「エアタグ」を女性の車に設置、ストーカーの疑い 男を書類送検

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 米アップルの「AirTag(エアタグ)」を悪用してストーカー行為をしたとして、京都府警は1日、奈良市の会社員の男(49)をストーカー規制法違反の疑いで書類送検し、発表した。「好みの女性でどんなことをしているか知りたかった」と話しているという。

 エアタグは紛失防止グッズ。鍵や財布につければiPhone(アイフォーン)で位置を確認できる。

 人身安全対策課によると、男は今年4月1日、木津川市の女性(44)に行動を監視していると思わせることを告げたり、同19日に約10分間、女性の車を追いかけてつきまとったりするなどした疑いがある。当時2人は職場が同じだった。

 4月、車の買い取り業者が女性の車のバンパーに取り付けられたエアタグを見つけた。男が2月前後ごろに設置したとみられる。