感じるポイントを上手に伝える、体の動かし方

アダルトビデオの真似をして、激しい手マンをしたり、アクロバティックな体位を試そうとする男性っていますよね。そんなとき本当は全然感じていないのに、本音を隠すために演技をしていませんか。男性は女性ほど観察力がないので、苦しそうな表情を浮かべても、その変化に気がつかないものです。

なかには眉間にしわを寄せる女性をみて、「おぉ~俺のテクニック、なかなかいけるじゃん!!」と勘違いする男性もいるので、セックスの悩みは尽きないもの。

女性が感じない「まちがったセックス」を試そうとする人というのは、頭の中は好奇心でいっぱいで、「女性が本当によろこんでいるのか」ということにまでなかなか意識がむかないのが現実です。そんな男性に出会ったときはあなたのほうから「女性がよろこぶセックス」を教えてあげましょう。

伝えるコツは「体の動かし方」

男性のプライドを傷つけずにスマートに伝えるには「体の動かし方」がポイントとなります。たとえば、膣が傷つきそうなぐらいに激しい手マンをし始めたら、腰を引いて、彼から離れるようにしましょう。

勘のいい男性なら「ごめん・・痛かった?」と聞いてくるはずです。それでも気がつかずにしつこく「痛いこと」をしてくる彼なら、素直に「ちょっと待って」と中断して、静かに彼に抱きしめて、痛い手マンを阻止しましょう。

それから彼の手をさわってほしいところへ誘導して、「このぐらいの強さが気持ちいいの」と伝えてみてください。

激しい手マンが始まると、痛みを軽減するために心を無にして、力を抜いたまま股を広げておくという女性がいますが、それでは彼は勘違いしたままだし、あなたもそんな修行のようなセックスをしても楽しくないでしょう。

逆に、感じているときは「それすごく好き」と言って、「気持ちいい部分」を彼のほうに突き出してみましょう。こうすることで彼もすこしずつ「女性は何をされると感じるのか」がわかってくるはずです。

セックスは女性が男性を育てるもの、と心得て

セックスの経験はそれなりにあるはずなのに、「痛いだけのセックス」をしてくる人っていますよね。それは、彼が過去にであった女性が、きちんと教育をしなかった証拠です。

初めからセックスがうまい男性というのは、めったにいないので、女性が主体的になって、時間をかけてやさしく育ててあげるようにしましょう。