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●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン
vol.010 2011年12月21日 発行
【ポルノ被害と性暴力を考える会】
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先月の20日に、第3回「ポルノ被害と女性・子どもの人権シンポジウム」
として「子どもたちの日常を取りまく性被害~学校・ストリート・施設」を
開催しました。他に多くの企画が重なっていたにもかかわらず、160名以
上の参加を得ることができ、大成功を収めることができました。学校、施設、
ストリートのそれぞれの現場で多くの子どもたちと接してきたパネリストの
方たちによるリアルで具体的な話に、多くの参加者は大いに感銘を受けたよ
うでした。以下、感想文の一部を引用させていただきます。
・「養護施設・ストリート・学校のそれぞれの非常にしっかりした職場感覚
の強い方々のお話は、本当に貴重で、見すごされがちな問題を論じていると
感じた」
・「子どもが性被害にあう環境が身近なところにあること。そして、”自分の
居場所”を求めて。意志に反して自ら飛び込むこと。そんな子ども達がいるこ
とは分かっていても手を差し伸べられない現実。そんな環境をつくりだして
いるのは、われわれ大人だということ。改めて考えさせられるとともに、一日
も早く、そして、1人でも、加害者・被害者にならないよう願うばかりです」
・「それぞれの方が日々関わっている子どもたちの実態を聞くことができて本
当に勉強になった。とても充実していて、長時間が短く感じた。今日の橘さん
の話の中で、”「行政の機関だから信用して任せる」というのではなく、「こ
の人なら信頼して協力し合える」と思える人と一緒に協力している”というお
話があったが、本当に、立場にかかわらず、協力できる人・できない人がいる
だろうと思う」
・「子どもの性被害に取り組む最良の講師でした。子どもたちの声をきく場づ
くりが必要だと痛感しました。その方法を具体的に実行するには、少しでも関
心を持つ人たちを数多く作ることが第一でしょう」
・「パネリストの人選がよかったです。それぞれのパネラーから充実したお話
をきけてよかったです」
・「子どもの性被害の現場にいる方の話を伺うことができ、何が問題なのか具
体的によくわかった。司会の方が話のポイントを良くまとめてくださった」
・「学校で施設で、街中でと、現在の子どもたちの実情を、生の声で届いたよ
うに感じました」
・「こういうシンポジストの組み合わせでシンポジウムが開催されること自体
が稀なように思われ、おもしろかったです」
・「橘ジュンコさんの熱さに感動しました。いろいろな立場の人々が力を合わ
せて、この難しい問題を解決していきたいですね」
・「実際に現場で子供たちに接している方々から、表面からではない話を聞く
ことができた」
・「パネリストの方々の立場がさまざまだったので、異なる視点からの話がう
かがえてよかったです」
・「さまざまな立場の先生方から現状、問題点の指摘から、子どもの人権を守
るために何をしていく必要があるのか考えさせられた。声をくみとり、問題を
広く知るよう、多くの人が関心を持つこと、社会全体で支えていくことに向け
ての具体的な取り組みを考えていくことが大切であると感じた」
・「本人が安心して生きられる場や生き直しができる環境が少ない、という意
味では、社会が子どもをネグレクトしているといえるのだと思います」
・「立場の違う3人の方々のお話が聞けてよかった。学校・施設・ストリート、
どこも身近でありながら、「実際のところ」の話はなかなか聞けない(いろい
ろな壁にはばまれており、しかもネガティブと捉えられる事柄だから)。長時
間だったが、それでも語りつくせない問題だと改めて感じた」
・「画期的な、そして今求められている企画をありがとうございます」
・「学校や施設の立場から登壇できることはまだまだ難しい中、お話いただい
た金子さん、早川さんに感謝します」
・「家、学校、施設と子どもがいる所、どこでも性被害がある実態がわかりま
した。質問にも誠意を持って答えてくれました」
・「現状を何とかしたいと思って情報を探ったりしましたが、こんなにひたむ
きで活力のある活動を知ることができて嬉しく思います。お三方とも、それぞ
れの現場で熱心に取り組まれていて、実態がわかると共に希望が持てました」
・「施設など公的な機関につながれない子どもたち、つながるのが難しい子ど
もたちに対して、粘り強くつきあって継続的な見守りをしていくことの難しさ
や必要性を強く再認識しました」
・「それぞれの方の立場、フィールドのお話はとても刺激的で、いろいろと考
えさせられるものばかりでした。シンポジウムの中で何度かあったように、ポ
ルノや性被害の問題については構造的な視点をもって考えなくてはいけないこ
とを改めて感じました」
12月6日の会議では、今回のシンポジウムに関する総括を行なうとともに、
来年の第4回シンポジウムについても基本的な方向性について話し合いをしま
した。複数の外国からゲストを呼び、諸外国の先進的な事例を学ぶ企画にして
はどうか、という方向性が出されました。より具体的な内容が決まりしだい、
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