★ Hudsonレストア記 (14) 炭水車の組立                              


 ■ 2004年6月27日




 
 
いよいよレストアも炭水車を残すのみとなりました。
 炭水車では側面のロゴの再生が問題の一つだったのですが
 そのロゴもしっかりと印刷出来ました。
 手荒く擦っても引っ掻いてもびくともしません。
 このシルク印刷はこれから色々と応用が効きそうです。

 組立にあたってはシールを完全にする事位であまり大きな
 問題は有りません。
 (当初、水槽を新たに作るつもりだったのですがガスタンクの
 横幅を考えるとかなり面倒な事になるので止めました。)
 さあ一気に炭水車を完成させる事にしましょう。



 ■ 炭水車内部もブラストのおかげでこんなに奇麗になりました。
   しかし固まった接着剤などはブラストでも取れないので
   予めキサゲなどで取っておく必要が有ります。
 ■ 水槽が無いので直に水を入れる事になります。左の写真を
   見ると部品の取り付け穴だらけ。うまくシールしないと
   水漏れをおこす事になります。



 ■ ガスタンクと給水ポンプです。タンク、ポンプ本体供に
   ブラスト処理後クリアーを吹きました。
 ■ バラバラだったハシゴ。ステップは適当なパイプが無かったので
   同径の真鍮釘を代用、ハンダで組みました。
   後、メタルプライマーを吹いて塗装します。



 ■ シールに使うバスコークの黒です。右のオイラーに詰め替えて
   使います。(狭い所なのでこの方が使い易い。)
 ■ ハドソンの炭水車後部はディテールが一杯で楽しいですね。
   この後、取り付け穴を内側からシールします。

 ■ シールが見えるでしょうか?黒と言うよりも濃いグレー
   ですね。(白よりも目立た無くて良い感じです。)
 ■ 上回りが完成しました。あと一息です。塗装の状態は
   レストア前と比べると格段に良い事が写真でもわかると
   思います。


 
 ■ 既に完成している台車を取り付けます。ラジコンのスペースは
   何も手を加えていません。これからのお楽しみです。
 ■ 台車及びチェーンの取り付けが完了しました。
   う~ん、早く機関車に繋げたい。(^^:)






 私の所に来た時は悲惨な状態だった炭水車も
 ここに無事再生させる事が出来ました。
 後部のライトは点灯させるかどうかで
 迷ったのですが今回はダミーとしました。
 (配線のシールが面倒だった事も有ります。)

 次回はレストア前、後の形で蘇ったハドソンを
 紹介してみたいと思います。

 



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