1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

長井秀和が語る“芸能界と創価学会”「入信すれば仕事がもらえるほど甘くない」

NEWSポストセブン / 2022年12月3日 7時15分

「私がテレビに出始めた頃、ある大物学会芸能人から、“連絡先を交換しよう”と言われました。ほかに若手芸人がいる中で私に声がかかったのは、『同志』だからです。学会員は同じ学会員を同志と呼ぶんです。芸能界では誰が同志なのかは、カミングアウトしなければなかなかわかりません。でも、学会員内で“この人は学会員”といったような情報が回ることがあるんですよね。そういった情報を『同志リスト』と呼んでいました。

 そうして学会芸能人同士が結びついていくわけですが、大御所とプライベートでのつながりがあれば、例えばバラエティー番組でのエピソードトークなどに事欠かず重宝される。そうした人脈をうまく“武器”として使えるなら、学会芸能人になることのメリットと言えるかもしれません」

 創価学会芸術部と芸能界は、秘密の関係を脈々と続けてきた。ジャーナリストの乙骨正生氏が説明する。

「学会員の高齢化などによって公明党の得票は伸び悩むことが増え、新型コロナの影響でセミナー開催や戸別訪問による個人指導ができなかったため、貴重な収入源である“財務(献金)”も総額が減少していると報じられています。票や会員の獲得に、芸術部の動員は大きな影響を与えています。今後も学会は芸術部を上手に使い、組織の拡大や結束の強化を図るでしょう」

 宗教と芸能界の地下水脈は決して表に出ることなく、これからも続いていく。

※女性セブン2022年12月15日号

CCPA Notice
あなたにオススメ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング