〇主武器
バトンソード「チェスタパ」;ジョナトン
〇副武器
ピッチニーニ「パレットパターン」;フリンクション・ブラッシュ
〇BBS
①サードル・カルサイト
②バルチョーク
③プリレーニョ イルミ
〇戦法
ジェネ高級タイプ(シュール)
Crown:One-Way Blue
〇主流
原子
Must…グローブ・フレアー
Special…サイエダティ
L.I.…エレメンタルトリアーノ
〇サブ
光,爆弾,夢(アクティンベル),色,風
〇言語
◎正インセル語
△バルビード語,イヤー太陽
〇初登場
2018.04.30 (11)
〇家系
父…鑑定の結果、ハダル・バード という、現代に生存しない男性のものと一致する
母…デルフィーナ / デルフィーナ・ドロローズ
…ジェネ全色彩精 兼 夢力守護精である、原子能力の戦士。これらの守護能力に加えて、両空間で絶滅したとされる描写力も携えている。
身重の母は「過ちを犯しました」とマインディアで告白し、一人で男児を産み落とし、そのまま息絶えた。
ーー 男児、即ち彼は、シュタブラエリア最大の孤児院で幼少期を過ごす。自我が芽生え始めた頃から色・夢・描写力の面影は見えていたものの、誰もその正体が判らず、悶々とした日々を過ごしていたという。よく皮膚の痒みを訴え、病弱なことも相俟って、大きな孤児院にもかかわらず友達と呼べる子は皆無だった。戦闘能力を見抜いた先生の提案でセザンヌエリアの児童保護院に移動し、いつマインディアから召集されてもいいように戦闘能力を磨いた。その頃からマインディアにも彼と同年代のレリーらが常駐するようになり、彼も度々チームに参加するようになった。若いチームらしく遮二無二なることもある中で、年少ながら彼は冷静さを取り戻させる役を担っていく。やっと居場所を見つけた彼はレリーとしての活動範囲を広げ、その中でレグ側のレリーと共闘する機会が増えた。そこで「君と雰囲気が似ている人を知っている」という人と出会う。その人の提案で過去へ行くことを何度か試みるが、はじめは失敗に終わった。過去へ行くことと並行して、彼自身が持つ能力のルーツもレグで探り始めるようになる。レグにて過去精と一緒に調査した結果、彼の抱えた悶々の正体、絶滅したはずの描写力を携えていることが分かった。色・夢力の使い方も段々理解し、次第に顔色も明るくなっていった。指定された時代へ幾度と渡り、使い方が分かった力たちをとある男性の前で開放する。するとその男性もどことなく自分と雰囲気が似ている目の前の少年に気付き、西暦2006年前後のことを回想した上で、親子であったことを認知してもらえた。以降、彼は自分の持つ力と描写力の、研究と復元に携わりつつ、"友達"と呼べるようになった子たちの夢を叶える手伝いができるまでになった。あの頃の引っ込み思案でしおらしい少年は、その臆病さを勇気に変える術まで身につけた。
いくら顔色が明るくなったと言えど、やはりしおらしく意気地なしで頼りなさげな根底はそう覆らない。冷静さ担当であるものの声は大きくなく、彼の声に気付いた仲間が代弁することで初めてその意思が伝わることもしばしばある。人間関係を自分から構築するのも苦手で、あくまでフォロワー気質なのは今後も変わらないだろう。ただし、自分の泣き言はまだ多いが人に対しての悪口はほぼ言わない。明らかに自分のせいではないことをありのままに受け止め流すことができる。人を全く見過ごすことはできず、自分が出来る範囲で手を差し伸べることも覚えてきた。元来の弱気がいい方に強さと温良さに替わる、静かなる闘志を父から受け継いだのかもしれない。
ところで、「君と雰囲気が似ている人を知っている」人曰く、マインディアにて羽根帽子にマントの狩人スタイルを彼が冗談でさせられていた時に記憶と勘が働いたという。それがまさか大当たりだとは誰も思わず、過去へ行くために力を貸したジェネ新大神ですら驚愕する一大事だった。当該時代へ渡来した際、彼はそのことを父たる男性に伝えており、男性もその人のことを覚えていた。互いに忘却しそうになっていた(青二才の頃の)淡い夢を鮮明に描写させる力、それが彼の持つ本来の描写力なのだろう。
('22.01.02)
~Relatives~
Matt (マット)
Blaidse (ブレイズ)
Rhine (ライン)
Brune (ブラン)
('20.11.26)