★ Berkshire組立記 (10)炭水車の総合組立。                           

 ■ 2006年1月12日


 

 
炭水車上部の組立
 
 
ここも組立は問題無く進みます。
 頭をひねったのは検知線。水槽は本体に
 ピタリ密着してリードの入る透き間が有り
 ません。そこで目を付けたのは水槽栓。
 安い、簡単、確実と三拍子の出来。

 使った部品は秋葉原の店頭で水槽栓との
 現物合わせ、お店の人は何をやっているのかと
 思ったでしょうね。(笑)

 このバークシャーの炭水車はとても巨大です。
 下の方でアレゲニーの炭水車と比べて
 見ましたのでご覧下さい。
 

 (写真はRの部品)



 ■ ハンドレールを取り付けます。ノブは面倒でもバリ取りをした
   方が奇麗に仕上がります。(レールに傷が付く。)
 ■ 天板を本体に取り付けます。
 ■ 炭水車前部。ハンドレールの取り付け金具はアイディアですね。
   取り付けは面倒だけど。
 ■ 炭水車後部。ライトの点灯は今回も見送り。
 ■ ハンドポンプの部品です。ボール弁を入れ忘れない様に。  ■ ハンドポンプの完成。軽く作動します。



 ■ 検知線を作ります。材料はこれだけ。とても簡単です。
   しかしピタリ合う材料を探すのが大変でした。
   (アクリルパイプ外形5ミリ、銅線3φ、配線用ゴムブッシュ)
 ■ 電気配線に使う閉端接続子の先をカット、金属部分を1/3程
   露出させます。ここに配線する訳です。
   (つまり銅線と本体を絶縁させれば良い訳です。)
 ■ 上で作った物を水槽栓に被せます。(緩い場合はビニール
   テープを巻いて調節。)本体との絶縁にアクリルパイプを水位に
   合わせてカットします。
 ■ 水位がアクリルのパイプ先端より下がるとブザーが鳴る
   訳です。(銅線とアクリルの境目はエポキシなどで塞ぎます。)
 ■ 閉端接続子の先端の金具は圧入して有るだけなので簡単に
   抜けます。リードの片方をこれにハンダ付け。
 ■ もう一方のリードは卵型ラグを介して車体に落とします。
   今回は水槽栓のおかげでとてもシンプルに収まりました。




 


 




 
炭水車の完成。

 水槽に水を張って水槽の漏れ、ポンプの具合
 検知線の動作を確かめます。
 ブザーは確実に作動します。(よしよし。)
 検知線はゴムブッシュを通して差し込んで
 有るだけなので簡単に抜けます。
 なので水槽栓にもなっている訳です。
 でも私は水が抜けるのを待つよりも車体を
 ひっくり返すだろうな~。(早いし。)
 

 





 

 
炭水車の比較。

 
アレゲニーの炭水車と比べて見ました。
 同じ大きさに見えますが僅かにアレゲニーの
 方が大きいです。
 ダブルテンダーにしてアレゲニーを走らせ
 ようなどと考えてしまいます。

 (手前、バークシャー、奥、アレゲニー)
 水25000ガロン、石炭25トン。アレゲニー
 水20000ガロン、石炭20トン。バークシャー







 

 おまけの写真。

 
完成している機関車の下回りと連結して
 見ました。連結、パイプ類の接続はとても
 楽に出来ます。
 こうして見ると中々堂々たる機関車に
 なりそう。



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