小川淳也政調会長らは3月30日、議員会館において特定非営利活動法人ぱっぷすより「高校生AV出演解禁」を止めるための立法化について要望を受け、意見交換を行いました。
「ぱっぷす」はリベンジポルノ、意に反したグラビアやヌード撮影による「デジタル性暴力」、アダルトビデオ業界や性産業に関わって困っている方々の相談に対応するNPO法人。代表者の金尻カズナさんは、「これまでは18歳~19歳の被害相談であれば『取り消し権』を行使することができたが、4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられることにより、被害者であることの立証説明が求められる」と述べ、高校生を含む多くの若年層がAV出演強要等の被害に遭う恐れが高いことを指摘、性的画像記録に関連する20歳未満のあらゆる契約は原則として「取り消す」ことができる議員立法の成立を訴えました。また、同席したぱっぷすのメンバーからは、加害者によるAV出演強要の巧妙で脅しに満ちた手口が語られました。