社労士試験の難易度は大学入試や偏差値でいえば、どの大学と同じ難易度なのでしょうか?
社労士に興味を持っている方は、わかりやすい例を参考に難易度のイメージがつかみたいですよね。
当コラムでは、社労士試験の難易度は大学入試や偏差値でいうと、どのくらいなのか解説し
難易度が高い社労士試験
資格試験は沢山あるもの、その中でも社労士試験の難易度は高い部類に属します。
社労士試験の例年の合格率は6~7%程度となっており、毎年10%を下回っているため低い水準にあるといえます。
毎年3万人を超える多くのが社労士試験を受験しますが、合格できるのはその内2000人ほどであり毎年多くの方が不合格となっていることが分かります。
難易度が高い理由としては、①社労士試験の試験範囲が広いこと、②総得点のみならず各科目にも合格基準点が設定されていることがあります。
社労士試験の難易度を大学入試に例えるとどのくらい?
そもそも、社労士試験と大学入試は比べられるものではないですが、社労士試験の難易度を具体的にイメージしていただくため、社労士試験の難易度を大学入試に例えることにします。
以下の表は、資格別の難易度を大学の偏差値に合わせて比較したものです。
| 難易度 | 資格 | 大学 |
| S | 司法試験・予備試験・公認会計士・国家総合職 | 東京大学・一橋大学・京都大学 等 |
| A | 司法書士・弁理士・税理士・不動産鑑定士 | 東北大学・慶応大学・早稲田大学・神戸大学・筑波大学・千葉大学・名古屋大学・九州大学・東京工業大学 等 |
| B | 土地家屋調査士・社労士・中小企業診断士・行政書士・国家一般職・マンション管理士・簿記1級 | 北海道大学・お茶の水女子大学・青山学院大学・明治大学・関西学院大学・立命館大学 等 |
| C | 宅建士・管理業務主任者・通関士・FP技能士1級 | その他の大学 |
目安としては東北大学や東京外国語大学、早稲田大学などの大学入試よりは難しくないでしょう。
ただし、北海道大学や青山学院大学、関西学院大学等の大学入試と同等の難易度で、社労士は難しい試験であることがうかがえます。
次に、社労士試験を他の資格の難易度と比較してみますと、難易度Sの司法試験や公認会計士試験、難易度Aの弁理士試験や税理士試験といった国内でも非常に難しいといわれる資格よりは難しくありません。
しかし、社労士はそれに次ぐ難易度の試験となっています。
このように、大学入試の難易度を目安にみると、社労士試験は難しい試験であり、しっかりと勉強しなければ合格できないことが分かります。
社労士試験の難易度を偏差値で表すとどのくらい?
社労士試験の難易度は、偏差値で表現できるようなものではないものの、目安を挙げるとすれば以下のようなイメージと考えられます。
| 資格名 | 偏差値 |
| 司法試験・予備試験・公認会計士・国家総合職 | 70~73 |
| 弁理士・税理士・不動産鑑定士 | 65~69 |
| 土地家屋調査士・社労士・中小企業診断士・行政書士・国家一般職・マンション管理士・簿記1級 | 60~64 |
| 宅建士・管理業務主任者・通関士・FP技能士1級 | 55~59 |
各大学の偏差値を参考に、上記で挙げた資格の難易度を偏差値で表すと、社労士は偏差値60~64ほどとなっています。
偏差値60以上といえば、全大学入試の受験者のうち、およそ上位15%以内に入るようなものとなっており、簡単に入ることができるものではありません。
特に、社労士試験は働きながら試験を受験する人が多いので、仕事の合間や通勤時間を利用し効率良く学習していくことが重要です。
社労士試験合格者と出身大学の関連性
社労士試験の合格者ですが、学歴や出身大学は関係ないと考えられます。
厚生労働省の『第52回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成』を見てみますと、20歳代以下から60歳代以上まで様々な年齢の方が合格しています。
また、職業別構成や男女別構成を見ても色々な職業の方が合格しており、様々な学歴や出身大学の方が合格していると推察できます。
よって、社労士試験は学歴や出身大学に関係なく、しっかりと勉強し、知識を身につけた方が合格できる試験であるといえます。
※関連コラム「社労士試験の難易度を他の資格と比較しながら解説!なぜ難しい?」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
社労士試験は簡単な試験ではないものの、合格すればキャリアアップや労務管理のエキスパートとして働くことができます。
資格取得を目指して勉強をしてみてはいかがでしょうか?