【BL創作】三苫薫選手と田中蒼選手の創作BL「ALLWAYS YOU」前編
テーマ:BL創作
お待たせしました!
やっと
三苫薫選手と田中蒼選手の創作BL
お届けいたしますよー!
さて
この創作のいきさつですが・・・
クロアチア対日本
W杯のトーナメントの
日本敗退で
けっきょく
書くことに決めたこのBL創作。
経緯としては
スペイン戦に勝った時
テンション上がって
こんなツイートを・・・。
誰も突っ込んでくれなかった!
しかも
いいねついてる!!!!
結果
いろいろと思うことあって
書くことに決めたこのBL創作。
そのあたりの記事はこちら
↓
ちなみに
ご本人たちは
いたって
仲の良い友人同士だそうで
三苫選手は今年にはご結婚されていて
田中選手のほうは
お付き合いされている女性もいるとのこと。
だからこそ・・・
ならなおさら
書いてもいいですよね???
(語気強めで)
いや
こういうのは
本人の許可がいるのかどうか
わからないんですが
完全フィクションとして
許可して欲しい!
でも
苦情は受け付けます。
(ファンの皆様ごめんなさい)
ところで
三苫選手と田中選手の創作BL「ALLWAYS YOU」ですが
実はですね
私がヘビロテしている
タイBLドラマ
「Cutie Pie Series」OSTの中の
(曲は知ってるのにドラマはまだ私見れてないんです。スミマセン)
Zee Prukさんの歌う
”Always You”からいただきました。
何度聞いても
Zee Prukさんの甘い歌声と
切ない歌詞が
とっても素敵な曲で
大好きなんですー。
ファンの方には
全然似てない!って怒られそうですから
ここだけの話
小さい声でいいますが・・・
田中選手をみたとき
Zee Prukさんに似ている!と思ったのは
私だけでしょうか?
Zee Prukさん
田中選手
とってもイケメンです!
三苫選手と田中選手も
イケメンお二人なので
とってもお似合いなんです!
なんなら
三苫選手と田中選手のBLなら
本国タイでも話題になりそうな・・・
いやいや
妄想が暴走しましたねー。
ちなみに
「Cutie Pie Series」の
Zee Prukさんのお相手
nu newさんはお付き合いされているそうで
(とってもかわいいんです)
切ない歌詞とは裏腹に
とってもとっても
甘くて幸せに包まれている
お二人なんです。
(タイ沼の推し活情報をどさくさにまぎれて
もれなく入れてみました。)
BL創作にあたって
とりあえず
ネタ元の情報をあさり
フィクションだけど
なるべく想像で
リアルさと
ありえそうなシーンを描くようにしています。
でね
私の変態フィルターを通過すると
どうやら
田中選手のほうの思いが大きそう。
僕の片思いなんて言ってます!
(そういう意味じゃないです)
そして
きっと
彼もそう思っていると思います!
といってますねー。
三苫選手は
縁だねと受け止めている感じ・・・。
(そうなんでしょうか?)
そのまんま
”Allways You”
この曲の歌詞そのもの。
いつもあなたのそばにいたい・・・
その資格があるならって。
お二人の美しい友情が
永遠に続くこと
そして
W杯のPK戦とか
いろいろと
日本代表
一人のサポーターとして
言いたいことを盛り込んで
Zee Prukさんの「ALLWAYS YOU」をお借りして
創作してみました。
特に
サッカーファンには
楽しめる内容盛り込んでますよ。
どうせなら
ご本人の
お二人にも読んで欲しいので
私にしては
めずらしくエロくないです。
でも
ちょっとだけいい感じなシーンはあります。
では
三苫選手と田中選手の創作BL「ALLWAYS YOU」前編
はじまりー
ぱちぱち
三苫薫選手 M
田中蒼選手 T
クロアチアとのPK。
Mの中で
うまくいくシーンを想像していた。
蹴った瞬間
キーパーの姿も
自分がどうしたのかも覚えていない。
気づいたときは
Tが涙目で自分に近づいていて
自分の肩を抱いていた。
試合が終わり
日本が負けたこと
ここですべてが終わってしまうことが
信じられなかった。
会見の時も
自分が何を言ったか覚えていない。
みんなが言葉なく静かに歩いて
すすり泣く声も聞こえる。
終わってしまった。
まだ行けると信じていた。
ここで終わらないって信じていた。
どうやって
帰ったのかも覚えていない。
チームメイトの言葉も
ロッカールームでかけられた言葉も
今、自分が何をしたらいいかもわからない。
ホテルに戻るとき
Tが声をかけた。
T 「M、部屋いってもいい?ちょっと話したいことあるから。」
M 「家族とかに連絡した後ならいいよ。30分後」
T 「うん。」
暗い顔のMは素っ気なく答えた。
◆
30分後
T 「僕だけど」
M 「ああ、入っていいよ」
田中はすっとドアを開け
中にいるMを見た。
暗い顔のまま
ベッドに座り
スマホをみていた。
T 「これ、ほんとは日本優勝って時に飲もうと思ってたんだけど・・・」
照れくさそうに
TはMに瓶ビールを差し出した。
M 「これ、おまえいつ買ったの?」
驚きながらTからビールを受け取った。
Mの横に座りながら
冷えたビールを戦利品のように掲げて得意げに言った。
T 「スタッフに頼んで空港に着いたとき買ってきてもらったんだ。
知ってる?これ一本で2000円なんだぞ。」
M 「えー!高いなー」
答えたものの
Mの声には張りがなく、いつものような感じでもなかった。
T 「負けたけど、二人で一点入れたんだから祝わないと!」
から元気な声でTはいった。
M 「そうだな・・・。スペイン戦の一点は大きかったな。」
もうずいぶんと昔のことのように感じた。
たしかに戦った。
あのスペインとの試合。
MのアシストでTが蹴り出した一点。
あのスペインに勝った!
夢のような出来事だった。
W杯にはいつもマジックがある。
この一ヶ月間は
ここでなら見てはならない夢を見てもいい。
そんな不思議な魔法に満ちた場所なんだ。
負けても勝っても
結果がすべて
負けた者はその場から消え
勝った者は
勝利の甘美に浸ることを許される。
4年に一度のお祭りなんだ。
思いに沈んでいるMに声をかけた。
T 「とにかく、飲もう!乾杯!」
M 「乾杯!」
◆
負けた悔しさと
悲しさとで
二人は
話す気力もなく
しばらく静かに飲み続けた。
M 「そういえば、話したいことって何?」
Mがふと言葉にした。
T 「うん、あのさ・・・」
言いにくそうにTが言った。
T 「会見、みてたけど・・・
まずは次に日本代表、選ばれてからでも良くない?
なんか、Mが日本背負ってる感じがしたから」
Mは何をいわれたのかわからなかった。
会見?
俺はなんか言ったかな???
Mが顔をこわばらせているのを見て
Tは気づいた。
T 「・・・もしかして、覚えてない?何言ったか?」
M 「・・・ああ、あんまり覚えない。」
T 「何だよ!会見で泣いてたじゃん!心配したんだよ!」
TはMの今の様子を見て
PKのことや会見で言ったことなど
ショックが大きくてあまり覚えていないことがわかった。
M 「ごめん・・・。なんて言ってた?」
T 「次のW杯はもっと実力つけてって・・・。」
Mは
みんながこの試合で勝つと思ってたし
試合から離れたら
これで終わりって思いたくなかったから
次の試合って思いたかった。
そんな思いがあったからこそ
Mは切羽詰まった気持ちを会見にぶつけていたのかもしれない。
MはTが心配してくれていることに
素直に感謝した。
M 「ごめん、覚えてないけど・・・。ありがとう・・・」
Tは今までの心配した思いを吹き飛ばすように
ふーっとため息をついていった。
T 「PKで外したときも、すげー心配した。駄目だったこと引きずるなよ。」
MはTの言葉を受け止めていた。
PKで外した瞬間
時が止まった。
悔しくて涙が出た。
ベスト8に行けるはずだった。
ブラジルと戦う用意は出来ていた。
ここで終わるなんて。
また涙が出てきた。
と
続きは
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