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就活生が希望する業界は「IT・ソフトウェア・情報処理業界」 働きたくない業界は「介護・福祉」が最多に

まいどなニュース / 2022年12月11日 16時20分

就活生が志望する業界は? ※画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)

就職活動において大学生のみなさんはどの業界で働きたいと思っているのでしょうか。2023年卒~2026年卒の大学生男女に、志望する業界について調査をしたところ、最も多かったのは「IT・ソフトウェア・情報処理業界」でした。その一方で、働きたくない業界は「介護・福祉」が最多だったそうです。

株式会社インタツアー(東京都港区)が、「23〜26卒業界別志望度・関心度調査」と題して2022年9月にインターネット上で実施した調査で、23卒(214人)、24卒(493人)、25卒(173人)、26卒(61人)の大学生941人から回答を得たといいます。

まず、全19業界の中から「志望業界」を3つ選んでもらったところ、最も志望度が高かった業界は「IT・ソフトウェア・情報処理業界」(30.3%)でした。

次いで、「広告・出版・マスコミ」(25.3%)、「食品メーカー」(21.8%)、「商社(総合)」(20.1%)、「人材」(17.1%)が上位に並びました。

また、最も志望度が高い「IT・ソフトウェア・情報処理業界」を選んだ理由については、「将来性がある」(54.9%)、「スキルが身につく」(41.5%)が上位に挙げられ、多くの学生が、今後伸びる業界であり、積んだ経験が今後のキャリアにプラスに働くと考えていることがうかがえました。

一方、「志望しない理由」の上位には「自分に合っていない」(40.6%)、「今までの経験が活かせない」(37.2%)などが上位に挙げられたほか、「精神的に大変」(31.0%)の回答も多いことから、ストレスフルで負荷の高い仕事というイメージを持っていることがうかがえたといいます。

他方で、「志望しない業界」を3つ答えてもらったところ、「介護・福祉」(46.1%)が突出して高く、次いで、「建設・建築」(26.1%)、「機械メーカー」(23.8 %)、「官公庁・公社・団体」(19.1%)、「食品メーカー」(17.9%)が続きました。

さらに、「志望業界」「非志望業界」のいずれにも選択されなかった「無関心な業界」では、「その他メーカー」(83.2%)、「インフラ」(82.7%)、「物流」(82.1%)、「小売」(80.8%)、「レジャー・アミューズメント」(80.2%)といった業界が上位に挙げられたそうです。

最後に、「最も志望度が高い業界、低い業界それぞれについての理解度」を10段階で聞いたところ、「志望度の高い業界」についての理解度は、「8」(20.9%)が最も多く、平均値は「6.65」となった一方で、「志望度の低い業界」についての理解度は、「3」(16.6%)が最も多く、平均値は「4.17」という結果になりました。

また、「志望度が高い業界」では、業界研究や企業研究がある程度進められていることから、「志望する理由」は具体的なイメージに基づいた回答となっていると考えられる一方で、「志望度の低い業界」については理解度が低いため、「志望しない理由」は漠然とした印象で回答されていることがうかがえたそうです。

調査結果を踏まえて同社は「志望度の低い業界では、学生向けの情報発信の際に、理解度が低いことを前提に提供する情報を組み立てる必要があります」とコメントしています。

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