学習と健康・成長
お風呂上がりに切るのはだめ? 意外と知らない「正しい爪切り」を専門家に聞く
2022.12.16
「お風呂上がりの爪切り」がNGの理由
――爪を切るベストなタイミングはありますか。
まず、お風呂上がりの爪切りはNGです。水分を含んで膨張した爪はやわらかくなって切りやすいのですが、時間が経つと元のサイズに戻ります。つまり、膨張した状態で切ると切りすぎてしまい、深爪を引き起こしてしまうんです。お風呂上がりのほか、プールに入った直後も同様に爪切りを避けてください。爪が膨張した状態を避ければ、いつ切っても大丈夫です。
――伸びたタイミングで爪を切る人が多いかもしれません。適度な爪切りの頻度というと?
平均的に手の爪は10日で1mm、足の爪は0.5mmほど伸びるといわれています。個人差はありますが、1週間に1回は切る習慣をつけるといいでしょう。一般的に、大人と比較すると子どもの爪が伸びるペースはやや遅いのですが、子どもは球技や柔道など指先を使う運動をする機会が多いですよね。ケガを防ぐためにも、頻繁に爪をチェックするのがおすすめです。
理想的には、週に1回の爪切りと併せて、3〜4日に1回のペースで爪やすりをかけるといいですね。定期的に爪やすりをかけると爪があまり伸びないので、爪切りがラクになり、爪への負担もかかりづらくなります。