LINEで複数アカウントを作成する方法──サブアカ運用の注意点も【2022年最新版】

かつての裏技はもう利用できない? 1台のスマホで2つのLINEアカウントを作成・運用

LINEアカウントには「1つの電話番号につき1つまで」という原則があるものの、複数作ってシーン別に使い分けたいと考える人は多いはずです。

そこで本記事では、1台のスマホで2つ目のLINEアカウント(サブアカウント)を作成し、使い分け・切り替える方法を詳しく紹介します。

LINEでサブ垢を作成・運用するのに必要な条件

LINE 複数アカウント

LINEアカウントは、1人が複数持つことは想定されていません。「LINEで複数アカウントを使い分けたい」というニーズは多いものの、さまざまな制限があり実現させるのはかなり難しいのが現状です。

LINEアカウントの取り扱い制限
  • 1つの電話番号につき1アカウントしか作れない
  • LINEアカウントの作成には電話番号認証が必須
  • LINEアプリにログアウト機能がない(アカウント切り替えが難しい)

しかし、LINEの仕様に合わせてスマホの環境を整えれば、複数アカウントを作成し快適に使い分けることも不可能ではありません。以下では、LINEのサブアカウントを作成・運用するための条件を3つ紹介します。

メインアカウントとは別の電話番号を用意すること

LINEアカウントは1つの電話番号につき1つが原則です。この点、2021年5月頃まではFacebook連携を利用して裏技的に1つの電話番号で2つのLINEアカウントを作成できました。しかしアップデートによってその裏ワザは封じられてしまい、現在は利用できません。

現在、2つ目のLINEアカウントを作るには、どうあがいても2つ目の電話番号を用意するほかないのです。

楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶの最低利用料金は980円だが、2022年10月31日まで1GB以内なら実質無料

そこでおすすめなのが、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」です。2022年10月31日までは1GB以内なら実質無料で利用できるので、2つ目の電話番号を気軽に取得してLINEアカウントの作成に使えます。

11月以降は楽天モバイルの最低利用料金1078円が発生してしまいますが、これも3GBかけ放題(Rakuten Link)も含むと考えればコスパは悪くないはず。auの大規模通信障害も記憶に新しい中、いざというときのお守り回線にもなります。Rakuten UN-LIMITユーザーは、楽天での買い物時に付与されるポイントが+1〜2倍になる点も見逃せません。

基本料金0円を求めるのであれば、auの「povo2.0」が最有力候補でしょう。ただしpovo2.0も、180日に1回は何かしらのトッピングを購入しなければ利用停止・契約解除になってしまいます。この点、半年に1回220円の最安トッピングで済ませれば、年間440円(毎月37円程度)で2つ目の電話番号を運用できます。

固定電話

このほか、家に固定電話があれば、その番号を使ってLINEのサブアカウントを作成することも可能です。

ただし、固定電話の番号でLINEアカウントを作成する方法はあくまでも裏ワザに過ぎず、LINEが公式に推奨しているわけではありません。今後、LINEのアップデート等によって機能が利用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。

用意した電話番号でSMS/音声通話認証ができること

LINEでサブアカウントを作成するには、電話番号認証が必須です。(1)電話番号を入力、(2)その電話番号宛のSMSもしくは音声通話で認証番号を受け取る、(3)その認証番号をLINEに入力する、という手順を経なけれななりません。

新しい電話番号を用意するだけでなく、SMSや音声通話で認証番号を受け取るための端末も必要となるわけです。

デュアルSIM

自身のスマホがデュアルSIMに対応していれば、たとえば上の画像のようにメイン回線として「LINEMO」のSIMカードを挿入したまま、サブ回線として楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を利用できます。

1台のスマホでそれぞれの電話番号宛のSMSを受信できるので、一番スムーズにLINEアカウントの認証がおこなえます。

もしくは、以前使っていた古いスマホにサブアカウント用のSIMカードを挿して認証に使うのも手でしょう。このほか固定電話の番号を使うなら、音声通話での認証を通してLINEアカウントを作成できます。

デュアルSIMの2つの手段

デュアルSIMの2つの手段

ちなみに、デュアルSIMを利用する手段は、大きく分けて2つあります。1つはSIMカードスロットを2基備えた端末に2枚のSIMカードを入れる方法。もう1つは、SIMカードを挿さずに回線接続できる「eSIM」を契約する方法です。

自身のスマホがどちらのタイプに対応しているのか、端末の公式サイトなどで確認してからサブ回線を契約しましょう。

LINEアプリを複製できる機能が搭載されていること(推奨)

前述までの条件が揃っていれば、サブアカウントの作成自体は可能です。しかし、後述する「ツインアプリ」や「マルチユーザー」機能を搭載していないスマホでのサブアカウント利用は、あまり推奨できません。

LINEではアカウントの切り替えができない

LINEではアカウントの切り替えができない

そもそも、LINEは1アプリにつき1アカウントしかログインできません。InstagramやTwitterと異なり、1つのアプリ内で複数アカウントを切り替えて使える仕様になっていないのです。

アカウントを切り替えるには都度「LINEアプリをアンインストール→再インストール→電話番号認証→ログイン」という作業が必要です(後述)。さらに、LINEアプリをアンインストールするとトーク履歴が消えてしまうので、毎回バックアップも取得しなければなりません。

ツインアプリの利用イメージ

ツインアプリの利用イメージ

「ツインアプリ」や「マルチユーザー」対応スマホなら、1台のスマホにLINEアプリを2つインストールできます。

1つはメインアカウント、1つはサブアカウントでそれぞれログインしておけるので、アカウントを切り替える必要がありません。スムーズにアカウントを使い分けられるでしょう。

ただし、対応しているのはAndroidスマホの一部機種のみ。iPhoneに類似の機能はありません。

LINEアプリを2つインストールできる主なスマホ
  対応 機能の名前
iPhone × -
Xperia △(SIMフリー版とドコモ版のみ) マルチユーザー
AQUOS × -
Galaxy デュアルメッセンジャー
arrows △(一部のみ) マルチユーザー
Pixel マルチユーザー
OPPO アプリクローン
Xiaomi デュアルアプリ
ASUS ツインアプリ
Scroll

仕事上、どうしてもサブアカウントが必要なら対応機種に変更するのも手です。対応機種のなかでもOPPOやXiaomi、ASUSなどは、いずれも手ごろな価格で買えるモデルを中心に展開しています。

さらに前述した「楽天モバイル」では、回線とスマホ本体を同時に購入すると最大1万6000ポイントの還元が受けられるキャンペーンも開催中(2022年8月現在)。アプリクローン対応の「OPPO A55s 5G」が実質6900円で手に入るので、ぜひ検討してみてください。

LINEアカウントを複数作成する方法

前述した条件が揃ったら、実際にLINEのサブアカウントを作成してみましょう。ここでは以下3つのパターンでの作成手順を紹介します。

  • 方法1:LINEアプリを複製してサブアカウントを作成する
  • 方法2:マルチユーザー機能を使ってサブアカウントを作成する
  • 方法3:LINEアプリをアンインストールしてサブアカウントを作成する

方法1:LINEアプリを複製してサブアカウントを作成する

LINEアプリ 複製

前述した「ツインアプリ」や「アプリクローン」「デュアルメッセンジャー」機能が搭載されている機種なら、サブアカウントの作成も切り替えも簡単です。

ここでは、筆者手持ちのGalaxy A20(Android 10)とOPPO Reno 3A(Android 11)での手順をそれぞれ解説します。

Galaxyシリーズでの手順

  1. 「デュアルメッセンジャー」でLINEアプリを複製する

    Galaxy 設定画面
    デュアルメッセンジャー

    ホーム画面で「設定」アプリを開き、便利な機能デュアルメッセンジャーに進みます。

    LINE
    インストール

    利用可能なアプリの下に「LINE」が表示されているはずなので、横のスイッチ部分をタップします。確認メッセージで「インストール」をタップすればLINEアプリの複製が作成されます。

  2. ホーム画面で複製版LINEアプリを起動する

    複製版LINE

    オレンジのマークが付いているのが複製したLINEアプリです。これをタップして起動しましょう。

  3. サブ回線の電話番号でLINEアカウントを作成する

    LINEへようこそ

    「LINEへようこそ」と表示されたら、新規作成をタップしてください。

    サブ回線の電話番号

    続いて、電話番号認証がおこなわれます。必ずサブ回線の電話番号を入力してください。

    LINEでは1つの電話番号につき1アカウントというルールが徹底されています。 もしメインアカウントに登録中の電話番号で認証すると、これまで使っていたメインのLINEアカウントが初期化してしまうのです。

    サブ回線の電話番号が分からない場合は、端末の「設定」で端末情報SIMカードのステータスに進むとそれぞれの電話番号が確認できます。

    SMSで届く
    認証番号を入力

    サブ回線の電話番号宛にSMSで6桁の認証番号が届くので、これを入力してください。

    なお、デュアルSIMならサブ回線のSMSを受け取るのに、切り替え作業などは必要ありません。普段使っているSMSアプリを見ると「〇〇経由」などと記載されており、どの回線宛に届いているのかがひと目で分かる仕様になっています。

    すでにアカウントをお持ちですか

    認証した電話番号がどのアカウントにも紐付いていなければ「すでにアカウントをお持ちですか?」の画面が表示されるので、アカウントを新規作成をタップします。

    まれに、電話番号の以前の持ち主のLINEアカウントが画面に表示されるケースがあります。この場合は、いいえ、違いますのボタンをタップしてください。

    あとは案内に従ってプロフィール設定、パスワード登録、友だち追加設定、年齢確認を済ませれば、サブアカウントの作成は完了です。

OPPOシリーズでの手順

  1. LINEアプリのクローンを作成する

    設定アプリ
    アプリ管理

    ホーム画面で端末の「設定」を開き、アプリ管理に進みます。

    アプリクローンをタップ

    メニューの中から、アプリクローンを選択しましょう。

    LINEアプリのクローンを作成
    LINEアプリのクローンを作成

    複製できるアプリが一覧で表示されたら、LINEを選択します。「アプリクローンを作成」のスイッチをオンにして、複製版LINEの名前を設定すれば完了です。

    LINEアプリ 2つ

    ホーム画面を見ると、LINEアプリが複製されていることが確認できます。

    なお、複製版にはアイコンの右下に印がついていますが、誤爆防止のため両アプリのアイコンはホーム画面の別の場所に設置しておくことをおすすめします。

  2. 複製したLINEアプリを起動する

    複製アプリをタップ

    複製したほうのLINEアプリをタップして起動します。

  3. サブ回線の電話番号で新しくアカウントを作成する

    LINE 新規登録

    LINEのログイン画面が表示されるので、新規登録をタップしてください。

    自動入力しない
    サブ回線の電話番号

    続いて、電話番号認証がおこなわれます。必ずサブ回線の電話番号を入力してください。

    LINEでは1つの電話番号につき1アカウントというルールが徹底されています。 もしメインアカウントに登録中の電話番号で認証すると、これまで使っていたメインのLINEアカウントが初期化してしまうのです。

    サブ回線の電話番号が分からない場合は、端末の「設定」で端末情報SIMカードのステータスに進むとそれぞれの電話番号が確認できます。

    認証番号を入力

    サブ回線の電話番号宛にSMSで6桁の認証番号が届くので、これを入力してください。

    固定電話の番号を入力した場合は「通話による認証」をタップし、音声通話で6桁の認証を受け取りましょう。

    アカウント新規作成

    認証した電話番号がどのアカウントにも紐付いていなければ、「すでにアカウントをお持ちですか?」の画面が表示されるのでアカウントを新規作成をタップします。

    まれに、電話番号の以前の持ち主のLINEアカウントが画面に表示されるケースがあります。この場合は、いいえ、違いますのボタンをタップしてください。

    あとは案内に従ってプロフィール設定、パスワード登録、友だち追加設定、年齢確認を済ませれば、サブアカウントの作成は完了です。

方法2:マルチユーザー機能を使ってサブアカウントを作成する

Pixelシリーズや、一部のXperia、arrowsには「マルチユーザー(複数ユーザー)」という機能が標準で搭載されています。

マルチユーザー

スマホ上にユーザーごとのスペースが作られ、それぞれ違ったアプリをインストールしたり設定をカスタマイズしたりできます。ユーザーの数だけLINEアプリをインストールしておけるので、サブアカウントの運用にぴったりでしょう。

ここでは、手持ちのPixel 4aでの手順を紹介します。

  1. 端末の「設定」で「複数ユーザー」の項目に進む

    システム設定
    複数ユーザー

    端末の「設定」を開き、システムに進みます。対応しているスマホなら複数ユーザーという項目が設置されているので、これをタップしましょう。

    複数ユーザーの項目が見つからない場合は、設定画面上部の検索窓に「ユーザー」と入力してみます。それでも見つからないなら、非対応の機種である可能性が高いでしょう。念のため、製品ページやマニュアルサイトを確認してみてください。

    複数ユーザー
    新しいユーザーを追加しますか?

    「複数ユーザーの使用」スイッチをオンにして、ユーザーを追加ボタンをタップします。「新しいユーザーを追加しますか?」と問われるので、一読して問題なければOKボタンをタップしてください。

    セットアップ
    ユーザー情報
    ユーザーの切り替え

    追加するユーザーの名前を入力して「〇〇に切り替え」をタップすると、セットアップ画面が表示されます。一読して問題なければ続行ボタンをタップしてください。

    あとは、案内に従ってGoogleアカウントへのログインや各種設定を済ませましょう。セットアップが完了した時点でユーザーが切り替わります。

  2. ユーザーを切り替えて「LINE」アプリをインストール

    ユーザーの切り替え
    ユーザーの切り替え
    ユーザーの切り替え

    スマホの画面を上から下に2回スワイプして「クイック設定パネル」を呼び出したら、人型アイコンをタップしてください。ユーザーの切り替え画面が表示できたら、先程作成したユーザーをタップします。

    アプリ「LINE」をダウンロード

    ユーザーを切り替えたら、Google PlayストアでLINEアプリをインストールしましょう。

  3. サブ回線の電話番号で認証してアカウントを新規作成

    LINEへようこそ

    LINEのログイン画面が表示されるので、新規登録をタップしてください。

    サブ回線の電話番号を入力

    続いて、電話番号認証がおこなわれます。必ずサブ回線の電話番号を入力してください。

    LINEでは1つの電話番号につき1アカウントというルールが徹底されています。 もしメインアカウントに登録中の電話番号で認証すると、これまで使っていたメインのLINEアカウントが初期化してしまうのです。

    サブ回線の電話番号が分からない場合は、端末の「設定」で端末情報SIMカードのステータスに進むとそれぞれの電話番号が確認できます。

    認証番号
    認証番号

    サブ回線の電話番号宛にSMSで6桁の認証番号が届くので、これを入力してください。

    固定電話の番号を入力した場合は「通話による認証」をタップし、音声通話で6桁の認証を受け取りましょう。

    アカウントを新規作成

    認証した電話番号がどのアカウントにも紐付いていなければ、「すでにアカウントをお持ちですか?」の画面が表示されるのでアカウントを新規作成をタップします。

    まれに、電話番号の以前の持ち主のLINEアカウントが画面に表示されるケースがあります。この場合は、いいえ、違いますのボタンをタップしてください。

    あとは案内に従ってプロフィール設定、パスワード登録、友だち追加設定、年齢確認を済ませれば、サブアカウントの作成は完了です。

方法3:LINEアプリをアンインストールしてサブアカウントを作成する

方法1/方法2が使えないスマホであってもサブアカウントの作成・運用(切り替え)は可能です。

認証する電話番号によってアカウントを切り替える

認証する電話番号によってアカウントを切り替える

上の画像のように、ログイン画面に入力する電話番号によって、メインアカウントとサブアカウントを切り替えるイメージです。

ただし、ログイン画面を表示させるには一度LINEアプリをアンインストールしなければなりません。LINEアプリをアンインストールするとトーク履歴が消えてしまうので、バックアップの取得が必要です。慣れるまでは慎重におこなってください。

  1. トーク履歴をバックアップする

    LINEアプリをアンインストールする前に、トーク履歴をバックアップします。

    トーク履歴のバックアップ

    「ホーム」タブで設定ボタンをタップ

    トーク履歴のバックアップ

    「トーク」に進む

    トーク履歴のバックアップ

    「トークのバックアップ」に進む

    バックアップをおこなわないままLINEアプリをアンインストールすると、トーク履歴がすべて消えてしまうので注意してください(友だちリストやスタンプなど他のデータは消えません)。

    なお、頻繁にアカウントを切り替える場合、自動バックアップ設定にしておくのがおすすめです。バックアップ頻度を「毎日」に指定しておけば、万が一バックアップを忘れてしまっても直近までトーク履歴を復元できます。

  2. LINEアプリをアンインストール・再インストールしてログアウト状態にする

    Appを削除

    トーク履歴のバックアップができたら、LINEアプリをアンインストールしましょう。

    アプリ「LINE」をダウンロード

    アンインストールできたら、再びLINEアプリをインストール・起動してください。これでLINEアプリのログイン画面を表示できます。

  3. サブ回線の電話番号で認証してアカウントを新規作成

    新規登録

    LINEアプリを開いたら「LINEへようこそ」の画面が表示されるので、新規登録をタップしてください。

    電話番号を入力する

    続いて、電話番号認証がおこなわれます。必ずサブ回線の電話番号を入力してください。

    LINEでは1つの電話番号につき1アカウントというルールが徹底されています。 もしメインアカウントに登録中の電話番号で認証すると、これまで使っていたメインのLINEアカウントが初期化してしまうのです。

    サブ回線の電話番号が分からない場合は、端末の「設定」から端末情報SIMカードのステータスに進むとそれぞれの電話番号が確認できます。

    認証番号
    認証番号

    サブ回線の電話番号宛にSMSで6桁の認証番号が届くので、これを入力してください。

    固定電話の番号を入力した場合は通話による認証をタップし、音声通話で6桁の認証を受け取りましょう。

    アカウントを新規作成

    認証した電話番号がどのアカウントにも紐付いていなければ、「すでにアカウントをお持ちですか?」の画面が表示されるのでアカウントを新規作成をタップします。

    まれに、電話番号の以前の持ち主のLINEアカウントが画面に表示されるケースがあります。この場合は、いいえ、違いますのボタンをタップしてください。

    あとは案内に従ってプロフィール設定、パスワード登録、友だち追加設定、年齢確認を済ませれば、サブアカウントの作成は完了です。

  4. メインアカウントへ復帰する

    メインアカウントに戻す際は、同じように(1)トーク履歴をバックアップ、(2)LINEアプリをアンインストール/インストール、(3)メイン回線の電話番号を入力という手順を踏み、トーク履歴を復元してメインアカウントに復帰します。

LINEアカウントの使い分けにおすすめのサービス

前述の条件を満たすのが難しい人は、オープンチャット、LINE WORKSの利用も検討してみてください。目的によっては無理にサブアカウントを作成するよりも便利かもしれません。

LINEのオープンチャット機能を利用する

シーンごとにアカウントを複数使い分けるという用途なら「オープンチャット」機能が便利です。

新しいプロフィール

トークごとに異なるプロフィールで参加できる

バイトリーダー

偽名・ニックネームでの参加が可能

LINEのオープンチャットは、不特定多数の人と匿名で会話できる機能です。知らない人とも安心して気軽に会話できるように、LINEアカウントと切り離して、オープンチャットだけのニックネームとアイコンを設定できる仕組みになっています。

オープンチャット上でやりとりした相手には、LINEアカウントが特定されません。実質的に複数のLINEアカウントを使っているのと同様の状態となるわけです。

オープンチャットのトーク
オープンチャット

通常のLINEトークとほぼ同様の操作感で使えるのもメリットです。参加中のオープンチャットにはLINEアプリのトークリストから簡単にアクセスできますし、メッセージやスタンプ、写真の送信、ノートやアルバム、投票といった機能も使えます。

LINE WORKSを利用する

LINE WORKS

「LINE WORKS」はいわゆるビジネス版のLINE。プライベート用と仕事用で、LINEアカウントを使い分けたいという人のニーズに応えたサービスです。別途アプリのインストールが必要ですが、無料で始められます。

ラインワークス
ラインワークス

メッセージやスタンプ送信はもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、仕事で活用できる機能を中心に取り揃えられています。

「LINE」と「LINE WORKS」はそもそも別のアプリなので、プライベートで送るはずだったメッセージをうっかり上司に送ってしまうなどの予期せぬ“誤爆”に見舞われることもありません。

ただし利用には、メンバー全員が「LINE WORKS」のアプリをインストールして会員登録をおこなう必要があります。オープンチャットと比べると、使い始めのハードルは高いといえるでしょう。

検証バージョン
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