渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本のオートバイのオシマイ

2022年11月30日 | open











今私たちは、1970年代初頭から
「日本製の二輪車でないと勝て
ない」という時代が続いた50年
間の終焉を見ている。
日本製オートバイが世界一であっ
た時代は終わった。
日本製は最高品質だった。
だが、今、日本製オートバイは
世界のトップライダーが乗って
も転ぶ。
転ぶ車しか作れなくなった。
だが、違う。
そうした物しか作れないのでは
なく、そうした物しか作らなく
なったのだ。
理由は明白。
作る側が人間を大切に思わない
人間不在で車を作るからだ。
人間が乗る物なのに、開発ライ
ダーを廃止して、コンピュータ
データだけで車を作れるとど勘
違いを始めて、できた車がこの
体たらくだ。
それでも、自分らは正しいとして
車作りの誤った方向を変えようと
はしない。自省も自戒も反省も
検証も受け止める素直さも無い。
ひとかけらも無い。
どんどん日本製品と日本そのもの
を悪くしていってるのは誰なのか。
本当に、この国に未来は無い。

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