軍部の車両の移動の目撃情報などをSNSで見かけるたびに肝が冷える。

 11月29日、王丹ら天安門事件の元学生指導者ら十数人が海外のSNSを通じて、「解放軍官兵、武装警察、警察に告げる書」を発表し、天安門での虐殺の悲劇を繰り返してはならない、と強く訴えた。

 在米民主化運動家の王軍濤ら知識人も、「中国人民に告げる書および栗戦書/全人代常務委員長、李克強首相、汪洋・政治協商会議主席への公開書簡」で、ゼロコロナ政策の即刻終了と習近平の辞任を求めている。

 国際社会の多くの影響力を持つ人々が注目し、学生たちを擁護し、抗議の民衆を擁護している。読者の皆さんも、少なくとも一番恐ろしい結末を回避できるように、彼らをを支持し、関心を持ち続けてほしい。王丹の言うように、長江、黄河の川の流れを逆流しようとしても無理なのだ。ゼロコロナも個人独裁も今の世界では成立しえない。