SMBCグループ
ベトナムに次のS M B Cを。私ならではの視点が武器になる。

#マルチフランチャイズ戦略

#東南アジア

コーポレートスタッフ部門

事業開発部

2012年 入行

Prologue

「日本のメガバンク」から「アジアのグローバルバンク」へ。成長著しいアジア市場で本格的な商業銀行の設立を目指し、SMBCはグローバルを舞台とした過去に類を見ない規模の試みに挑んでいる。その要となる実行部隊が事業開発部だ。 世界が注目する、失敗の許されないプロジェクト。大きな重圧を背負いながらSMBCのネクストステージを切り拓く、一人のグローバルバンカーにスポットを当てた—。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。

Missionベトナムに次の
SMBCを創る。 かつてないスケールの
ミッションに挑む。

私が所属する事業開発部のミッションは、SMBCが掲げる「マルチフランチャイズ戦略」を実現させることです。「マルチフランチャイズ戦略」とは世界でも群を抜く経済成長を見せるアジア市場で、現地に根ざした商業銀行を築き上げ、第2、第3のSMBCを創生していく戦略のことです。これから先、SMBCが真のグローバルバンクとして存在感を高めていくために、この計画の成功は必要不可欠。SMBCにとっての大きな一歩を私たちのアイデアでリードしていく、非常にチャレンジングな業務です。 そんな事業開発部のなかで、私が向き合っているのはベトナム市場です。世界15位の人口を抱えるこの成長マーケットでフルバンキングサービス(法人と個人、両者に向けて金融サービスを提供すること)の実現を目指しています。海外展開をする金融機関は全世界に数多くありますが、そのほとんどが自国以外では法人のお客さまに向けたサービスを中心に事業展開しています。個人のお客さまにまで踏み込んだサービスの提供はまだ行き届いていないのが現状なのです。 私は、他のグローバルな金融機関に先駆けてベトナムでSMBCを根付かせ、個人向けの預金や住宅ローンといった国民生活に根ざしたフルバンキングサービスを提供したいという強い思いを持っています。SMBCのハノイとホーチミン二つの支店と、出資した地場銀行を通じて、日系企業だけでなく、ベトナムの人々に本当に必要とされる銀行の在り方を日々考えています。

Breakthrough一人の想いから
ビジネスが生まれる。 企画は私らしさが
活きる場所。

ベトナムの人々から必要とされる銀行になるために、ベトナムという国の商習慣やライフスタイルを理解することが非常に重要になります。そのときにベトナム出身である私ならではの視点がビジネスに活かされた出来事があります。 20歳までベトナムで暮らしてきた私が、SMBCに入行してまず驚いたのはサービスのきめ細やかさでした。お客さまそれぞれのニーズに応えるため様々なソリューションが用意され、一人ひとりに最適なプランをお客さまと二人三脚になって考えていく。その姿勢が私にはとても素晴らしいものに映りました。実は、ベトナムの地場銀行が提供するサービスはで、預金、融資、為替をベースにした基本的なものに留まります。SMBCの高いクオリティは必ずベトナムでも通用するはずだと考えました。そして、何より私の想いとしてと強く感じたのです。上司や同僚が私のバックグラウンドだからこその着眼と強い想いに共感してくれて、現在ではSMBC内の関係部やグループ会社を巻き込んで「ベトナムの人々にSMBCのサービスクオリティを届ける」ことをコンセプトに、様々な企画を進めています。 私が取り組む業務は一般的に“企画”と呼ばれる領域です。企画業務は、自分ならではの発想でビジネスを創っていくことができる非常にクリエイティブな仕事だと言えます。私の想いを、周りのメンバーがサポートしてくれて、一緒になって実現していくことができる。自分の個性が活かせる企画という業務に、私は大きなやりがいを感じています。といった自由な発想で、企画を楽しんでいます。

Ambition世界で活躍する
グローバルバンカーに。 SMBCは夢を
実現させる場所。

アジアに次のSMBCを創り上げることは会社のビジョンですが、同時に私自身のビジョンでもあります。そしてその先には、という私の目標があります。新人で配属された支店や法人営業部の時代も、トレーニー制度でロンドンにいた時代も、もちろん今の部署でも、本当に私は周りの人たちに恵まれてきました。入行してから8年が経ちましたが、ずっと自分のなかに目標を持つことができているのは、刺激をくれる人が身近にいるからだと思います。彼らのおかげで、今の自分がいるとも感じています。これからも私は、自分の夢を実現する場所として、SMBCでやっていきたいと思います。それが今の気持ちです。 就職活動をしていた当時、私は金融機関というのは留学生にとってすごくハードルが高い場所だと思っていました。しかし、金融機関も時代と共に進化していて、既にグローバルな企業に変わっています。外国籍だからこその強みを生かして活躍できるフィールドがたくさんあります。これから社会に出る学生の皆さんには、可能性を狭めることなく、自分の「やりたい」という想いにまっすぐでいて欲しいなと思います。

Career

2012年に新卒入行。入行後に配属となった上野支店、上野法人営業第二部で法人顧客の海外進出をサポートするファイナンシャルソリューションを提供。その後、欧州三井住友銀行(本社:ロンドン)赴任を経験した後、現職に。SMBCが掲げるマルチフランチャイズ戦略の実行部隊の一員として、ベトナムでのSMBCのプレゼンス拡大に奮闘中。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。

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