7月頭。会社が私を裏切ったので転職をすると決めました。
人生初の転職の時はマイナビエージェントを利用しました。
当時のことが気になる人はこのブログを「転職」で検索したら見つかるので見てみてください。
わざわざ検索しなくても簡単に分かるように振り返ると。
1.取引先に「私を引き抜いてくれ」と話をした。
2.向こうは良いと言ったけど自分の会社がブチギレた。
3.結局マイナビエージェントで転職した。
という3ステップの内容で今の会社に来ました。
今回はビズリーチという、企業からのオファーと、各種エージェントから「お前を紹介させろ」とオファーが来るタイプのサービスを利用することにしました。一応ハイクラス転職をアピールしているサービスなのでそれが理由です。
企業オファーについては特に期待はしていなかったのですが、わりとドカドカと届くのに驚きました。たいして年収が出ていないためほぼ無視しましたが、大手だとソニー、ゼンショー、三井住友銀行、NTT東などがありましたね。私の職種は業界問わず求められるタイプなので、業界はほんとバラバラです。
あ、ビズリーチでのオファーはルール上は書類通過確定、即面接を謳っているように見えるのですが、実際には面談と言い張る会社ばかりだったのが気になりました。それもあってほとんど無視しました。
エージェントからの紹介は数百人ドドドドッと昼夜問わず来て鬱陶しかったです。
またビズリーチの企業オファーとは違うのですが、以前の転職活動時に引き抜いてほしいとお願いした取引先の会社の人が「転職すると聞いた、待ってた!もう会社間のシガラミはないから是非!」と声もかけてくれたりもしました。まぁ候補として考えます。
転職軸
転職するぞと決めたときの記事にも書いた通り、今回は年収を軸とします。+200万を目指します。
だからこそハイクラス転職をアピールしているビズリーチというのもあります。
ビズリーチは一応月額制サイトとなっています。無料会員もありますがプレミアム会員もあり、自分の年収によって月額料金が変わります。年収750万以上のハイクラス会員は5478円、それ未満のタレントクラス会員は3278円です。高年収ほど優遇ではなく、高年収の方が月額料金が高いんですね。
そもそものビズリーチは、企業だけでなく求職者からもお金を貰うことでハイクラス転職に相応しい質を維持する的な謳い文句をしています。最初は年収1000万以上だけをターゲットにしていたようで、だんだんとターゲットを広げていったことで、低所得者は安めにしてやろう的な設定が生まれたんですね。それで750万未満は月額料金が安いというわけです。
一応月額制サイトと書いたのは、ほんとに一応レベルであって実際にはお金払う必要はありません。
登録すると最初にボーナスとして30日間有料会員資格が貰えます。これに条件があるのか、全員かはよく分かりません。一応登録時の情報を元に判定しているとは表示されていましたが、私は年収750万未満のタレントクラスでも普通に貰えました。最低でも正社員なら全員貰えるのでしょう。
また基本ステップ完了で云々とか、1人に返事すると~5人に返事すると~で合計60日分くらいは貰えます。結果的に90日分くらいは有料会員資格が貰えるのではないかなと思います。90日あって転職できない人って、ハイクラス転職にいますか? いません。30日でも十分です。
エージェントとのやりとりは、てっきりビズリーチ上だと思っていましたが、基本的には各エージェントの自社サイトの会員登録を案内されたり、あとはメールやりとりが基本でした。
本当なら話だけ聞いて終わりにした方が賢いんでしょうけど、私の性格的は「企業ごとに最初に紹介してきたエージェントを使うのが道理かな」というのがあったため、結果的には受ける会社によって担当エージェントが違う状態になりました。
これはこれで最終的に内定が出揃った時、各エージェントは年収交渉を頑張って勝ち取らないと売上ゼロになるので必死になってくれるかもしれません。でも間違いなく面接調整で自分が地獄になります。メリデメありますね。
書類選考
4年前ほど前の、人生初転職時の履歴書 職務経歴書に追記加工する形で準備を進めました。
社会人人生が長くなった分、昔の話の細かい部分は削ぎ落とします。その分、アピールするべきポイントは残し、かつよりスタイリッシュに膨らませて、直近の仕事内容との関連性を生み出していきます。それによって「なぜ転職したのか」が分かるような感じを目指しました。
その後各エージェントにも送りつけて添削させましたが、特に修正点は出てきませんでしたのでいい感じだったんだろうと思います。
あとは「とりあえずめっちゃ年収出るところでヨロ!」とエージェントに言って、手当たり次第に応募しました。そうなると自然と大企業寄りになるので、日系ならトヨタ、外資ならGAFAMを含みますね。まぁ落ちると思いますが、応募はタダですからとりあえず応募するだけして損はありません。
最初の方に述べた通り、今回の転職活動ではエージェント経由以外にも自分で応募したり知人に紹介してもらったりしたものもあります。とはいえエージェント経由応募が一番多いです。いくつかはクローズ済みだったり、応募はしたけどすぐ諸事情で取り下げたりもしました。
書類落ち
落ちたから名前出せます。
ソフトバンクがけっこう印象的でした。
以前の転職時にもブログに書きましたが、当時は最終面接までいきました。
正確に言うと書類通過後の面接は一回だけ。最初で最後の一撃方式ですが、まあ最終は最終ですよ。それが今回は書類落ちなのです。
当時は「あと3年経験を積んだらまた受けてみてね」と言われていて、それで書類落ち。加齢を実感しました。もう完全に、今後の成長も考慮期待するポテンシャル採用ではなく即戦力を求めるキャリア採用の年齢になったんだなーと。
そしてソフトバンクが考える「3年間の経験」を私は積めておらず、一撃方式とはいえ最終面接までいく人材だったものが書類で落ちる人材にまでランクダウンしたのです。
今の会社で私は「仕事を通じて成長」の停滞感を感じていましたから、ここに居続けたらエンジニアとしてもっと腐っていたな、今転職しようと決めて良かったなと実感しました。ありがとうソフトバンク。
そしてエージェントによっては応募した企業が全滅したり、過半数通ったりしました。全滅したエージェントは追加で求人を持ってきて水増し。足並みが揃わない可能性があるし、通っても年収低くて辞退なのでこれは面倒ですね。でもまぁ内定を取ることで精神的負担を減らすことができるので受けることにしました。
応募取り下げ
これもサンプルを挙げてみると、PayPayは選考フローに特殊なものがあったため取り下げました。
PayPayは、過去に在籍していた会社の上司とかに電話で「こいつってどんな感じの人だった?」というのを確認するそうです。これをリファレンスチェックと呼びます。今までリファレンスチェックをする会社を受けたことがなかったので、人生で初めて知りました。
私は前の会社から「会社を潰す気か」「嫌がらせしてんのか」と言われるレベルの喧嘩別れで転職しました。今の会社には昇進の約束を反故にされ「昇進させないなら辞めるわ」とまでは言ってないけどそういう感覚で辞めました。
つまり私の転職理由はグダグダのネガティブ理由、リファレンスチェックをお願いする相手がいないのですね。だから応募自体をやめました。
あとドコモも取り下げました。
ここは私が応募したポジションがダメ(クローズ済みか書類落ちかは不明)で、別のポジションならあるという返事でした。しかしその別のポジションは書類上の年収上限が100万低い。まだ転職活動開始したばかりの応募タイミングから希望年収を下げる意味はないため、これも取り下げです。もし全滅してその時まだ募集されてたら応募しますって感じですね。
適性検査
会社によっては一次面接前や一次面接後に適性検査があります。
でも、適性検査はコロナ禍前と変わりませんね。SPIは私のような人間だと極めて優秀な知能の持ち主という結果が出るので有利に働きます。
4年前からあったのか、最近できたのか。
受験中に動画撮影を要求されるタイプのSPIを今回初めて経験しました。このタイプは流行るべきですね。SPI、友人で集まって受ける人けっこう多いんですよ。新卒でも転職でもいます。
私はそういうの真面目に一人受けて、まあ圧倒的なスコアを叩き出すので他の人に劣ることはまずないんですけど、それでも真面目にやっている側が不利になる可能性は潰すべきだと思っています。
一次選考・・・の前に会社に退職届突きつける
数社から書類選考通過のお知らせが来た時点で、今回の転職でゼロ内定はないと予想。
「リスクだよなー」とは思いつつも、それ以上に私を裏切った会社で働くことが日々苦痛だったので「辞めます」と伝え、2週間で即有給消化期間にしました。
2週間の間、引き止めされまくりました。人事部の偉い人とかも出てきましたね。
私は何気に人事部に気に入られており、「きみのことほんと好きなー」だと人事部の管理職からよく言われてました。また人事部の偉い人の部下の仕事も、私が色々と手を入れて効率化していたことがあり、それで偉い人から名前を知られていました。なので、「あれだけ優秀で輝いていたきみがどうして退職をするんだ」と驚かれ、本当にたくさん引き止められました。
「辞めるんだって!どうぞどうぞ!ようやく辞めてくれるの嬉しいよ!やった!じゃあな!」
っていう反応だと最悪ですから、引き止められることは非常に喜ばしいことだと思います。自分は会社にとって必要な人材だったってことですよ。
でも、そんなに引き止めてくれるならなぜ裏切ったのか。なぜ昇進させなかったのか。余計に不信感が増してしまい、お腹がズーンと重くなりました。
なので実際に人事部の偉い人にも聞きました。
「なぜですか」と。
「なんでだろうね、分からない」と、人事部の偉い人も不思議がっていました。
これはつまり私の部から人事部へ、昇進候補者として挙がってすらいないことです。この反応からも予想できますし、そもそも私は社内調査が得意なので事実もそうだったこと知ってます。さすがにブログには詳細は書きませんけど、私は社内権力者に目をつけられました。その権力者以外からは軒並み高評価で。その高評価が、権力者から見たら生意気に見えるのでしょうね。
一次選考
最終的には11社くらいから書類通過の連絡が来て一次選考に進みました。
この時点で、諸事情により1社は辞退しました。具体的に言えばヤフーです。ちょっと気に食わなかったです。
何気に、ソフトバンク、PayPay、ヤフーと同じグループの名前ばかり挙げてますね。まぁ年収高いところと言ったらとりあえず候補に出てくる会社たちですから当然でしょうか。そしてその全てに落ちるのが私です。エンジニアとして大した能力がないのでしょう。
さて私の特徴として、面接にさえ進めば通過しやすいというのがあります。
というのも私はエンジニアとしての職務経歴書をわりとしっかり大量に書いてあります。なので「どれくらいのスキルがある?」は書類を見れば分かります。
しかもこういう時、多くの人は自分のスキルを嘘にならない範囲で盛ろうとするのですが、私は一切盛らずにできることできないことをハッキリさせます。なのでスキル的な審査は書類だけでできるんですね。
そして私の人間性はこのブログを見れば分かる通り完璧なものです。書類から察せられるスキルさえ通過すれば、人間性を確認する面接なら私は当然のように通過します。
逆に私が落ちるケースも決まっています。
面接で「もう少し詳しく聞いてこのスキルを確認しよう」というタイプの質問が来た場合です。これは本当に間違いなく落ちます。この質問が来て落ちなかったケースはないです。
私のエンジニアとしてのレベルは書類を見れば全て分かってしまい、他の人と違って「盛り」が一切ない。面接でもう少し詳しく聞いて判断しようというのは、その「盛り」を前提に、実際のスキルはどの程度かを見極めるもの。盛りゼロの私が要求水準に届くわけがない。この質問が来たら落ちます。
一次選考を受けて落ちた会社名は・・・ツイッターにはけっこう書いてましたがブログでは伏せますかね。ツイッターも過去ログモリモリ消しまくって記録残さないのが私です。一社だけ出すと、ファーストリテイリングが落ちました。
ただしここは技術的なものではなく、連絡まで時間がかかったので、他の候補者との比較で負けたってパターンですね。この落ち方は返事まで時間がかかるのが特徴です。スキル不足なら翌日には返事が来ます。比較負けは他の候補者全員の面接を終えてそこから選ぶ会議があるため、連絡まで数日かかります。
あと面接で「ここ滑り止め程度に受けたけどクソだな」って感じた場所も落ちてました。相思相愛の逆、もはや応募したこと自体が間違い。でもその企業は、企業の方から書類を見てぜひ受けてほしいと声がけしてきたパターン。だから受けてやったんですけど、微妙でした。そもそも社名知らなかったし、そういう雰囲気を出しながら面接を受けたので、向こうも察したのかもしれません。
あ、そうそう。
今回複数のエージェントに担当させたので、一次選考の調整はやっぱり面倒でした。空いてるって言ってたけどゴメンそこ他のエージェントが先に決めちゃったみたいなものがモリモリ発生です。
二次選考以降
二次で終わりもあれば三次で終わりもあります。
このフローになるとさすがに落ちたところも社名は出せません。ツイッターにも書きませんでした。
一般的に、二次選考や最終選考は、一次選考よりももっと通過しやすいものです。
技術的なものより人間性を重視するタイプの転職では、一次が人事部で人間性を見て企業風土に合っているか厳選し、現場が二次からってケースもあります。ですが私のような技術畑の人間の選考フローでは、一次は現場メンバーです。実際、一次面接を受けた10社は全て現場メンバーでした。
現場メンバーが「この人と一緒に働きたい」と感じて二次や最終に回す。そんなもの、何かとんでもないやらかしがなきゃ落ちるわけないんですよね。人事部的にはちょっと人柄を不思議に感じたとしても、他でもない現場メンバーたちが受け入れたいと言ってるのだから落とさないんです。
そのためここで落ちるのは同時に選考中の他の人がより優秀だったというケースくらいです。それでも現場メンバーが一次面接を通過させており、人事部や偉い人は細かいスキルの判定はできません。ここでいう優秀とは「その企業に入りたい」という熱意が優秀ということです。この会社で何がしたいのか。同業他社ではなぜダメなのか。そのあたりを重視して語ります。
あと会社によって、入社後すぐにまた転職していかずに定着してほしい場合と、逆に定着は困るという場合があります。日本企業はわりと定着性を気にするケースが多いでしょうか。ベンチャー気質のある企業だと「いつまでも会社におんぶだっこより、起業しなよ」みたいなものもあるのかな。
このへんは一次面接でどっちを重視する会社か感じ取ると良いです。またよくわからない場合でも、一次面接後のフィードバックとして、好意的に感じた部分とちょっと気がかりな部分を教えてって頼むと教えてくれる場合があります。
また「将来的なキャリア」という質問が二次ではよく出ますが、私は管理職になりたくないと答えます。一生現役のエンジニアでいたい、そういう方向性でアピールします。
日本社会ですね、管理職、40代50代。できることなら今すぐクビにしたいってくらい大量にいるんですよ。管理職は余ってます。そして若者もだいたいみんな将来は管理職って言うんですよ。
なので、生涯現役エンジニアでいたいっていうだけでライバルは減りますし、生涯現役でいるためには生涯自己研鑽が欠かせず、学習意欲 向上意欲の強さアピールに自然と繋げることができます。
また管理職になりたいと自分から言うのは「人を管理したい、支配下におきたい」という願望を持っていることを意味します。それはパワハラ気質であり、性格面をより厳密にチェックしなければと企業は身構えるのではないでしょうか。
必要であれば管理職もやるが、希望は生涯現役、管理職なんてものは渋々やるくらいがちょうどいい。私はそう思っており、そう伝えて内定が出ますので、面接対応としては間違ってないでしょう。
最終面接前で適性検査を出してくる特殊な会社もありましたが全部通りました。
内定揃ってくる
エージェント経由で応募した会社。自分で応募した会社。友人に紹介してもらった会社。
色々あり、色々内定出ました。もちろん一番お給料いい会社に行きます。
年収
内定が出た。一番お給料いい会社に行く。
でもまだ年収が分かりません。この記事を書いている今現在はこんな感じです。
A社「600万」
B社「700万」
C社「750万」
D社「800万」
E社「800万以上で調整中」
F社「801万以上で調整中」
G社「選考中」
A~F社は全て名だたる大企業です。G社は新進気鋭のベンチャー企業で年収1000万絶対に出ます。ただ2年後会社があるか不明です。あ、GAFAMは最終的に全部落ちるor辞退となりました。このへんの日本法人って給料はいいのですが、結局はただのサポートエンジニアで、緊急対応や夜間対応があるんですよね。それは嫌だなって企業分析の結果思いました。サポートエンジニア以外の席は英語ができなきゃ話になりませんしね。
さて年齢のせいか、非管理職クラスの限界なのか。年功序列ではなく実力主義といっても800万に壁がありそうです。でも変な会社が2社あります。調整中のEとFです。
しかも最初は目安となる金額すらなく、内定以外は何も言いませんでした。Dが800だとEに伝えたら800以上となり、Fにそれを伝えたら801以上になり、どちらも最終確定ではなく調整中だと言い張り、しかも内定承諾期限なしです。
つまりこいつら他より高い金額を出すという方針ですね。それが二社いるわけです。
おまけにそれぞれ担当してるエージェントが違います。最初に想像したイベント発生、もうEもFもどちらの担当エージェントも必死です。G社というダークホースがいるとはいえ、この状態だとEかFか高い年収を出させた方が勝つわけで、負ければゼロです。
アラサーである私の年代の平均は400万前後なわけですが、その2倍以上が確定済み。私を通すのはそのエージェント個人の営業成績としても相当高いことが予想できます。それがマイナビエージェントみたいな大手エージェントではなく、小さめのエージェント会社。こういう会社はベース給与は低い分、個人ごとの成績によるインセンティブが大きそうなので、私を通したら100万円貰えるレベルなんじゃないですかね? もう土日とか深夜とか関係なくいつでもメールしたら全力で返事が来ますし、残業込みで年収見込計算してみてって言ったら全部やってくれます。どう考えても最優先顧客になってます。面白いです。
とまぁ、エージェント側の内情を邪推するのはこれくらいにしておきましょうか。
他より高い金額を出す方針が二社いたら年収オークションに突入する。
私はそう安直に思っていたのですが、企業側はこういうの慣れてますね、対策してます。年収を伏せて内定を出して他を様子見。こんな手段があったとは知りませんでした。
そもそも内定連絡に年収提示なしが私には人生初ですし、内定承諾期限なしも人生初です。年収確定してないのに承諾期限定められても困りますけどね。
エージェントだけがひたすら他社状況を聞きに来たり、入社一時金を出した場合はどう判断するかと確認されたりします。実際出すのかは知りません。
一週間以上睨み合いが続いて私もストレスだったので、思い切って1000万円を先に提示してくれたらもう片方の企業に確認せず即断即決だと伝えました。が、さすにが1000万は無理なようで返事はありませんでした。求人票には1000万以上の金額書いてあるのにね。やっぱり非管理職クラスにその金額は出さないようです。
でも、知り合いにEとFの社名を教えたら、みんな「こっちの方がいいでしょ」というのがF社で一致するため、たぶんそっちになります。実際、会社の規模も知名度もワンランク上で、将来的な給与の伸び率も高いと予想できます。てか暫定額が1万円多いしね!
・・・そういう予想をしながらずっと待ってたら、E社が突然「850万!」と出してきました。提示額が逆転です。
というわけでF社に、E社がここまで膨れ上がったよって話をします。さあ来い年収オークション。・・・と期待したものの、F社はベース給与は伸ばさず「残業込みだと900万を超える」というアピールに変更してきました。まぁ確かにそうですね。というかベースが800万あれば残業ですぐ1000万いくんですよねぇ。
あとE社の850万には相当な時間の見込み残業時間が入っていて、なんと深夜残業も10時間以上入っていました。さすがにここまで入れると、残業で1円も伸びることはないでしょう。うーん、やっぱりF社かな?
E社が限界まで背伸びして850万だったので、入社後しばらく昇給しなさそう。F社はエージェントに払う金もあるしこれ以上バトルはしないけど限界までは背伸びしてないから普通に昇給しそう。と予想すると、やっぱりF社ですね。
人間は選択に迷うと愚かな方を選びがちです。
こういうときは最初に決めた軸「年収で選ぶ」をブレさせないのがポイントだと私は思っています。
私は今回の転職を年収で選ぶと決め、現実的な労働時間を計算するとF社の方が高い年収を提示した。F社ですね。
一応別の軸を考えると、F社の方が企業規模がデカく、F社→5年後E社はわりと可能だと思います。
でもE社→5年後F社は、私がこれから5年でどういう経験をしてどういう実績を積み上げスキルを身につけたかによって変わります。4年前のソフトバンクがそうですね。4年前は最終面接で落ち、今は書類で落ちた。
私の人生はまだまだ先がありますし、より良い経験を積み上げることができる会社の方が将来的な保険にもります。うん、F社ですよこれ。
というわけで今回の転職は推定年収900万以上でフィニッシュです。1000万まで残業は大変だからしたくない。ここで、転職すると言い始めた時のブログ記事を読み返してみましょう。
求人票を見て、900万を余裕だ妥協ラインだ、1000万も狙えるってイキってますね。ごめんなさい。
そもそも求人票は最低~最大が記載されてるので、最大額なんて出ないんですよね。それでも当時はある程度「これくらいなら出そう」を考えてはいたのですが、現実より100万、自分を高く見積もっていました。
まぁ残業込みで900万は余裕で見えていて1000万は残業量次第で到達するので、表現としては「1000万狙える」って間違ってないとも言えるのですが・・・しょせん、何の保証もない金額です。あくまでも残業込みの金額。もしかしたら全然残業しないかもしれないし、するかもしれない。
最後まとめの感想
今回の転職の感想として真っ先に出てくるものとしては、何よりも「楽」ですね。
コロナ時代の転職活動、面接はほぼほぼ全てオンラインで実施でした。仕事を在宅勤務にして18時前に切り上げ、18時からオンライン面接ができるわけです。有給取得不要。
働きながら転職先を探すのがめっちゃ簡単で、そりゃあ「雇用の流動性が高まっている」と言われるわけだなと実感しました。
さすがに最終面接は出社してほしいという会社もありましたが、それすら少数派。ほとんどの会社は最終までオンラインでした。
また説明を聞く限りだとPCが郵送で送られてくるという会社も多く、多くの会社で、入社後一度も出社しないまま在宅勤務で働き始めることができそうでした。いやまぁさすがに出社しそうな気はしますが、制度上は不要なものが揃ってる時代です。
完全フルリモート勤務、どこで働いてもいいよ。すごい時代になりましたね。時代が進んで自然にそうなったのではなく、技術的にはできる時代になっていたのに社会の習慣風習といったものがそれを阻み、コロナパワーで強制的に突き抜けたってものですが・・・。
これだけ簡単に転職活動できるとなると、なんかもう私としては転職活動しない方がおかしいんじゃないかなって感じちゃいます。
これを言うと「お前は転職成功した側だからそんなことが言えるんだ」と思われるかもしれませんが、私は今回転職先を決める前に会社を辞めましたからね。有給消化期間中に内定までたどり着きましたが、会社に退職届突き付けた時は書類応募まででした。
で、最後に。
フルリモート勤務時代でも、私の価値観は相変わらず職住近接です。どれだけフルリモートだと言っても時には会社に行くこともあるでしょうし、それで満員電車は嫌。それに転職してすぐなら出社の機会も多そうです。
あと私には「住みたい地域」というものがなく、そして都心部ってどこも同じような金額なんですよね。千代田区も港区もだいたい同じ金額ですし、それなら近くでいいじゃんと思います。というわけでこれから転居先を探します。
今回は年収が200万以上増えることが見込まれるため、手取り額を計算したら現在の家賃+10万円でも可処分所得はそのままとなりそうです。
さすがに年収増えた分全部家賃ってのは虚無すぎるので嫌ですが、予算上限的には余裕が出てくるため、ずっと我慢していた部屋のサイズを開放して1LDKに住みたいと思ってます。これは贅沢というより、在宅勤務するならやっぱりベッドはPC部屋とは別室にするべきだと思うのです。でないと仕事の合間にベッドにダイブしちゃいます。ダイブしない人いるんですかね?私の知り合いで、ぶっちゃけどうよという話をできる相手は、全員ダイブしてます。
1LDKにしてベッドを隔離する。最悪PCだけでもいいのですが、できれば大型テレビとソファーを置きたくて、音響にはソニーのHT-A9が気になっています。良い間取りが見つかるといいな。
で、マンション見つけた
ここまでを下書きにして3週間。
1日3~4時間くらいSUUMO見続けて、良いマンションを見つけました。都心部の1LDKって高いですね。普通に15万円では見つかりませんでした。家賃光熱費で20万円超えるコースです。分譲マンションの賃貸なので、オーナーの住宅ローンを肩代わりする現代型奴隷プランでしょう。
また最近は電気代の高騰がハンパなく、もはや東京電力などの従量電灯B/Cプランに入った方が安いレベルになりました。電力自由化で登場したプランはそのまま自由なので値上げも自由なのですが、旧来の従量電灯プランだけは国が金額を規制しているため、安くない代わりに大きな値上げもできません。上限が決まっています。そしてすでに上限に到達しています。
というわけで新しいマンションでは電気代爆発が落ち着くまで従量電灯Bにします。40Aか50Aかは迷い中です。自炊しないんけど、キッチンがIHだったんですよね。IHは瞬間最大で言えば単体で15~20Aくらい食うので、家中の電化製品全部重なったら40Aだと落ちる可能性あるな~と思い、50Aなら絶対に大丈夫でしょう。300円でその安心を買えるなら安いかな?
あと何より、前の住民が80Aで契約していたのが気がかりです。80Aが必要なほどの設備があのマンションに・・・?
と、転職&引っ越しの忙しさに振り回されているうちに9月ももう終わりが近づきました。そんな日記でした。
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スクミゾーンさん英語できないんですか?
意外なんですけど
嘘の量が凄い