〇主武器
杖「コカティア」;ラプソディ・バード
〇副武器
ロボ モクリ「モグ」;クルーシュ・モグ
〇BBS
①クロスマンダイル
②エオリア・リクティ (エオリア・ピンク)
③フラン・ド・ローレル
④ダーク・イルミ
〇戦法
レグ新国王タイプ(シャーマン・キング)
Crown:Diamel Cosage
〇主流
原子
Must…ヘヴンリー テンプテーション
Special…サイエダディ
L.I.…アトミック・レディ・イン ザ・フューチャー
〇サブ
爆弾,悪,風,色(パレット・パスタ)
〇言語
◎魔界イヤー
○イヤー全域,英語,エレノア語
△日本語
〇初登場
2008.08 (14)
〇家系
父…シャル・ガーシュ / ガーシュ=ライン・アンコート
母…シャル ネ メイア / メイア=シスター・リズ・アンコート
兄…ソード=スイート / メッシ・ライン・アンコート
…アパレル系企業に勤めながら、ロリータブランドの設立とそのデザイナーを目指す魔戦士。
日本の"ロリータファッション"をアンフェルに広めた先駆者。母の代からいわゆる少女服には興味があったが、日本発の甘ロリファッションを見たときに彼女は大変刺激を受けた。SNS黎明期から、父を通じて入手したそのような服に身を包み街を闊歩し、欧風人形のような身形の少女として雑誌に掲載された。以後、モデルとしてあらゆる媒体のスナップショットに登場した。ロリータ服のまま戦士活動まで行う姿は、アンフェルの人には新鮮かつ奇抜に見えた。彼女の場合、ロリータ服かそれに準じた服を着た状態だと全戦闘能力が底上げされる。
生まれは魔界だが、内戦の影響をほぼ受けずにアウトサイドに移住した。日本企業と取引していた父の伝で"カワイイ文化"に触れ、その象徴でもあるロリータ服に魅了された。ロリータ服を着ることで誤解されたり、そもそも当時の風潮から魔界人であることで差別されたりもしたが、それでもロリータ服は離さなかった。父がリストラされ一時就労不能になっても、手元に最低限の服は残した。生活費を稼ぐという理由で援助交際をし、そのお金で通販などで服を買い続けた。ファッションを生業とすることは以前から決めていたが、その第一歩として服飾系専科がある高校に上がった。そのあたりで家庭崩壊の危機から少しは改善したこと、そして彼氏ができたことから、援助交際からは足を洗った。正規のアルバイトやモデル活動、学業も"怪盗ハンター"もこなしながら、訪日しては本場のロリータ文化に触れ、着々と夢の下地を整えていく。高貴な身分である彼氏の存在は、荒んでいた彼女の心を最も支えてくれた。体調を崩し入院したことがあったが、その際にHIVに感染していることが判明する。治療を続けながら、服飾系専門学校に進学した。卒業後は近いテイストを展開するアパレル企業に就職した。店舗の顔になりつつ、充実した研修制度を利用して、ロリータの大元である欧州まで行くこともした。ところが「彼氏と前向きに別れた」ことを報告してから、彼女を知る人も徐々に彼女を見なくなったというようになった。病状が悪化し内勤になったことと研修などで不在がちだったことがあるが、個人SNSも消されていた。伝説人が使用していたコムサには、彼女が製作したとおぼしきタキシードとドレスが残っていた。
あまりに忽然と姿を消したので真相は分からない。まだ夢半ばでのことだった。
変わった感性は多くの人に一目置かれているが、それが理解されないことがある。だがそれらや他人の意見を柔軟に受け入れ、常に愛らしい笑顔で、自信家とは言えずとも堂々としていた。気になることを調べにいける好奇心や、瞬時に周囲を把握する力もあり、時に対象へ鋭い指摘もした。表向きでは適度に人に甘え頼れて自立してはいたが、自己主張も強いので人間関係や一般認識の壁にぶつかることが結構あった。気を許した人の前でのみ女の子らしい一面を見せたが、心から頼れたのがかつての彼氏だけだったのが気がかり。孤独に強い方ではなかったはずだ。
('19.02.05)
~Relatives~
Will (ウィル)
まりん (Marin)
Feircen (フェルセン)
('18.07.26)