9 レンズ豆のスープ
10 シャクシューカ
12 粉砂糖がけクッキー
13 なつめやしクッキー
17 マルセルの牛肉の煮込み
18 ぶどうの葉の詰め物料理
21 ベーグル型塩味クッキー
22 サヤインゲンの煮込み
24 かんたんピツァ
25 野菜入りミートボール
26 中東風ほろほろクッキー
31 グラノラクッキー(ユダヤ料理というわけではありません)
32 イースト入りケーキ
いずれもカップはかなり大きめのマグカップ。型は、直径26cm直径の丸型が目安。
9もしくは5パーセント脂肪分のクリームチーズ、6~700g
レベンもしくはヨーグルト 大さじ2 (レベンはヨーグルトに似ているが菌がちがう)
コーンスターチ 大さじ2
玉子 4個
砂糖 1カップ
インスタントプディング1袋(ミルク400ccと混ぜるとプディングになるというもの)
ミルク 半カップ
生クリーム 200cc
チーズ、レベン(ヨーグルト)、コーンスターチ、卵黄、砂糖をよく混ぜる。別に卵白をあわ立ててそれに合わせ、180度のオーブンで焼色がつくまで焼く。冷めてから、生クリームとミルクにインスタントプディングのモトを入れてあわ立てて、上に塗る。日本だとインスタントプディングのモトが手に入らないかもしれないので、ふつうの生クリームをのせてもよいのでは。
小麦粉 1カップ半
ベーキングパウダー 1袋(10g)
砂糖 4分の3カップ
玉子 4個
マーガリンもしくはバター 200g
ミルク 半カップ
ビターチョコレート 200g
チョコとミルクをナベに入れて弱火で溶かす。そこにマーガリン/バターを加え、また砂糖、卵黄を加えて混ぜる。好みでコニャックなどを入れてもよい。そこに小麦粉とベーキングパウダーを合わせたもの、さらに別に泡立てた卵白を混ぜて、焼く(180度C)。生クリームを添えて出すと、よりゴージャス 。
ハラー(金曜日の白パン)半斤
牛乳 1リットル
砂糖 半カップ
玉子 4個
あればレーズン
カラメルソース用の砂糖と水
生地:
小麦粉 2カップ半
ベーキングパウダー 1袋(10g)
マーガリン 200g
レベン(プレーンヨーグルトで代用可)もしくはサワークリーム 1カップ
全部を合わせてこね、2、3時間、理想は一晩冷蔵庫でラップに包んで寝かせる。
中身:
りんご 7,8個
パン粉
ブラウンシュガー 少々
シナモン
あればレーズン
皮を剥いてりんごをスライスし、他の材料と合わせる。
型に油をしく。型は26cm丸型よりも大きいものがよい。オーブンの鉄板でも可。生地を二つに分けて麺棒で薄く延ばしてから、型にしく。生地のあいだにリンゴの中身を挟んで、上に溶き玉子を塗る。180度オーブンで焼く。
スポンジケーキ(直径26cm丸型、好きに作ってください。買っても可――というのも不親切なので、一応レシピを。玉子5個、砂糖1カップ、食用油大さじ1、小麦粉1カップとベーキングパウダー。卵白に砂糖を徐々に入れながら固く泡立てる。別のボウルで卵黄、食用油を混ぜてから、それを卵白に加え、最後に小麦粉とベーキングパウダーを合わせたのを加え、180度オーブンで焼く)
。
生クリーム1カップ
インスタントプディングのもと(あれば)
サワークリーム大さじ4
砂糖大さじ4
マーガリン50g
インスタントコーヒー小さじ1
砕いたクルミ1カップ半
玉子4個
マーガリン200g
砂糖 2カップ
小麦粉 2.5カップ
ベーキングパウダー 1袋
サワークリーム 200ml
板チョコとクルミをそれぞれ50gぐらいずつ
玉子、マーガリン、砂糖を混ぜ、よく混ざったら小麦粉+ベーキングパウダーとサワークリームを入れてさらに混ぜる。そこに板チョコ50gを砕いたものとクルミ50gを砕いたものを入れて、180度のオーブンで焼く。板チョコを袋に入れて木槌でがんがん叩いて砕くという原始的方法を、多くのイスラエル人は取っております。
砂糖 1か4分の1カップ(最近は1と4分の1というらしいが)
玉子 2個(卵黄と卵白に分ける)
小麦粉 1.5カップ
ベーキングパウダー 1袋
ココアパウダー 山盛大さじ2
インスタントコーヒー 山盛小さじ1
熱湯 半カップ
ミルク 半カップ
マーガリンと砂糖1カップをよく混ぜ、卵黄を加えてさらに混ぜる。そこに小麦粉+ベーキングパウダー、ココアパウダーを入れる。別のカップでインスタントコーヒーと熱湯とミルクを混ぜておき、それも加えて混ぜる。別のボウルで卵白と砂糖4分の1カップを固くあわ立て、最後に加えて混ぜ、オーブンで焼く。
[上にかけるソース]
ミルク 大さじ2
砂糖 大さじ2
ココアパウダー 大さじ2
インスタントコーヒー 小さじ1
マーガリン 50g
これらをナベに入れて火にかけて溶かし、熱いうちに冷ましておいたケーキにかける。
小麦粉 1.5カップ
ベーキングパウダー 10g
ココナツ 1.5カップ
食用油 3分の2カップ
砂糖 1カップ
玉子 3,4個
ミルク 3分の2カップ
バニラエッセンス
これらを混ぜ合わせ、油をしいた型に流して180度Cオーブンで焼く。
焼いているあいだにシロップを作る。新たに水1カップと砂糖1カップを合わせてナベで煮立てる。好みで薔薇水を入れる。レモン汁でも可。冷ましたシロップを、焼きたての熱いケーキの上からかけまわす。ここがポイント。かなり甘いケーキです。
レンズ豆(オレンジのでも緑色のでも)を1、2カップ水に漬けておく。(ゴミが浮くので、漬けておいた水は捨てることが多いようです)。鳥の骨付き肉があればそれを入れて、水から豆を煮る。肉を使わないときは、オリーブ油で玉ねぎ(好みでニンニク)を炒め、そこに水と豆を入れてよく煮る。煮えたら、クミン、塩、胡椒で味を調える。水が多ければスープに、少なければ煮物になります。煮物になったら、ご飯と混ぜると美味。
玉ねぎ中2個をみじん切りし、ニンニクひとかけとオリーブ油で炒める。好みでピーマンを刻んだものを入れてもよい。そこに、トマト6-8個を粗く刻んだものを入れ、蓋をして煮る。20分ほど煮たら、塩、胡椒、パプリカなどで味を調える。好みでスープのモトなどを入れる人もいる。最後に玉子を人数分、一つずつ割り入れる(この分量だと4-5人前)。もう一度蓋をして、玉子によく火が通るまで煮る。
11 カルマのファラフェルとピタ (この分量は多いので、3分の1で十分でしょう)
ファラフェル
ひよこ豆 1キロ半
にんにく7片
トマト2個
玉ねぎ大1個
じゃがいも2個
アラブパセリ1わ
好みで青トウガラシ1本
ベーキングパウダーもしくはソーダ少々(これはなくてもよいと思う)
塩(大さじ3-5)、クミン、コリアンダーシード粉末を適宜。またファラフェル用香料(イスラエルで売っているが、クミンやコリアンダーが入っているようだ)
を好みで加える。
ひよこ豆を8時間水につけておく。野菜をざくざく切って、ひよこ豆と一緒にフードプロセッサーにかけ、かなり細かく砕く。砕いてからベーキングパウダー、塩以下の香辛料を入れて、よく混ぜ合わせる。 味見しながら塩を加減するように。手で握って水分を出したあと、直径3-4cmの偏平な丸型もしくは団子型にして、油で揚げる。ファラフェル用の抜き型もイスラエルでは売っている。
ピタ
小麦粉2kgに、イースト(ドライなら小さじ3ぐらい)、塩(大さじ3強ぐらいか)を混ぜ、徐々に温水を加えながらこねる。ちょうどよい固さになったところで、オリーブ油を4分の1カップぐらい入れて 生地をまとめ、毛布を被せて20分以上醗酵させる。醗酵したら、小ぶりの肉まんぐらいの大きさに分け、その一つずつを丸めるようにしてまとめる。それを麺棒で7mmぐらいの厚さに伸ばす。 伸ばす前に、生地をちょっとちぎって、それで打ち板、麺棒を拭っておくと、オリーブ油がつくため打ち粉は要らない。粉1kgにつき、ピタが8-10枚できるのが目安。上下にグリル機能のついているオーブン、もしくはフタに電気コイルが入っていて上からも熱が出るようになっている特別仕様のナベをガスレンジにかけて焼く。ふつうのオーブンでもできるけれど、できあがりが今ひとつなのだそうです。 要するに、中にポケットができたピタを作るためには、上下からかなりの火力で一度に熱する必要があるということですね。ふつうのオーブンのグリルは上からだけだし、ステンレス多層ナベだと火は下からだけなので、ポケットのできが悪いのだと思われます。 よって、中がポケットになる必要のないピタ(上にオリーブ油とザアタルを塗ったものなど)は、ふつうのオーブンで対応可。
ピタの中にファラフェルを入れ、また付け合せとして、テヒナ(レモンを絞ったジュースにテヒナペーストを混ぜ、塩と水を加減を見ながら加えて混ぜていく)、トマトとキュウリを細かく切ったサラダ、キャベツ
のサラダ、赤キャベツのサラダ、キュウリの酢漬けなどを好みで加えて食べる。
手作りすると、店で買って食べていたのはいったい何だったんだろう、と思うほどおいしくできます。
小麦粉 3カップ
砂糖 半カップ (これを粉砂糖にすると、さらに口当たりがなめらかになる)
マーガリンまたはバター 200g
食用油 少々
バニラエッセンス
粉砂糖 少々
材料を混ぜ合わせる。食用油の量は、カップ8分の1ぐらいか。ちょっとぽろぽろした生地になります。それを直径4cm、厚さ1.5cmぐらいの偏平な丸型にまとめ、オーブンシートを敷いた天板にならべて180度Cでちょっと焼色がつくまで焼く。熱いうちに、茶漉しに粉砂糖を入れて、上から満遍なくふりかける。熱いうちにかけないと、粉砂糖がくっつきません。
粉砂糖は買ってもいいけれど、うちはコーヒー豆の挽き器(電動)のコーヒー滓を取り除き、砂糖を定期的に挽いて粉砂糖にして保存しています。
生地:
小麦粉 2カップ半
ベーキングパウダー 1袋(10g)
マーガリン 200g
レベン(プレーンヨーグルトで代用可)もしくはサワークリーム 1カップ
中身: 市販のなつめやしペースト(400-450グラム)、クルミ2分の1カップ、シナモン
生地の材料をこねてまとめ、できれば冷蔵庫で数時間寝かせる。
それを4等分し、一つずつ麺棒で伸ばして25x20cmぐらいの長方形にする。厚さは数ミリ。破れない程度に。そこにやはり4等分した量のなつめやしペーストを一面に塗り、砕いたクルミ、シナモンをふる。長いほうの一片からくるくると巻き、継ぎ目を下にしてベーキングシートを敷いた天板に載せていく。好みで上に溶き卵を塗ってもよい。180度で15分ぐらい焼く。熱いうちに粉砂糖をふり、冷めないうちに2,3cmに切る。
小麦粉 4.5カップ
イースト 40g
砂糖 大さじ5
バターもしくはマーガリン 100g
全卵 2個
卵黄 2個
塩 少々
好みでバニラエッセンスもしくはブランデー
、サワークリーム大さじ2を入れてもよい
牛乳 温めたのを1カップ
牛乳以外の材料を混ぜ合わせ(イーストはあらかじめ分けて醗酵スタートさせるものは醗酵させる)、少しずつ牛乳を足していって、ちょうどよい柔らかさの生地にする。1時間から1時間半、覆いをかけて醗酵を待つ。それを1、5cmぐらいの厚さに麺棒で伸ばし、コップの口などを用いて丸い型に抜く。抜いたものを覆って、さらに30分ぐらい醗酵させ、油で揚げる。揚がったら、粉砂糖をかけ、赤いジャム(いちごがサクランボが主流)を中に入れて食べる。
小麦粉3カップ
ベーキングパウダー10g
さとう大さじ2
玉子2個
レベンまたはプレーンヨーグルト400ml
全部混ぜて、スプーンで落として油で揚げる。揚がったら、茶漉しを通して粉砂糖をかけ、いちごがサクランボジャムを中に入れて食べる。
ハヌカには、スフガニヤ(ドーナツ)や、このレビボートなど、油で揚げたものを食べます。これは、言わば野菜のかき揚げのようなものです。
じゃがいも 3、4個
人参 1本
好みで玉ねぎなど他の野菜
玉子1、2個
小麦粉大さじ5ぐらい
じゃがいもは、おろし器の一番粗い目でおろす。千切りよりも粗く。人参も同様におろす。好みで玉ねぎの薄切り、ニラや青ねぎのみじん切りを加えてもよいし、ズッキーニをおろして加えてもよい。量に応じてつなぎの玉子と小麦粉、それに塩コショウを加え、熱した油にスプーンですくって入れて揚げる。とにかくきわめてシンプルな食べ物。
牛肉の塊 1.5から2kgのもの。イスラエルのスーパーでは冷凍コーナーにある。肩肉のような脂身が少ないところがよい。
玉ねぎ 大2個
大きめの厚手の鍋に油を敷き、半分に切ってから薄切りにした玉ねぎをキツネ色になるまで炒める。その玉ねぎをボウルに取り出し、少し油を加えて、解凍した牛肉を入れて強火で表面を焼く。玉ねぎを戻し入れ、肉がひたひたになるぐらいまでに水を加えて、1、2時間煮る。いったん牛肉の塊を取り出し、冷ましてから薄切りにして、鍋に戻し、さらに煮込む。最後に塩コショウで味を調える。好みで、玉ねぎを戻すときにじゃがいも数個を乱切りにして加えても、チュント風でよろしい。うちではこれを、白いご飯にかけて食べています。
若いぶどうの葉 50枚ぐらい
ご飯 1、5カップ 炊いたもの、もしくは半炊きのもの
牛挽肉 100~200グラム 好みで増減
ドライミント 少々
オリーブ油 少々
トマト 2個ぐらい
ぶどうの葉は、農薬を使っていない、なるべく葉に毛の生えていない品種のものを、若いうちに摘む。柄の固い部分を除き、さっと茹でて冷ましておく。冷凍保存も可。ご飯に挽肉、砕いたドライミント
大さじ1ぐらい、オリーブ油大さじ2ぐらい、好みの量の塩コショウを混ぜ込む。
ぶどうの葉をまな板に一枚ずつ広げ、手の指ぐらいの具入りご飯を置いて、両端を中に折り込みながら巻いて行く。厚手の鍋の底に、5mmぐらいの輪切りにしたトマトを敷き詰め、その上に巻いたブドウの葉の詰め物を一段ぎっしり敷き詰める。そこに塩コショウをしてから、また輪切りトマトを敷き詰め、その上にブドウの葉の詰め物をまた敷く。この繰り返し。オリーブ油を少し垂らし、水をカップ四分の一ぐらい加えてから、フタをして弱火で煮る。目安は、沸騰してから20分ほど。取り出すのは、多少冷ましてからのほうが崩れない。この料理は、熱々ではなく、多少、あるいは完全に冷めた状態でいただくのが普通です(でも私は熱々が好き)。トマトは飾りに用いても、食べてもよし。酸っぱいのが好きな人は、煮るときにレモンを入れるけれど、私はぶどうの葉本来の酸っぱさだけで十分だと思います。
生地
小麦粉 カップ1.5
マーガリン 100g
ヨーグルトまたはレベンまたはサワークリーム 半カップ
ベーキングパウダー少々
具
マッシュルーム薄切り缶詰大
玉ねぎ 大1
玉子 1個
サワークリーム 半カップ
スープの素
適宜
生地の材料ををよく捏ねる。手につくようなら、小麦粉を足して。冷蔵庫で多少寝かせたほうがよい。それをパイレックスの型(私は30cmX20cmぐらいのを使用)に敷き詰める。
玉ねぎをみじん切りして炒め。マッシュルーム薄切を加える。その他茹でた長ネギとか、スピナッチとか、いろいろ応用可。何にせよ一度調理して柔らかくなっているものを。それに熱湯で溶いたスープの素をカップ3分の1ぐらい加えて混ぜる。スープの素は好みでマッシュルーム系のもの
、オニオンスープ系のもの、ふつうのチキンスープ系のものとか(カシェルの人は肉が入ってるのはだめだけど)。塩を加えたりして味の濃さはここで加減。生地に味がついていないので、かなり濃い目に。さらにそこに玉子1個とサワークリーム1カップを溶き混ぜたのを加えて混ぜる。その具を生地の上にざざっとのせて、オーブン(180度)で焼く。4
0分ぐらいが目安。
ざくろ 大1、2個
グァバ 2個ぐらい
あればバナナ 1、2本
レベンまたはヨーグルト 4カップ
サワークリーム
1カップ
砂糖、バニラエッセンス 適宜
ざくろは粒をばらす。グァバは種をとって細かく刻む。皮付きも可。バナナも刻む。すべてを合わせて混ぜ、砂糖、バニラエッセンスを好みの量入れる。 バニラシュガーでもよい。ざくろは豊穣の象徴でもあり、ユダヤ新年(9月もしくは10月初め)の食べ物です。
小麦粉 4カップ
マーガリン 200g
ベーキングパウダー 1袋(10g)
塩 小さじ2
砂糖 小さじ1
熱湯 4分の3カップ
ごま
好みの量 3分の1カップぐらい
以上をすべて合わせ、適量を取って両手のひらですりあわせて棒状(直径1cm長さ10cmぐらいか)にし、両端をつなげて輪にして、クッキングシートを敷いたオーブン皿に並べ、200度でうっすらキツネ色になるまで焼く。これ、本来はごまを入れないで成型してから、卵白を水で溶いたものを塗り、その上からごまをふりかけるもの。でもそうすると、ごまがバラバラ散らばってもったいないので、私は中に入れ込むことにしました。 記載外のクミンを小さじ半分~1杯加えると、中東の香り。
サヤインゲン 両手のひらにいっぱいぐらい
トマト 2、3個
ニンニク 1片
あれば鶏ガラ
みじん切りしたニンニクをオリーブ油もしくはマーガリンで炒め、筋を取って食べやすい大きさに切るなり折るなりしたサヤインゲン(4、5cm)を入れて、ひたひたになるぐらいの水、すりおろした、もしくは細かく切ったトマト、そしてあれば鶏ガラ、なければスープの素、あるいはその他の肉の切れ端などブイヨンが出そうなものを加え て柔らかくなるまで煮込む。トマトの量が少ない場合は、トマトピューレを足してもよい。塩コショウで味を調える。これはご飯にかけて食べます。メインディッシュ、ご飯、付け合せにこれ、という食べ方です。ここにミートボールを落とし込んで一緒に煮る場合もあります。
カラメル: 砂糖1カップ 熱湯4分の3カップ
生地A: マーガリン200g、卵黄4個 砂糖カップ3分の1 塩少々 バニラエッセンス
生地B: 小麦粉3カップ半、ベーキングパウダー15g、クローブ小さじ1 シナモン小さじ1
卵白5個と砂糖カップ3分の1
鍋に砂糖1カップを入れて茶色に焦がし、少しずつ熱湯を注いでカラメルソースを作る。生地Aの材料をよく混ぜ合わせる。そこに生地B、カラメルソースを入れて、さらに混ぜる。最後に、別に泡立てた卵白と砂糖を加えて混ぜる。180度のオーブンで40分ぐらい焼く。好みで刻んだクルミなど入れても。
生地: 小麦粉3カップぐらい、塩小さじ1、さとう小さじ3分の1、生イースト20-25g、ぬるま湯適宜、オリーブ油適宜
トッピング: トマト2、3個のすりおろし、オリーブ油少々、塩少々、オレガノ、チーズ、好みでスライスずみ種無しオリーブ(缶詰)など
小麦粉、塩、さとう、生イーストをボウルに入れ、ぬるま湯を加えながら捏ねる。手にくっつかない程度の柔らかさに捏ねあがったら、オリーブ油を回しかけ、さらに捏ねる。ぬれ布巾をかぶせて、暖かい場所で醗酵させる。1時間ぐらいが目安。
オーブン皿にサラダ油をしき、生地をできるだけ薄く敷き詰める。生地の上にオリーブ油を薄く塗る。その上にすりおろしたトマトに塩少々とオレガノを混ぜたものをトッピング。さらにスライスチーズでも何でも 予算と好みに応じてチーズをトッピング。あればオリーブの薄切りなども散らす。イスラエルはカシェルのため、ピツァはきわめてシンプル。つまり、ハム類も魚介類ものせない。うちではあれこれ試行錯誤の末、このかんたんピツァが最も好まれています。イタリア人宅で食べたのも、トマトも入れないズッキーニのピツァ、ナスのピツァなど、きわめてシンプルなものでした。
牛ひき肉300-400g
じゃがいも大2個
玉ねぎ1個
卵1個
パン粉少々
アラビックパセリ
あれば茹でたスピナッチ
一握り
バハラト、塩コショウなどの調味料
じゃがいも、玉ねぎは粗めのすりおろし。パセリ、スピナッチは細かく切る。バハラトがなければ、クミンやナツメグなど好みで。すべてをよく混ぜ合わせ、厚さ1cmの円形にして揚げる。あんまり厚いと火が通りにくい。そのままで食べたり、上記のサヤインゲンの煮込みといっしょに煮たり。
口に入れるとほろほろと崩れるような感じがする、あまり甘くないクッキーです。
小麦粉 カップ2、5
バターまたはマーガリン200g
粉砂糖大さじ4
ベーキングパウダー1袋(10g)
クルミあるいはアーモンドなどのナッツ適宜
好みで薔薇水あるいはレモンの皮のすりおろしなど
小麦粉、バターまたはマーガリン、ベーキングパウダー、そして粉砂糖をボウルに入れて混ぜる。中東風にするなら薔薇水少々、薔薇水が苦手な方はレモンの皮すりおろしや、 リキュール類、アニスなど好みの風味を入れてください。さいしょはぼろぼろしているが、だんだんまとまってくるはず。どうしてもまとまらないときは、食用油を少し入れて生地を手で丸められるぐらいにする。両手でまとめて、直径3cm、厚さ1,5cmぐらいの中高の丸いクッキーにしていく。真ん中に、クルミやアーモンドのかけらを刺してから、180度のオーブンで20分ぐらい焼く。あんまり焦げめがつかないように。甘さが足りないと思う方は、焼き上がりに、さらに粉砂糖をかけてください。
イスラエルで単にシュニッツェルというと、こういう感じのが出てきます。
鳥もしくは七面鳥の胸肉を、適当な大きさに切り、肉たたきでたたく。好みで塩コショウ、またニンニクのすりおろしなどで和えたりもする。何もつけなくても、後で味をつければよい。それに小麦粉、溶き玉子、パン粉をつけて揚げるだけ。日本だとチキンカツにあたるのだけれど、薄いところがちがう。家庭によっては、パン粉なしの衣の場合もあり。塩コショウや、マスタードでいただく。うちはとんかつソースと白いご飯で食べているので、ほとんど日本食化しているけれど。
鳥胸肉、鳥レバー、鳥ハツ、マメなど好みの内臓合わせて500gほど。別にそれより多くてもかまわない。
玉ねぎ1-2個
ニンニクひとかけ
クミン、塩、コショウ
肉類を親指~親指の先ぐらいの大きさに切る。玉ねぎ、ニンニクはみじん切り。 フライパンに油(できればオリーブ油)をひいて、玉ねぎ、ニンニクをよく炒めてから肉類を入れて炒める。一通り火が通ったらクミン、塩コショウで味付け。好みでターメリックやパプリカを 加えてもよい。そのまま味をからませるために10分ほど火にかけておくが、必要に応じて水を足して焦げないようにする。これはピタの具にもなる。
ほぼ同量のトマトとキュウリを刻む。なるべく細かくするほうが喜ばれる(指先ぐらいか)。それが基本で、あとは好みでアラビックパセリや青ねぎ、あるいは玉ねぎのみじん切りなどを加えてもよい。オリーブ油、レモン、塩コショウで味付け。ピタの具にもなる。 オリーブ油の品質が味を決定するので、なるべくいいものを使ってください。
マッツァ粉(もしくは古いマッツァを砕いてもよい)1カップ
熱湯1.5カップほど
玉子2個
マーガリン50g
塩コショウ
骨付き鶏肉もしくは鳥ガラ
骨付き鶏肉もしくは鶏ガラで、チキンブイヨンスープを作っておく。味付けは塩コショウで。好みで、セロリやアラビックパセリなどの香草を入れても。
マッツァ・ボール(クネイダラハ)は、ボールにマッツァ粉、マーガリンを入れて熱湯を注ぎ、スプーンなどで混ぜる。塩、コショウも加える。固さは、あとで団子にまとめられるぐらいだが、後で玉子も加えるので固めにしておいたほうがよい。熱湯は一度に注がず、様子を見ながら。そのまま30分待つ。玉子を加え、さらに混ぜる。柔らかすぎたら粉を足すなどして、固さを調節。スープを沸騰させ、手を水にぬらしてから、マッツァ粉の生地を直径4、5cmの団子にまるめて、落としていく。浮き上がってから沸騰を続け、10分ぐらいでできあがり。基本は何も具を入れないチキンスープに浮かべるのだけれど、うちは野菜スープなどにも入れています。ちょっと邪道。
作りおきしておくと、時間がないときの朝食にも便利(どこででも食べられる)
小麦粉カップ3(うち半カップ程度を全粒粉にしてもよい)
ベーキングパウダー1袋(10g)
マーガリンもしくはバター200g
砂糖カップ1弱(黒砂糖を混ぜてもよい)
フスマ、オーツ、ゴマなど
健康食品コーナーで売っているようなものを合わせて1-1.5カップ
玉子2個
あとは胡桃やアーモンド、ピーナツの刻んだもの、レーズンを刻んだものなど
材料を全部混ぜ合わせる。好みで、シナモンやジンジャーパウダー等を加えてもよい。生地が固すぎるときは、適宜サラダ油や水を加える。厚さ1cm弱ぐらいの丸型に、手でまるめ、180度Cのオーブンで、15-20分焼く。焼いてから1週間以上日持ちさせたいときは、玉子を抜いて、サラダ油や水で水分を補うほうがよい。
生地
小麦粉 4カップ
玉子 2個
サラダ油 大さじ3
砂糖 1/3カップ
温めたミルク 1カップ
生イースト 20-25g
塩少々
中身
バター 150g
刻んだ胡桃 150g
砂糖 1/4カップ
シナモン
好みでレーズン
小麦粉、玉子、サラダ油、砂糖、温めたミルク、生イーストをこねて生地を作り、1時間ほど発酵させる。バターは室温で柔らかくし、胡桃、砂糖 、シナモンを加えて混ぜる。生地を麺棒を使って一辺が3~40cm四方の四角に伸ばす。その上にバターに混ぜた中身を満遍なく塗る。端からくるくると生地を巻き、奇数個になるように(9,11ぐらい)長さを等しく切る。それを丸いケーキ型に立てて並べる(中心に1つを置き、その周りに3個、あとは適当に。焼き上がりは、バラの花のようになる)。180度オーブンで焼く。バターの香りが命のケーキというかデニッシュ。
カラメルソース:半カップの砂糖を鍋で焦がして、熱湯をカップ3分の1程度入れ、少し煮つめる。それを、8-10個の容器の底に敷く。少し残しておいて、上から回しかけてもいい。
プディング:ボウルに水1カップ、全卵2個、コーンスターチ大さじ2、小麦粉大さじ2、砂糖大さじ6を泡だて器でよく混ぜたものを準備。大きめの鍋で牛乳1リットルを沸騰させる。ボウルで混ぜたものを沸騰した牛乳の鍋(火にかけたまま)に入れ、全てをよく混ぜながら再度沸騰させ、火を止める。カラメルソースを敷いた容器(小分けしたほうが食べやすい)の上から静かに注ぎ込み、冷蔵庫で冷やす。
板チョコ200gとバター200gを鍋で溶かす。玉子6個を黄身と白身に分け、黄身を、板チョコとバターを溶かしたものと混ぜる。白身を、砂糖半カップを少しずつ入れながら泡立て、最後にすべてを合わせてから、油を敷いた型に流しいれ、180度のオーブンで35分焼く。生クリームを添えて、出す。