〇主武器
剣(ブロードソード)「メン」；マルロー＝メン

〇副武器
アデレラ「アンゼルブリークネス」；エンデ

〇BBS
　①ロード・リター
　②アンジェラ・リッチ
　③ヴェール ダ マンドル

〇戦法
ジェネ万能タイプ(ハレンツィア)
Crown‐One-way Blue

〇主流
色
Must…パール・エンデ
Special…イルミ アーティスト
L.I.…マルガレト・アーティスト(original)

〇サブ
岩，水晶，鋼，水，毒，霧

〇言語
　◎アーツ・アンセリア
　○正エレス語，正インセル語，ヒル・バルビード語

〇初登場
2006.10 (30)

〇家系
父…ロフリア＝コーヴィン・シャーン
母…ポワーノ・フィン ／ ポワーノ＝フィン・トレスター
兄…ブランチ・アート ／ アート・トレスター
妻…ログライア・マーガレット

…ヴェロニカ政府・ジナ党の最高級官僚である最高位の魔剣士。通称、"残忍な白"。

当時の王に間接的に仕えていた父の政治的権限を受け継ぎ頭角を現した、所謂"二世政治家"。ボルージュ論争後の一時は時流に乗り、漆黒封印のサポートに回った時期もあった。封が施行され政界に復帰した後は、王の権力を維持するために、謀反またはそれに近い組織や有力者を徹底排除した。当初は王の権限の透明化と浸透化を目的とした。だが、新与党パラ党官僚のブレイズが無血で王政廃止を宣言してからは、最低限の元王の権威を保護するために制裁をより強化した。最悪、気に入らぬ者の首を独断で跳ねることもあった。ところが制裁に逆行するように党としての権力は弱まり、恐怖政治はフェードアウトした。彼においては舞台を移るように対魔問題に積極的に参加し、自身も闇側でありながら魔界を牽制する側として剣を振った。また、野党第一党として、まだ不安定な与党を表裏で支える役目も果たした。或いは党の枠を越え、若い政治家志望に自分の手腕を惜しみなく伝えた。その中から彼に反骨する思想や新政党も出たが、それらとは徹底的にやりあい、一部は解党し、一部は新勢力となった。ジナ党自体は野党の首位から陥落した。だが現在でも、多方面から物事のバランスを保ち続ける役、そして案を実行する役として影ながら君臨する。彼のおかげで現在のヴェロンの王権と対魔治安が守られていると言っても過言ではない。故に何度も襲撃され、負傷したこともあった。それでも生きているのは、今の政治運営がまだ虚弱だからというのもあるが、それ以上に自分が強運だからだ。

心の切り替えが非常に早く、ネガティブもポジティブも引きずらない。次々に淡々と物事を捌く。万一物事がスムーズに運ばない場合は運が悪かったことにする。幼少期は好奇心が旺盛だったが、大人になってそれは実行力に変わった。仕事も早いが全体的にせっかち。居たと思ったらいなくなり、居ないと思ったら実はいて一部始終を見ていた、なんてことはもう日常茶飯事。プライベートでも基本変わらず、晩酌と就寝以外でゆっくり休むのは苦手。周囲を瞬時に把握し十分に吟味はするが、実行する際の手段を選ばない。基本的に感情に振り回されない方であるが、穏便で迅速な解決が難しい相手や物事になると別。制裁時の残忍さはまるでサイコパス。しかもそのときばかりはやたら悠長。純白の上着に返り血を浴びても気にしない。

何事にもスピーディで気が休まらずしかも結果も伴わない頃に、最も彼を精神的に支えてくれた女性と結婚した。しかし妻は元々、相反する政治思想を掲げる地下組織の下位幹部だった。逮捕後、妻の勾留中に奇しくも対話を重ねる機会があった。そもそもの入り口である思想信条から私生活まで、なんでも語ることができ、その時間はゆったりしていたという。彼の主流能力のラストインパクト技は、そんな愛妻の名前が由来。
('19.03.01)

　
～Relatives～
Aircel (アーセル)
Blaidse (ブレイズ)
Zailar (ザイラー)
Crowd (クロード)
Liah (リア) / Canon (カノン)
('19.12.13)