書籍

【第2級陸上特殊無線技士】おすすめの参考書3冊と効率的な使い方

  • LINEで送る

「第2級陸上特殊無線技士試験を受けようとしているけれど、参考書は何を使えばいいかわからない」
「そもそも参考書にはどんなことが書いてあるのかわからない」

そんな方々に向けて本記事では第2級陸上特殊無線技士試験の合格のために必要な参考書について説明し、おすすめ参考書についても紹介します。

養成課程講師して長年活躍する経験豊富な講師によるオンラインレッスン

資料請求でお試しテキストとサンプル講義をプレゼント

2分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)

参考書の選び方

第2級陸上特殊無線技士試験のための参考書は、試験科目を網羅的に勉強するために以下の科目1冊にまとめて記載してるものが多いです。

  • 無線工学
  • 法規

後ほどご紹介しますが、上述したものの例外として「法規」「無線工学」の科目毎の参考書もあります。

第2級陸上特殊無線技士試験はその名の通り無線を扱うための資格であるため、無線工学という試験科目があります。

従って、参考書には無線工学の基礎理論として電気回路、電子回路等をはじめとした電波の変調、機器の取り扱いについて記載されています。

法規では「電波法」をベースに用語の定義や無線設備に関する用語、通信方法などが網羅的に記載されています。

また、参考書には試験科目の他に試験日程や合格基準など、試験に関する情報が記載されていることが多いです。

上述した内容を踏まえて、参考書選びのポイントをご紹介します。

情報が網羅されているか(最新版か)

扱うテキストに記載されてある内容が試験科目をきちんと網羅していること、試験の最新の傾向を踏まえて作成されたものであることはそれぞれ参考書選びの際に最も重要なポイントの一つです。

試験内容が変わることはほぼありませんが、試験の傾向が変わることは資格試験においてよくある話です。

扱うテキストを最新版にすることで試験の傾向や出題内容を把握し、効率的に勉強することができます。

平易な文章か

次点で重要なポイントはそもそも参考書が読みやすいかどうかです。

読みやすさはすなわち理解するための速度を上げてくれるからです。

自分が使うことになる参考書のレビューを参考にすることやご自身の手にとって読んでみて、読みやすいものを参考書にすることが重要です。

参考書の使い方

実際に購入した参考書だけで試験に臨むのは得策とは言えません。

参考書をどのように使用すると効率的かを以下ご紹介します。

周回して暗記する

効率的な参考書の使用方法は、ある一定の期間中にとりあえず一度は読了してしまうことです。

闇雲にダラダラと参考書を読んでいても、次の日になったら昨日した勉強内容を半分も覚えてないというのは珍しくありません。

従って、忘れてしまうことを前提に参考書を早めに1度読了したら、もう一度初めに戻りインプット作業を続行し、次項で述べる問題集と併せて行うことで学習の効果は高まります。

何回も同じ参考書を読むというのは一見、非効率的に見えて合格への1番の近道です。

問題集(過去問集)と併せて使用し学習効率を上げる

また、参考書だけの学習よりも問題集(過去問集)と併せて学習する方が効率的です。

参考書はあくまでもインプットするための教材に他なりませんし、試験を受ける時の時間配分や問題の内容などは参考書だけで賄うことはできません。

アウトプットのための教材として問題集を使用し、試験の所要時間内で自分が何問解答することができるか把握したり、実際に出題された問題を解くことで試験問題の雰囲気についても把握することができます。

第2級陸上特殊無線技士 おすすめの参考書

上記のポイントを踏まえて、第2級陸上特殊無線技士試験の対策におすすめの参考書をご紹介します。

やさしく学ぶ 第2級陸上特殊無線技士試験

「やさしく学ぶ 第2級陸上特殊無線技士試験」は「無線工学」と「法規」を2編構成として1冊にまとめており、第2級陸上特殊無線技士試験はこの参考書1冊で十分であると言えます。

「法規」では試験に出題された法令の要点をわかりやすく解説し、「無線工学」ではイラストや図を適宜使用しながら重要なポイントを丁寧に作成されており、初学者でも使用しやすい参考書の一つと言えます。

また、各テーマごとに試験の出題傾向に応じて「練習問題」を掲載している点も効率的な学習の一助となります。

第2級陸上特殊無線技士 無線工学編

一般財団法人情報通信振興会が出版する「第2級陸上特殊無線技士 無線工学編(無線従事者養成課程用標準教科書)」は、無線従事者を養成する課程に用いられている実際の教科書です。

無線工学を網羅的に記載していること、実際に無線従事者養成課程で使用されている教科書というだけあって内容もわかりやすく、学習していて何より安心感があります。

また、無線従事者養成課程で用いられている参考書ということだけあって「工学編」「法規編」ともに、情報量は他の参考よりも充実しており網羅的な学習ができます。

そのため試験勉強のための参考書として使用することはもちろん、合格後に無線従事者として働くことになったときの基礎知識の復習の際にも使用できるといった点が大きな特徴と言えます。

第1級・第2級・国内電信級陸上特殊無線技士 法規編

「第1級・第2級・国内電信級陸上特殊無線技士 法規編(無線従事者養成課程用標準教科書)」は、前述した参考書の「法規」編です。

巻末には用語の定義、無線従事者申請書や無線局免許状などの様式を補完しており、学習から受験の申し込みまでの一連の流れがこの参考書で完結しています。

用語の定義は試験でも出題され、仔細な部分についても問われることが多いため巻末の用語の定義集は隙間時間での学習に便利です。

第2級陸上特殊無線技士の参考書の多くは「工学編」と「法規編」が1冊にまとめられているといった点で横断的な学習ができるといった利便性があります。

「工学編」と「法規編」で分かれている本書は1冊自体がコンパクトにまとめられており持ち運びがしやすく、かさばらないといった点で、参考書と過去問を併せて行う学習の際の利便性は良く、本書の魅力でもあります。

養成課程講師して長年活躍する経験豊富な講師によるオンラインレッスン

資料請求でお試しテキストとサンプル講義をプレゼント

2分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)

専門スタッフが丁寧に対応!