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http://youtu.be/NC0pmn9HhGE
◆オームカーラに関するババの御言葉
プラシャーンティ ニラヤムでは早朝にオームを21回唱えることが定められています。
この数は任意に決められたわけではなく、それ自身意味をもちます。
私
たちには、5つの行動器官<発声、操作、移動、排尿・生殖、排便>と5つの知覚器官<聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚>それに、生
命を維持する5つの生気<エネルギーの①取り込み(呼吸など)②排出(排泄など)③循環・分配④表現(発声など)⑤バランス(消化など)がありま
す。
また、私たちには5つの鞘(食物鞘、生気鞘、心理鞘、理智鞘、歓喜鞘)があり、それらは絶対実在である神聖な火花を包み込んでいます。
これらを合計すると20になります。
このため、オームを21回唱えることは、これら20の構成要素を浄化し、21番目の存在である人間に、絶対実在との最終的融合の準備を整えさせます。
◆ドクター・スリカントの解説 動画よりほんの一部抜粋
知覚器官は実は10ありますが西洋では伝統的に5つとして数えられ、視覚、聴覚、臭覚などおなじみのものです。
オームを唱えることによってこれらの知覚器官の一つひとつに滋養を与えます。
より粗い感覚からはじめて、もっとも精妙な感覚へと移ります。
地の元素と関連している臭覚から水の元素と関連している味覚、火の元素に関連している視覚、そして風の元素に関連する触覚、最後にアカシャ(空)と関連する聴覚です。
アカシャとはすべてのものが生じるところであり、オームカーラもアカシャから生じています。
オームを21回唱えることによって、各器官に滋養を与えます。
あなたがシャワーを浴びるとき他の身体の部分を残して手だけ洗ったりはしないように、このようにオームを唱えることで肉体のそれぞれの器官に滋養を与えることが目的です。
そしてスワミは、もう一つ違うことを追加なさいました。
スワミは「オームカーラを21回唱えると、スダルシャナ・チャクラと呼ばれる聖なる武器があなたの頭の上に作り出されます。そしてそれは頭上に留まり、残りの一日の間あなたを守護します」と仰ったのです。
これがオームカーラを21回唱えることのさらなる恩恵です。
(※スダルシャナとはヴィシュヌ神の武器である円盤を意味するそうです)
オームは4つのパートからなる3つの音節です。
A アーカーラ
U ウーカーラ
M マーカーラ
スワミは、アーカーラは霊性の達成のため、ウーカーラは世俗的な成功のため、マーカーラは神との融合のためであると仰っています。
一つひとつのオームに続く静寂が、4つ目のパートです。
静寂は神です。
AUMのAとUを混じり合わせるのはいいですが、ストレートにオーと発音しないようにしてください。
AとM、アーカーラとマーカーラ(の部分のチャンティング)は同じ長さであるべきであるとスワミは仰っています。
あなたが何か特別にフォーカスしたい側面がない限りウーカーラは短くて結構です。
例えばもしあなたが本当に世俗的な成功を望んでいるならUの音を強調することもできます。
最後の音Mを唱えるときには、ある種の唱え方があります。
ブランマリー瞑想という瞑想がありますが、ブランマリーというのはZZZZZ...という蜂の音のようなものです。
この瞑想を適切にすると鼻と顔の上部に物理的な振動をおこし、それがそこにある小さなチャクラを刺激することで我々の霊性の成長に役立ちます。
この瞑想は特に顔や頭のあたりから拾ったたくさんの(霊的な)ゴミを浄化する助けになります。
このブランマリー瞑想がオームカーラの最後のパートです。
オームカーラを唱えるとき、音が身体の中に入る流れがあります。
背中側のおへその位置からはじめて、Aの音を唱えながらエネルギーを頭の上まで持って行き、頭のてっぺんまできたら音を変えておなか側のおへその位置で円が完成するようにします。
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動画の25分55秒あたりから、スリカント氏とともにオームカーラ21回を唱える練習ができます。
■オームカーラについて以前書いた記事
オームカーラ