SMBCグループ
ベンチャーに挑む人を金融の力で支えたい。毎日が真剣勝負だ

#ベンチャー企業支援

齋藤 健太郎

ホールセール部門

成長事業開発部

グループ長

1999年 入行

Prologue

急速な拡大を見せる日本のベンチャー市場。しかし、世界に目を向ければ日本のベンチャー企業への投資額は米国の約50分の1にとどまるなど、ベンチャー企業の成長支援やイノベーション促進は、日本経済の成長において重要な課題となっている。 今、注目が集まりつつあるベンチャー支援にいち早く取り組み、長きにわたり情熱を注ぎ続ける一人のバンカーの熱い想いに迫る—。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。

MissionSMBCグループの
ソリューションを活かし ベンチャー企業を
多方面から支援する。

成長事業開発部は、ベンチャー企業への投融資の推進、 IPO(株式上場)支援、ビジネスマッチングなどを通じて、ベンチャー企業の成長を支援しています。SMBC として提供できる金融サービスのみにとどまらず、SMBCグループ各社が持つソリューションを活用してベンチャー企業の成長ステージとニーズに応じた支援を提供しています。各社が連携したシームレスな支援体制を実現させるため、その中核としてネットワークを機能させることも私たちの重要なミッションです。 大企業には「新規事業を開発したいが自社内に技術やアイディアが足りない」という課題があり、ベンチャー企業には「技術やアイディアを実現させたいがリソースが足りない」という課題があります。この両者の橋渡しをしていくことがベンチャー企業の成長には欠かせません。SMBCは長い歴史を通じて、上場企業から中小企業まで幅広いお取引関係を築いてきました。この膨大な顧客基盤を活かし、それぞれのニーズを引き合わせる橋渡し役となっていくこと。それこそがSMBCが果たすべき大切な役割の一つだと考えています。SMBCしかし、お客さまのビジネスが成功することで、あらゆる金融サービスの需要が生まれ、私たちをまた必要としていただけるわけです。つまりなのです。

Breakthrough長年の念願だった
ベンチャー支援。 ど真ん中でやれている
今が一番幸せ。

私は「ベンチャー企業を支援したい」という志を就職活動のときから抱いていました。当時「自分で起業したい」という気持ちもありましたが、現在よりも起業のハードルははるかに高い時代でした。しかし、という想いが芽生えたのです。自分で世の中を変えるようなビジネスを立ち上げることは難しいが、、と。そうしてベンチャー支援という自分の軸が定まっていき、この想いに高い関心を寄せてくれたSMBCに入行を決めました。その気持ちは今でも全く変わっていません。余談ですが、就職活動中に私を入行に導いてくれた人事部のご担当者は、現在の部署の担当役員になり、今でも暖かく私を見守ってくれています。これもご縁ですね。 SMBCに入行後、私はずっとベンチャー支援への想いを訴え続けてきました。私の20年間の銀行員生活で最初で最後なのですが、7自分がやりたい業務にもっと直接的に関わることができる環境にいきたいと気持ちが傾いていたんです。しかし、ちょうどそんなとき、ベンチャーキャピタル(現SMBCベンチャーキャピタル)への出向という形で、会社が私の希望を叶えてくれました。その後は一貫してベンチャー企業の支援に携わらせてもらっています。現在の気概としては、SMBC と。「私がSMBCの先頭に立って世の中のベンチャー企業を強くしていくんだ」という気持ちで業務に取り組んでいます。 成長事業開発部は2017年に新設された部署なのですが、前身は一部署の一つの課(グループ)でした。私は、ベンチャー企業が求めていることに対してより多岐にわたるサポートができる体制をつくるべきだ、と強く感じていました。同じ考えを持った仲間と、その実現に向けて動いたことが、現在の成長事業開発部という部署ができたきっかけの一つだったと思います。課から部になったということは、SMBCとしてよりベンチャー企業の支援を強化していくという意志の現れだと捉えています。 紆余曲折はありましたが、学生時代からの念願であったベンチャー支援をど真ん中でやらせてもらっている今が一番幸せだと感じています。

Ambitionベンチャーマーケットの
ナンバーワンに。 毎日が真剣勝負。

ベンチャー企業は資金が少なく、人員も十分にいない、ビジネスとしての実績もこれから、という状態にあることが多いので、話せば話すほどいろいろな課題が出てきます。そんな不安定な状態ではあるけれど将来ものすごく大きくなる可能性を秘めているところに、私は興味を惹かれるんです。私は、昨年度100人近いベンチャー企業の社長にお会いしましたが、非常に優秀かつ情熱を持った方ばかりで大変刺激になりました。支援させていただいた会社やその社長が飛躍を遂げて世の中を変えていく姿を見る瞬間が、私にとって何よりの喜びです。「あの会社、こんなに大きくなったんだ」、「こんなに世の中に影響を与えているんだ」と、その活躍に感動を覚えることも多いです。 ベンチャー支援業務というのはまだまだ銀行のなかで本流ではないと思っています。アメリカと比べると日本のベンチャー企業への投資額は約50分の1に過ぎません。しかし、逆に言えば日本のベンチャーマーケットはこれからもっと伸びていく可能性に満ちた領域とも言えます。そこでいかにSMBCがナンバーワンになっていくか、です。私はこれからもこの仕事に情熱を注ぎ続けたいと思います。

Career

1999年に新卒入行。入行後、新橋支店に配属となる。その後、目黒法人営業部と京橋法人営業部で法人営業に励む。それからSMBCベンチャーキャピタルへの出向、ホールセール統括部を経て、現職である成長事業開発部に着任。ベンチャー企業支援事業の中心となり業務のさらなる拡大に情熱を燃やしている。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。部門名は取材当時のものと異なる場合があります。

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