福島第一原子力発電所６号機残留熱除去系電動弁の不具合について｜原子力

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プレスリリース

福島第一原子力発電所６号機残留熱除去系電動弁の不具合について
平成15年９月11日東京電力株式会社福島第一原子力発電所
当所６号機（沸騰水型、定格出力110万キロワット）につきましては、定格出力にて運転中、非常用炉心冷却系の一つである残留熱除去系の機能を確認するため、電動弁の定例開閉試験を実施したところ、本日午前２時18分、３系統のうち１系統の電動弁１個が開動作しないことを確認し、保安規定に定める運転上の制限（＊１）を満足していないと判断いたしました。　　なお、運転上の制限を満足しない場合に要求される措置として、残りの２系統の機能が健全であることを確認しております。　　今後、保安規定に基づき当該電動弁を動作可能な状態に復旧するため、当該電動弁の開閉器の点検・交換等を実施してまいります。　　＊１　運転上の制限　保安規定では原子炉の運転に関し、「運転上の制限」や「運転上の制限を満足しない場合に要求される措置」等が定められており、運転上の制限を満足しない場合には、要求される措置に基づき対応することになっています。　参考図：残留熱除去系系統概要図

以　上