三笘薫、「1ミリ」の願い届いた ライン際のVAR「神様がご褒美」

有料記事森保ジャパン

岩佐友
[PR]

 (1日、1次リーグE組、日本2―1スペイン)

 後半3分に追いついた日本は、一気に攻勢に出た。

 右サイドでMF伊東純也、MF田中碧とつながった球が、ペナルティーエリア内に進入したMF堂安律へわたる。

 ゴール前へ、右足で低いクロスを蹴り込んだ。

 シュートを狙ったFW前田大然の足は届かない。

 その奥に、MF三笘薫が詰めていた。

 「(堂安)律がクロスを上げる瞬間に来るなと。(ボールが)中に入ればいいと思って」

 倒れ込みながら、懸命に左足を伸ばした。

 辛うじてゴールライン際で触った球は、高くはねてゴール前へ。

 そこへ飛び込んだのが田中だった。

 「何とかボールが残るんじゃないかなと思って」

 中盤の下がり目の位置が本職だが、ここぞとばかりにゴール前まで走っていた。

 相手DFの前に体を入れ、右ひざで押し込んだ。

 ここでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入した。

 三笘が球に触れた時、ゴールラインを完全に割っていたのかどうかが問われた。

 三笘は「1ミリ(ラインに)…

この記事は有料記事です。残り592文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

サッカーワールドカップ

サッカーワールドカップ

日本代表の試合結果や海外の注目選手まで、ワールドカップのニュースや情報をお伝えします。[記事一覧へ]