2021.08.16 | コラム
犬がぺろぺろ舐めるのはどんな理由があるの?
こんにちは!みなさんの愛犬は飼い主さんのことを舐めたり、普通に自分の口を舐めたりしていませんか?
犬が舐めるという行動はどういう意味があるのでしょうか?
なぜそのような行動をするのか詳しく説明していきたいと思います!
contents
犬が飼い主さんを舐める意味
愛情や信頼
犬がリラックスした状態で飼い主さんの顔や口をなめてくる基本的な意味は、愛情表現や信頼感です。
ただし!犬はストレスや不安を感じている時にも飼い主さんお顔を舐めて落ち着こうとする場合があります。
何らかの異変を感じたら、ストレスになっている原因を考えてみましょう。
場を和ませようとしている
犬が叱られたときに飼い主さんをなめるのは、緊張をやわらげるためです。
また、飼い主さんに対して「私は怒っていません(から穏便にしてね)」と、敵意のなさを表現しているときにもなめることがあります。
相手への抵抗
相手に対して抵抗するときに、なめる行動を見せることもあります。たとえば、ブラッシングが苦手な犬がお手入れ中にブラシを持つ手をペロペロしたら、「もうやめて~!」と訴えているのかもしれませんね(^^)
抵抗のしかたが可愛いですね♪
おねだりや要求
舐めることで飼い主さんの気を引き、「なでて!遊んで!」などと、おねだりの気持ちを伝えている場合もあります。
また、飼い主さんの手から食べ物をもらう習慣から、「食べ物ちょうだい!」という要求の気持ちで手をなめることもあるようです!
犬が自分の体を舐める理由
ストレスがたまっている
皮膚が赤くなるまでぺろぺろと自分の足を舐め続けている行動がみられたら要注意です。
ストレスがたまりすぎてしまうと、「強迫神経症」という病気になり、自傷行為に走ってしまうのです。
しまいには、舐めることが癖になってしまい、気づけばいつも体を舐め続けている・・・なんてこともでてきます。
また、自分の体を舐める代わりに血が出るまで手先や尻尾を噛み続けることもあります。
退屈
人間が手遊びをするように、手や足を舐めて暇つぶしをするパターン。
手を舐めながら上目遣いで見つめられることがあれば、退屈で構ってほしいサインかもしれません。
構って欲しい
構って欲しい気持ちから、自分の体を舐める行為に走るパターンです。
自分の体を舐め続けることで、「やめなさい!」、「退屈なら一緒に遊ぼうか?」と飼い主が反応することを期待しています。
退屈だと思わせないためにも日ごろからおもちゃなどで遊んであげましょう!
体の痛いところをサインしている
体のどこかに違和感があったり、痛みや痒みなどの不具合があったりするとき、その場所をペロペロ舐めることがあります。
どこか特定の部位を舐め続けているときは、皮膚炎やできものなど、なんらかのトラブルが生じていることも。舐めている箇所を触ろうとすると、唸り声を上げるといった行動も見られます。
ずっと舐め続けていたら愛犬の様子を観察しましょう。
犬が床を舐める理由
何か気に食わない、嫌なかんじがする
緊張状態にあるときや、不安を感じているとき、自分を落ち着かせようとして床を舐めることがあります。
行動を叱ったり無理にやめさせたりするのは、余計にストレスを溜めてしまう原因になることも。別の方法で犬の気をそらしてあげる必要があります。
おいしそうな匂いがする
食事のときにうっかりと床に落としてしまった食べこぼしをそのままにしておくと、おいしそうな匂いに気づいた犬が、床を舐めまわす・・・などと言ったケースもあります。
また、栄養不足や空腹状態になっていると、食べ物を求めてフローリングの床を舐めてしまうこともあります。
衛生的に良くないので、食べこぼしはきちんと拭くようにしましょう。
つい舐めてしまう
食べこぼしの拾い食いやストレスがきっかけで、床を舐める事が癖になって何度も繰り返してしまうパターンです。
床には私たち人間の目腺では見えないものが、犬は良く見えます。中毒症状を起こしてしまう可能性のある食べ物だったら事故にも繋がります。
犬が地面を舐める原因を取り除き、飼い主さんと犬が安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。
舐め癖をやめさせる方法
ストレスの原因を取り除いてあげる
犬が自分の体や、何かしらを舐めるということはストレスを感じている証拠です。
ごはんの量はあっているか、運動は十分してるか、環境は整っているか、分離不安になっていないか、お留守番の時間が長くないか、など、ストレスの原因は様々です。
遊ぶ時間を増やす
退屈が原因であれば、遊ぶ時間が足りていないのかもしれません。
犬と一緒に遊ぶことは大切なことです。たくさん遊んでコミュニケーションをとり、愛犬と信頼関係を気づきましょう!
落ちついた声でダメという
「いけない」と注意する時は、落ちついた声で注意するようにしましょう。
いきなり大きな声で言うと、犬はびっくりして「これをすれば構ってもらえる!」と覚えてしまうので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
犬が飼い主さんを舐める時は、愛情表現でしたね!お留守番をしていて帰ってくるときに嬉しくて舐めてくる犬もいるかと思います!
でも、あまり口などを舐められていると、犬から人へ細菌感染を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
犬が床などを舐めている時は、ストレスなどが原因でした。
舐める行動をやめさせたい場合は、愛犬とたくさん遊ぶようにしましょう。
楽しい生活を送ってください♪
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