ここで少し、チュウの瞑想について触れておこう。
オウムにおいて、解脱を目指す瞑想法の中心にあるのは、グルヨーガとツァンダリーである。
したがって、グルヨーガマイトレーヤ、大乗のツァンダリー、バルドーイニシエーションの三つは、やりたい人は必要に応じてやればいいという程度のものである。
チュウの瞑想もこれと同様で、必要ならやればいい。
チュウの瞑想を行うことで、地獄のカルマを切り、修行に必要な功徳を積むことが出来る。
当然に、地獄のカルマがなく、必要な功徳を持つ魂は、いきなりというか普通にツァンダリーをやれば、それで十分である。
チュウ以外にも、オウムには実に様々な修行法があるが、それらは基本的に未熟な修行者がツァンダリーを行うために必要な準備のため、その資格を得るための条件の修行として位置づけられている。
では、チュウの瞑想の解説を。
蓮華座で座る。
頭頂から変化身を抜け出させる。(笑)
変化身が目の前の床に降り立つ。
と同時に、振り向きざまに、手に持った刀で自分の首を切り落とす。
後は煮るなり焼くなり好きにして供養をする。
これがチュウの瞑想法である。
供養をする対象は、グルとシヴァ大神とすべての真理勝者方、非形状界の神々、形状界の神々、愛欲天の神々、意識堕落天の神々などなどであるのだが、それだけでなく欲六界すべての生きとし生ける者すべてに対して供養を行う。
もちろん、ゴキブリや蛆虫に対しても供養するし、地獄や餓鬼の世界の住人たちにも供養する。
そして、最後に何をするのか、である。