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●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン
vol.001 2010年06月30日 発行
【ポルノ被害と性暴力を考える会】
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■メールマガジン発行のご挨拶
まだ6月だというのに、すでに蒸し暑い日々が続いています。みなさま
いかがおすごしでしょうか。
昨年は「ポルノ被害と女性・子供の人権」のシンポジウムに参加して
いただき、まことにありがとうございます。あれからすでに半年が経ち、
会としての新たな活動をスタートさせています。
この間の活動について簡単にご報告させていただきます。シンポジウ
ムは200名以上の参加で大成功を収め、収支的にも当日の資料代とカ
ンパ、後日当会に寄せていただいた寄付などのおかげで、赤字を出さず
にすみました。まったく手持ちの資金がない状態から始めたこの運動で
すが、みなさまのご協力のおかげで、ここまで来ることができました。
まことにありがとうございます。
その後、このシンポジウムの成果を報告書にまとめようと、東京ウィ
メンズプラザの助成金を得たうえで、4月に『DV被害とポルノ被害―
―社会の性暴力化に抗して』と題して135頁もの充実した報告書を出
すことができました。第1部が「DV被害の現場から」として、婦人保
護施設におけるDV被害者に対する支援などの経験や今後の課題、当事
者の語りなどを掲載しました。第2部は「ポルノ被害と女性・子どもの
人権」シンポジウムから、として、昨年のシンポジウムの報告をいくつ
か修正の上掲載しました。末尾には資料として、当日の参加者からの意
見や感想、質問などを掲載しました。現在、まだ多少残部がありますの
で、所望される方は、メールでお知らせください。
現在、当会は、2つの大きな活動に取り組んでいます。
1つは、昨年のシンポジウムの成果をさらに内容的に充実させて、1冊
の著作にしようと計画し、着々と進行しています。表題は未定ですが、
A5版で250頁ほどの著作を構想しており、ポルノ被害の問題に多角
的に取り組むものにする予定です。今年の11月には発行できればと
思っています。
もう1つは、昨年のシンポを踏まえて、シンポジウムのパート2を今
年の11月末か12月はじめに開催しようと、現在計画中です。主な報
告者としては、エクパット・インターナショナルの方をお招きしようと思
っています。
会として今後とも活動を発展させていく所存ですが、何しろ資金のほ
とんどない団体ですので、何らかの助成金制度を利用せざるをえません。
現在、さまざま助成制度の活用の可能性を探っているところです。また
みなさまからのご寄付も引き続き募っておりますので、よろしくお願い
します。
このメルマガは月に1度か2度の割合で今後とも発行していく予定です。
これからもよろしくお願いします。 (M) http://www.phpaide.com/?langue=fr