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パーティ構築理論-双極子モーメント理論-[バトレボ・BW]

パーティ構築をする時に自然と使っているはずの思考を定義し、理論を作ります。パーティ構築の際のプラスになると嬉しいです。

まず、双極子モーメントと書きましたが、別に名前はなんでもいいです。イメージとして、ベクトルのようなものをイメージしたいので双極子モーメントと書いただけです。

ここでいう双極子モーメントとは、役割の大きさの事です。パーティを構築する時に、役割重視のポケモンを採用するとパーティの双極子モーメントが大きくなり、裏にはそれを打ち消すポケモンが必要になります。

意味が分からないと思うので、例で書くとすると、バンギラスをパーティに組み込むと、その裏にはドータクンやスイクンなどのポケモンが必要になるという事です。バンギラスは、役割を大切にしないといけないポケモンなので、裏にはバンギラスの役割を維持する為に、ドータクン.スイクンのような安定した役割を持てるポケモンが必要になります。

次に、ガブリアスを採用した場合を考えると、ガブリアスは役割を持たないエースなので特定のポケモンを遂行する為に常に落とされないように動かす必要がありません。なので、ガブリアスのようなポケモンは、役割が少ない→パーティ構築で裏の存在を気にする必要性が低い→双極子モーメントが小さいと言えます。

例えば、結論パーティで考えます。
ガブリアス
バンギラス
メタグロス
サンダー
スイクン
ボーマンダ
これらの中では、バンギラスとスイクンがダントツで役割重視であり、次にサンダーなどがきます。
逆に、ガブリアスやメタグロスなどは、基本的にタイマンで戦うポケモンなので、裏に与える影響は小さくなります。
バンギラスを構築に組みこむ時と、選出する時はスイクンの存在が大切になりますが、ガブリアスやメタグロスの選出をする時は、裏への依存が小さくなります。

役割理論で考えると当然の事ですが、パーティ構築をする際に、採用する時のメリットデメリットについて考えやすくなると思います。

今バトレボで使っているパーティを晒します。
ガブリアス@気合の襷
バンギラス@拘りスカーフ
ハッサム@拘り鉢巻
ライコウ@ラムの実
ギャラドス@命の珠
ソーナンス@イバンの実

バンギラスが役割重視のポケモンと書きましたが、拘りスカーフを持たせているので役割よりも対面を意識した型になっています。ハッサムも同じく、羽休め型のような役割重視の型ではなく拘り鉢巻のような対面仕様にしています。
このパーティは、全体的に対面を意識しているポケモンで、裏への役割を強く持たないパーティになっています。例えば、このハッサムをHD羽休め型のような型にすると、必要なサイクル数が上がり、役割が薄いこのパーティでは流れとして不利になります。

BWに存在する対面構築などを考えると、双極子モーメントが小さいポケモンで組まれており、逆に受けループなどでは双極子モーメントが大きなポケモンで組まれています。パーティ構築の方向性を決める時などにこの考え方を利用出来るかもしれません。

双極子モーメント理論と書きましたが、役割のベクトルの大きいポケモンを採用するべきパーティ構築と、役割のベクトルが大きくないポケモンを採用するパーティ構築の違いを、直感的にわかりやすくする為に考えました。これで終わります。
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