3年ぶりの開催です。参加者は、クイズを解きながら、しま山100選にも選ばれている烏峠の山頂(標高442m)まで目指しました。ちなみに、今回のクイズには、新しい博物館に関する問題も。山頂では、雲の間から見える天草の島々などの景観や野外展示してあるアンモナイトについて、ジオツーリズムガイドや資料館のスタッフも参加者に解説を行うなどしました。 |
横浦島や牧島を巡る小学校化石セミナー(2022/11/16)
横浦島の不整合の見学 |
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アンモナイト館での見学 |
11月15日は御所浦小学校の5年生と6年生を対象とした化石セミナーでした。今年は、海上タクシーで横浦島や牧島を巡るコースです。横浦島の不整合露頭、椛の木海岸の地層(砂岩泥岩互層)、アンモナイト館、串ヶ崎の哺乳類化石発見地などを見学しました。このコースでは、普段は見ることのない牧島北海岸も廻るので、6年生は昨年の同セミナーの御所浦島を廻る体験と合わせると、御所浦の3つの有人島をぐるりと見学したことになります。 |
展示の様子 |
マッコウクジラの歯 |
長崎大学水産学部から本市に寄贈されたマッコウクジラの歯を展示しました。この歯は、令和2年3月21日に本渡港周辺に漂着したマッコウクジラから研究用に採取されたものです。現在は御所浦白亜紀資料館の仮事務所に展示をしていますが、令和6年開館予定の「御所浦恐竜の島博物館」内でも展示を行う予定です。 |
第24回恐竜絵画コンテスト表彰式を天草文化交流館で開催(2022/8/9)
表彰状授与の様子 |
第24回となった表彰式 |
審査委員長による講評 |
8月7日は第24回恐竜絵画コンテストの表彰式でした。今年は新博物館建設に伴いこれまでの建物での開催ができませんので、場所を替えて、国の登録有形文化財にも指定されている天草文化交流館での開催です。表彰式では、賞状と賞品が一人一人に手渡され、4名の優秀賞受賞者からの感想や審査委員長からの講評などもありました。出席者は入賞者のうち35名で、ここ何年かでは最も多くの方に出席いただきました。 |
「御所浦恐竜の島博物館」建設工事の安全祈願祭(2022/8/3)
天草市長による刈初の儀 |
安全祈願祭 |
清祓の儀の様子 |
8月3日、御所浦恐竜の島博物館の建設工事の安全を祈る安全祈願祭が行われ、天草市や地元の関係者、工事関係者らが参列しました。地元の神主さんによる祝詞には「1億年の地層」「恐竜の歯」「恐竜のスネの骨」「恐竜の足跡」などといった御所浦らしい言葉がふんだんに入っていました。いよいよ今月から博物館の建設が始まります! |
肥後の里山ギャラリー展覧会「御所浦白亜紀資料館展」がスタート(2022/8/1)
新博物館のPRパネル |
展覧会会場の様子 |
入口の展覧会バナー |
8月1日から肥後銀行本店ビル内(熊本市中央区練兵町)にある肥後の里山ギャラリーで展覧会「天草から恐竜がやってきた サテライトミュージアム 御所浦白亜紀資料館展」がスタート。白亜紀資料館が所蔵する200点以上の天草の化石や恐竜関係の標本をずらりと展示しています。2年ほど前から同ギャラリーと一緒に企画を進めてきた展覧会で、入場は無料です。令和6年3月オープン予定の「御所浦恐竜の島博物館」もPRしています。同展覧会は10月1日まで。 |
第24回恐竜絵画コンテスト作品展をギャラリー四季で開催(2022/7/30)
入口にある作品展の看板と恐竜 |
最優秀賞などの展示 |
会場の中の様子 |
7月30日から第24回恐竜絵画コンテスト作品展をギャラリー四季で開催。新博物館となる「御所浦恐竜の島博物館」の建設に伴い、その間は御所浦島内で展示できるような会場が確保できませんので、今年は本渡中央銀天街(天草市中央新町)にあるギャラリー四季での開催です。全国から集まった多くの力作から選出された入賞および佳作の180点を展示しています。入場は無料です。8月31日まで。(ギャラリー四季は月曜休館、開館時間が平日12時~18時、土日曜と祝日10時~18時となっています。) |
第24回恐竜絵画コンテストの入賞作品が決定! (2022/7/3)
審査会場の様子 |
最優秀賞の木村さんの作品 |
最優秀賞および優秀賞の6点 |
今回も全国各地からたくさんの応募がありました。応募総数は2,287点。6月30日に審査が行われ、最優秀賞に選ばれたのは、鎌倉市立小坂小学校の木村環輝さん(神奈川県・小4)の作品です。優秀賞には、守谷・みらい平キッズ絵画造形クラブの幼児の髙木千鶴さん(茨城県)、伊勢原市立伊勢原小学校の斯波こころさん(神奈川県)、箕面市立西南小学校の髙橋薫平さん(大阪府)、人吉市立第一中学校の大内山遙斗さん(熊本県)、ビコロアート教育絵画教室の岡橋明さん(東京都)の作品が選ばれています。また、金・銀・銅賞に54点、佳作に120点が選ばれました。これらの作品は、7月30日~8月31日の期間、天草市中央新町にあるギャラリー四季で展示を行います。 |
化石のゴム型レプリカ作り体験 |
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天草産の化石の展示 |
5月22日に南阿蘇村にある旧立野小学校を会場として、熊本大学の阿蘇サイエンスカフェが開催されました。これは「地質の日」(5月10日)に関連したイベントとして実施しています。県内の他の博物館や関連団体などと一緒に白亜紀資料館も協力という形で参加し、恐竜プロバクトロサウルスの骨格レプリカや天草から発見されてた恐竜やアンモナイト、貝などの化石の展示のほか、トリゴニアなどの印象化石からゴム型のレプリカを作る体験を行いました。 |
3年ぶりにゴールデンウィーク化石教室を開催(2022/5/6)
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化石採集場における化石教室の様子 |
寄贈していただいた広葉樹の化石 |
寄贈していただいたサメの歯の化石 |
見つかったアンモナイト |
4月29日~5月1日と5月3日~5日の6日間、ゴールデンウィーク化石教室を開催しました。新柄コロナウイルス感染症の影響で一昨年と昨年を中止となりましたが、今年は3年ぶりの開催でした。今年は積極的な宣伝はあまりしなかったものの、連日、多くの方にご参加いただきました。参加者が広葉樹の葉やサメの歯といった稀少な化石を発見し、寄贈していただきました。そのほか、トリゴニアやゴショライアなどの多くの貝に混じってアンモナイトの化石も見つかっています。 |
御所浦島南西部の地質や化石についての自然ワークショップを開催(2022/3/29)
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転石に含まれる化石の観察 |
ワークシートに記入する参加者ら |
転石に見られたイノセラムス |
転石から見つかったアンモナイト |
3月19日に、これまで観察地として利用していない御所浦島南西部の化石産地において、観察地として利用できるかどうか、参加者で考えようと、ワークショップを開催しました。最初に現地について学芸員が講話を行った後、現地に移動し、地層や化石の観察、化石の採集をしました。観察したポイントや気づいた点について白亜紀資料館で準備したシートに記入してもらいました。また、参加者の気づいた点として、この時期の海岸は海藻が多く滑りやすいので、時期はもっと後のほうがいいなどの意見がありました。今後、資料館では記入してもらった内容や意見を元に見学地としての活用を図っていく予定です。 |
ワークショップ「恐竜の復元画を描こう」の様子(2022/2/27)
講話の様子 |
復元画を描く参加者 |
2月27日に中央図書館でワークショップ「恐竜の復元画を描こう」を実施しました。天草市在住の小中学生を対象としたもので、天草の恐竜について紹介した後、肉食恐竜の復元画に挑戦しました。参加された方は皆集中して復元画に取り組んでおり、力作が勢揃いしました。 |
天草市御所浦町から発見された新種のカニやエビの仲間の化石について(2020/8/2)
日本最古のエドアブラザメの化石について(2020/6/4)
国内最大級(九州最大)の恐竜(大型植物食恐竜)の肋骨化石について(2020/2/27)
シベリア永久凍土が大規模融解した証拠の発見についてプレスリリース(2020/6/4)
天草市御所浦町から発見された白亜紀の新属新種の大型魚類化石(2018/9/21)
熊本県天草市の新たな大型肉食恐竜化石について(2017/7/5)
九州初のモササウルス類の化石について(2015/3/25)
熊本県天草市から発見されたシャコ類の大顎化石について(2013/8/1)
天草地域より初めて発見されたサイ類等の足跡化石について(2013/7/14)