【BS朝日 毎週水曜 よる8時00分放送】
幕末の英雄・坂本龍馬。京の町にはゆかりの場所が数多くあります。旅人・渡辺大さんが、「三条木屋町」周辺を巡り、龍馬が上洛してから命を落とすまでの歩みと、志を共にした仲間たちの足跡をたどります。東海道の起終点だった「三条大橋」周辺を、活動拠点としていた龍馬。激動の幕末ならではの理由で、この地を選んだと言います。その理由とは?三条通から高瀬川沿いを南へ行くと、かつてこの場所に土佐藩邸があったことを示す石碑が。また、土佐藩邸の敷地にあった「岬神社」へも行き、龍馬の息吹を感じます。龍馬の友人・武市半平太の寓居跡だった料亭には、隠し階段の痕跡や、当時のままだという床の間が残され、そのころの状況が感じられます。幕末、都の至る所で「天誅」と呼ばれる暗殺事件が横行。その現場で志士たちの想いに触れます。大政奉還の実現に力を貸したのが、土佐藩士・後藤象二郎。彼が暮らしていた場所にあるホテル館内の一角でゆかりの展示物を見学します。龍馬といえば、盟友・中岡慎太郎の存在。円山公園に建つ二人の像からその関係性を紐解きます。しかし、龍馬と中岡は近江屋で命を落とすことに。なぜ、殺されたのか?霊山歴史館で龍馬最期の瞬間を徹底解説。さらに、万が一に備えて命を守る“ある秘策”を龍馬は準備していました。今回、特別に撮影が許された称名寺で、歴史を変えたかも知れないその秘策にも迫ります。
旅人:渡辺大(俳優)