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いろいろRTしましたが、ここ一週間ほどで尾辻さんのソシャゲ広告批判への攻撃とさつがい予告、Colabo への因縁付けとネットリンチへの提訴などの出来事がありました(今も続いています)。私が思うにこの二つの件は同根で、「表現の自由戦士」と揶揄されるような一部「オタク」の暴走です。
今回の問題の二事件では、尾辻さんは広告の写真を掲げて「これはどうか」と批判的に問題提起しただけで、さつがい予告を受けました。仁藤さんはもっと厳しい言葉で「温泉むすめ」を批判しましたが、コンテンツ自体の抹消を求めたわけでもないのに、大掛かりで執拗な攻撃を受けています。
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これについては、いくら説明しても、「表現の自由戦士」は「奴らの『批判』とは法規制を求めるもの!」と飛躍し、「こんな『攻撃』を仕掛けてきた奴らにはどんな反撃もありだ!」と無茶苦茶な攻撃を正当化してきます。批判に対する反批判をはるかに超えた炎上を、なぜ戦士諸君はするのでしょうか。
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このツイートは削除されてますが、良い例といえます。とにかく作品を「燃やされた」という被害者意識があまりに強くて、話が通じないのです。批判には反批判で応えるべきで、直接関係ない活動への妨害や、さつがい予告などはあまりにも行き過ぎです。
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しかし、その行き過ぎをたしなめる声は、「表現の自由戦士」界隈ではほとんどなく――先にRTした中に引用されていた山口弁護士ぐらいでしょうか――むしろ炎上に油を注ぐ屁理屈を見出すことを競い合っています。彼らの主観では、これは「正当な報復」なのです。
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しかしもちろん、仁藤さんも尾辻さんも、叩かれるきっかけとなったツイート以前に、「オタク」的なものを特段非難攻撃していたわけではありません。ではいったい、何に対する報復なのか? ここに興味深い本音を漏らしたと見えるツイートがあります。
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この人物ははしなくも続きでこうツイートし、暗に「男にいじめられた憂さを女叩きで晴らしている」ことを吐露しています。江戸の仇を長崎どころかブエノスアイレスで討つぐらい間違っていますが、これが「表現の自由戦士」の過剰な「反撃」の裏にあるものを示唆しています。
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つまり、あくまでもオタクの中の一部の「表現の自由戦士」と揶揄されるような層の、さらにおそらくコアな一部の話だとは思うのですが、過去に自分がオタクとして抑圧されたという記憶を持ち、それを晴らしてやりたいという一念から、見当違いな攻撃性を発露してしまう人がいるのではと、私は思います。
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「過去の抑圧」というワードの手掛かりとなったのは、初音ミクと結婚したと称する近藤氏の以下のツイートです。抑圧されてこうなったんだ、という思春期のルサンチマンを熟成させ続けた結果、過剰な攻撃性を醸成してしまった人がいるのではないでしょうか。
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そして、「萌え」表現への批判を、かつての自分への抑圧と同一視し、それを打破することで自分はひとかどの存在なれるのだ、と勝手な思い込みをして、過剰な攻撃性を発揮しているのではないでしょうか。言い換えれば、炎上で守りたいのは自意識であって、表現じゃないんです。
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過去に不幸な経験があったことは気の毒ですが、自分がいじめられたからといって、他人をいじめていいことにはなりません。さらに言えば、オタク趣味への批判に過剰反応してしまうのは、趣味自体を楽しんで自己実現し、過去の抑圧も昇華することができていないためではないかと思うのです。
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いじめた当人へ報復するならともかく、全然関係ない、立場も別な(中高でいじめた同級生や抑圧する親・教師が、「性的消費はけしからん」的な論理を使ったとは思えない)人を攻撃するのは、許されることではないのです。それをしてしまうのは、趣味なりなんなりで自己肯定感を得られていないからです。
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その自己肯定感の低さが、おそらくは過剰な攻撃性の要因にもなっていると思われます。今の自分が思うような自分でないのは抑圧してくる奴のせいだ、と明後日に責任転嫁し、それと「戦う」ことで「本当の偉大な自分」を取り戻せる幻想を抱いているからではないか、そう私は考えるに至りました。
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ですのでこのような考え方は、陰謀論とも相性が良く、ますます「敵」を攻撃するのに正当性を勝手に感じ、手段も問わなくなるのでしょう。実際には明後日の方向を叩いているので自分の問題は解決せず、解決の幻想を維持するために叩き続けるしかなくなり、かくて炎上が長期化するのです。
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率直に言って、「表現の自由戦士」の「戦い」とは、ヤンキーの暴走行為や落書きみたいなもんじゃないかと私は思っています。親に象徴される社会の権威に対し、反抗しつつも甘えて、自分のことを認めて欲しいと思っているだけじゃないかと。だから自己宣伝に熱心になるのは、前稿で述べたとおりです。
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こうなると、彼らのコンテンツ消費も、いわば「ルサンチマン消費」じゃないかと。「お前らがバカにしたこれをこんだけ消費してやるぞ!」という一人芝居なのです。いわば見せつけることで自分をアピールする――初音ミクとの「結婚生活」を喧伝するような――ためのダシにコンテンツを使っているのです。
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要するに、「表現の自由戦士」は、コンテンツへの向き合い方も、「戦い」と称するネットリンチも、自分を認めて欲しいという叫びなのではないでしょうか。もちろん、他者からの承認は安定した自己形成に必要ですが、それがあまりにルサンチマンに満ち、攻撃性を孕んでしまっているのです。
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オタク趣味を通じて他者からの承認を得たい、それ自体は悪いことでも何でもありません。好きなことで人生を切り開きたいのは当然のことです。でもそこで、コンテンツとしっかり向き合うのではなく、ルサンチマンをこじらせて他者への攻撃性を暴発させるのは、ダメです。
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結局、結論はいつもと同じで、オタク趣味を自己実現の梃子とするのであれば、ルサンチマンをこじらせないで、コンテンツにしっかり耽溺することだと思います。他者の承認を得るのにも、結局その方が早道で王道なのです。ルサンチマンでつながると、互いに漕ぎらせあうことになって、事態が悪化します。
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打ち間違い、「互いにこじらせあう」でした。で、そうやってこじれたネットのつながりに気がついたら過度に依存しているのが、「表現の自由戦士」の無視しえないコアの部分にあると、私は考えています。コンテンツに耽溺することで、そのこじれを解ければいいのですが……
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例の広告。ヒッソリと楽しみたかったのに、駅みたいな場所にデカデカと貼られちゃうと嫌だなとか思ってるファンは少数派なんですかねー。エロいとも感じないと言い張るなら、まあ世間に広まって嬉しいって感覚は少しは理解可能だけど🤔虐められへの報復感情が根っこにあるとの分析には納得感あり。
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Replying to
イーロン以降、オタ萌えヘイターのいいねやリツイートは減ってるように感じます 逆にツイサヨやツイフェミへの批判ツイートがさらに増えたように感じる。今までTwitterJPがシャドウバンしたりして批判の声を塞いでたんじゃないかと疑惑を持っています。
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