リゾマン賃貸

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不動産情報3回連続です。

 

湯沢のリゾートマンションの値段を見て嬉々として買っちゃうと大変なことになるよって話は理解していただけたと思います。買うのは簡単、売るのは大変。売りたい時に売れないと大変なことになるという話でした。

 

自分が書いたものを何回か読み返してみて、越後湯沢に縁もゆかりもない人がリゾートマンションを選べるのかと気になりました。条件については書きましたが、その条件をクリアした物件で1回2回内見したぐらいで満足な物件を選べるのか?ちょっと疑問です。

 

実はマルバツさん自身も越後湯沢のとある物件を買おうと思っていることを知人に話したところ、

まず借りてみてはどうかとアドバイスされて賃貸から始めたのです。

 

賃貸をしてみると、『自分のスタイルに照らして』そのマンションの良いところ、足りないところが明確になります。お風呂のこと、駐車場のこと、給湯や冷暖房・・・色々見えてくるんです。

 

ひと言にリゾマンと言っても、それぞれにスタイルがあります。

金銭的に多少負担はあっても、利用時の満足感を維持しようと考えているマンション

反対に多少サービス低下が有っても、管理費を安い水準に抑えることを優先したマンション

 

これは一例ですが、お金のことだけではありません。

賃貸して一番大きなメリットだったのは越後湯沢と言う場所に頻繁に出掛けることで、見たり感じたりする肌感覚で、自分に合うマンションが見えてくることです。

 

湯沢のマンションの賃貸価格、物件価格から考えると高そうに見えますが、多くのマンションの管理費と修繕積立金と固定資産税などを計算すると意外に安い物件が多いです。

 

エンゼルに賃料が月額6万円で出ている物件を例にとると

管理費と修繕積立金が月額2万円強、固定資産税が年間6万円、月あたり5千円と言ったところです。ほぼ半額がランニングコストなんですね。賃料の10%はエンゼルが抜くので部屋のオーナーは賃料の半額もあがりはないんです。賃料の半分はコストと言うことができます。これはちょっと首都圏では考えられないですよね。

 

何度か物件を買い替えしていますので、その都度部屋を売らないで賃貸に出すことも検討していますが、この上にエアコンだの水回りだのの修繕費とかかかった日にはペイしないなと諦めています。

 

額面からはわかりにくいかも知れませんが、オーナーに貢いでる感はかなり低い訳です。

湯沢の賃貸物件は入門者には本当にお勧めです。

 

まずは欲しいと考えていた物件より少し狭いところから始めてみるとコストも抑えられます。

ウインタースポーツを目当てに部屋を探している人も、必ずそれぞれの季節に越後湯沢に来て生活してみると良いと思います。季節によってリゾマンの満足度はかなり違ってきます。そして他所のマンションはどうなのか常に比較してみると良いと思います。2年くらい定点観測をすると、自分のスタイルに合ったリゾマンがどこなのか見えてきます。

 

私はほぼクルマ以外では湯沢に行きませんので、駐車場の使い勝手はとても重視していますが、クルマで来ない人にとってはどうでも良いことでしょうし、大浴場の利用時間はリゾマンによって違いますから自分のスタイルに合わないと満足度ダダ下がりです。暖房はオール電化なのか、ガスなのか、灯油なのか、コストが何倍も違います。冷房については何度も書いたので割愛しますが、夏休みを過ごす可能性があるなら非常に重要なポイントです。

 

このマンションは買うのは絶対に嫌だけれど、賃貸ならアリと言う物件もあります。

(将来売れる売れない関係ないですからね)

 

新幹線派の人は駅周辺か、バスの送迎があるマンション。

クルマ派なら反対に駅周辺は駐車場が少ないので、岩原とか中里が良いでしょう。

 

賃貸でも苗場は勧めません。と言うか勧める要素がありません。

夏が多少涼しいくらいですかね。

 

慌ててババを掴むくらいなら、賃貸から始めるという方法があることを頭の片隅に置いておくと良いと思いますよ。

 

 

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