犬の目やには何が原因で出てくるの?病気の色は?

目やにが出てくる原因

こんにちは!犬も目やにがでるということはご存知ですか?

 

 

出ていない犬もいれば、たくさん出ている犬もいるかと思います。

 

 

なので、今回は「なぜ目やにが出てくるのか?目やにの色は何色が異常?」についてお話したいと思います!

 

 

 

犬の目やにとは?!

 

 

新陳代謝によって古くなり剥がれ落ちた細胞や、目に付着した老廃物やほこりなどのゴミが涙に混じってでてきたものです。

 

 

目の周りで固まったもののことを総称して「目やに」と呼んでいます。

 

 

 

正常な目やにとは?

 

 

少量の白や黒、茶、灰色の目やにであれば、異常ではありません。

 

 

朝起きたときに、目のフチや目頭についていた目やには、昼間は瞬きによって流されます。

 

 

睡眠時間にこのような作用は無いので、健康な犬でも起きたときに目やにがついていることがあります。

 

 

犬の目やにが増えてしまう。異常な目やにとは?

 

 

 

 

 

先ほども言いましたが、一般的な目やには茶、黒、グレー、白などですが、「黄色」「緑色」などの目やにがでている場合は感染症を引き起こしている可能性が高いので注意が必要です。

 

 

 

 

 

一度目やにを取っても、1~2時間後にはまた目やにがついていたり、いつもより量が多いなと思ったら獣医師さんに相談しましょう。

 

 

目やにが多いのは目に炎症が起きているサインです。

 

 

動物病院へ行くときは、目の状態がわかるように目やにをふき取らないようにしましょう。

 

 

 

目やにが原因で起こる病気は?

 

 

アレルギー

 

 

犬のアレルギーは、食べ物や花粉、ノミなどが原因で起こります。涙が多くでて、強いかゆみを伴います。

 

 

 

季節によって人間と同じ用に花粉症もありますが、食事やノミ・ダニ、ハウスダストなどが原因の場合が多いとされます。

 

 

 

角膜炎

 

 

黒目の表面を覆っている角膜が炎症を起こしている状態です。

 

 

ゴミなどの異物が目に入る、目をこする、物が当たる、などして傷がついてしまい、目に痛みを感じるため、涙の量が増え、目やにが多くなります。

 

 

また、病原体の感染や、涙が少ないことが原因になることもあります。

 

 

 

結膜炎

 

 

まぶたの裏側から白目の表面を覆っている結膜の炎症です。

 

 

病原体の感染のほか、砂・ほこりなどの異物、アレルギー、涙の減少が原因で発症することもあります。

 

 

結膜に炎症が起きると、充血やかゆみ、涙の増加などが起こります。

 

 

 

流涙症

 

 

涙の通り道である涙管が詰まることで起こります。

 

 

目の周辺に溢れた涙が固まって、〝目やに〟になります。

 

 

 

ドライアイ

 

 

流涙症とは反対に、涙の量が減少することで目が乾く症状です。

 

 

涙の水の成分が少なくなることで目が乾き、目の表面の角膜や結膜に炎症を生じます。

 

 

乾いた目やにが出るのが特徴です。

 

 

 

犬の目やにのケア方法

 

 

目薬でゴミを出す

 

 

目の中に入ったゴミを取り除く際には目薬を使いましょう。

 

 

目薬はもちろん、犬用のもので刺激が少ないものを選んでください!

 

 

あまり一般では売られていないので動物病院でもらうか、一度獣医師に相談してみましょう。

 

 

 

コットンや柔らかいものでふく

 

 

コットンや柔らかいティッシュをぬるま湯でぬらし、そっとふき取って上げましょう。

 

 

どちらかというとコットンの方が良いかもしれません。

 

 

直接目に当たらないようにしてあげましょう。ふき取る時に目を傷つけてしまう可能性もあります。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

 

犬の目やには、私たち人間と同じで、ゴミや異物が入ってしまった時にでてきます。

 

 

病気の可能性もあるので、目やにの色が黄色かったり黄緑色をしていたら病院を受診しましょう。感染症を起こしているかのうせいがあります。

 

 

目やにがでていて、きになるけど固まってて取れない。というときは、コットンをぬらして優しくふき取ってあげましょう。