2021.09.26 | コラム
犬が急に太った?!どうして太ってしまったの?!
こんにちは!トリマーの黒岩です(^^♪
今回は、「愛犬が急に太った」についてお話したいと思います!
他の犬を見て、この子ちょっとポッチャリしてるなぁ。などと思う時があるかと思いますが、他人事ではありません!
いつ自分の愛犬が太ってしまうかわかりませんので、注意してくださいね!!
contents
犬が太る原因
運動不足
1日にご飯を2~3回与えている、プラスおやつも与えている。愛犬が散歩にも行きたがらないと、運動量と食事が比率しません。
日ごろ散歩に行っているのであれば、散歩の量が減っていないか、散歩以外で運動をしている時間が減っていないかなど、今一度確認してみましょう。
太れば太るほど体重は重くなっていき、歩きたがらなくなるため運動不足がさらにひどくなります。
ドッグフードの与えすぎ
栄養バランスのとれたドッグフードでも、与えすぎると犬は太ってしまいます。
特に、ドライフードは乾燥していて粒が小さいことから、適正な量を判断しておかないと、ついつい多く与えてしまうので注意が必要です。
フードの種類
運動量は変わっていないのにも関わらず、犬が太ってしまう原因として、食事内容が高カロリーである可能性が考えられます。
脂質や糖質の多い食べ物が主体だと太りやすくなります。
運動量を増やしてみるかもう少しカロリーの低いドッグフードに切り替えていきましょう!
おやつの与えすぎ
犬は、ご褒美としておやつをもらえると、その後も何回もおねだりしてきます。愛犬にねだられておやつを与えてしまうと、それが毎日少しずつであっても、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーして犬は太ってしまうのです。
犬の去勢・避妊手術
去勢・避妊手術をした後は太りやすいと聞いたことがある人もいるかと思いますが、これは紛れもない事実なのです!
性ホルモンの影響を受けなくなり、基礎代謝が下がり、手術後は食事量や運動量を変えないと、犬は自然と太りやすくなります。
病気が原因の肥満
甲状腺機能低下症
犬が甲状腺機能低下症になると、基礎代謝エネルギーが低下することで体重が増加していきます。
急に太って動きが鈍くなり、活発さがなくなります。また、毛が抜けて皮膚が見えるようになるのも特徴です。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)腎臓の近くにある副腎と呼ばれる内分泌腺が過剰に働いている状態です。食事量が増えることで体重が増加したり、飲水量や尿量が増加したり、腹筋の筋肉が薄くなることで落ちてお腹がぽっこり出てきたりします。
他にも、多飲多尿、毛が抜けて薄くなる、足腰が弱くなるなどが見られます。
肝臓疾患
肝機能に異常が出て肝臓が肥大すると、お腹が膨らんだようになります。また、病気が進行して肝不全を起こすと腹水が貯まり、太ったかのようにお腹が膨らみます。この場合、体が消耗しているにもかかわらず、腹水によって体重が増えることがあります
循環器疾患
主に心臓病によって腹水がたまり、お腹が張って太ったように見えることがあります。
犬の肥満度のチェック!!
犬の体重は犬種によってもばらつきが大きいため、「太っている」「ちょうど良い」「痩せている」の区別は体重ではなく体型で確認します。
痩せ
助骨、腰椎、骨盤が容易に見え、触っても脂肪がわからない状態。腰のくびれと横から見たい際の腹部の吊り上がりが顕著です。
やや痩せ
助骨が容易に触れます。上から見て腰のくびれが顕著、横から見て腹部の吊り上がりも明瞭な状態です。
理想的
過剰な脂肪の沈着がなしに助骨は触れます。上から見て、肋骨の後ろに腰のくびれが見られ、横から見た際は腹部の釣り上がりも見られる。
やや肥満
脂肪の沈着はやや多いものの、肋骨は触れます。上から見て腰のくびれはありますが顕著ではなく、腹部の釣り上がりはやや見られる程度の状態です
肥満
助骨は厚い脂肪に覆われて容易に触れません。腰椎や尾根部にも脂肪が沈着しています。
腰のくびれはない、もしくはほとんど見られません。横から見て腹部の吊り上がりはないか、むしろ垂れ下がっている状態です。
まとめ
いかがでしたか?みなさんの愛犬は太っていませんか??
肥満度チェックを是非してみてください!確認してみたら、「痩せているのか」逆に「太っている・・・」などと、愛犬の状態を理解することが出来ます!
愛犬を太らせないためにも、食事の管理をしっかりと行いましょう!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。