(1) |
日数については、基準に示された泊数によるものとするが、これはそれぞれの限度を示したものであるから、むしろこれを下まわって実施できることが望ましい。 |
(2) |
見学地域については、修学旅行の効果をたかめるため、ことさら遠隔地への旅行のみを計画することなく、上記日数(泊数)の範囲内で新しい見学地域を選定し、独自の教育的見地から計画を立て、効果的な修学旅行を実施することに留意する。 |
(3) |
経費は、原則として保護者の経済的負担をじゅうぶん考慮して、なるべく少額にとどめるよう努力することはもちろんであるが、そのあまり、生徒に行程上の無理を強い、
また待遇の悪化などをまねかないよう配慮することも必要である。 |
(4) |
引率者には、特別な場合を除き、校長、教頭(副校長)のいずれか、またはこれに準ずる責任者が加わることが望ましい。 |
(5) |
交通機関の利用については、定員を守り、人員の掌握につとめて、危険の防止に留意し、特に長時間のバス、船舶の利用については、慎重に行うこと。 |
(6) |
不参加者の取扱い(旅行期間中)については、じゅうぶんに教育的配慮をする。 |
(7) |
遠足についても、修学旅行に準じて配慮する。 |