〇主武器
杖「ナディラ」;リュゼローマ
〇副武器
杖「ロゾン」;ロゾン=クオリエ
〇BBS
①カルミーティア(♀)
②エル・チャーミー
③ヴェール ダ マンドル
〇戦法
ジェネ高麗タイプ(ルダール)
Crown:Hildeguard
〇主流
霧
Must…ミスティア・レイ
Special…プライディ・ルザノア
L.I.…ミスティア・ティニターラ
〇サブ
炎(ロベラ・ラム),爆弾,光,エスパー,夢
〇言語
◎正インセル語
○標準アンメリー,バルビード語,ベロジュ方言
〇初登場
2005.04 (12)
〇家系
父…メゾン・リモージュ / リモージュ・サイア・ティオル
母…ネイビー・ティニタラ
義父…シャルード・ハイル
義母…エーディト=ペルーネ・ハイル
…召喚師としての能力も兼ね備えている、ジェネ全域の歴史の神。ジェネ空間史研究では第一線におり、その膨大な知識を余すことなく詰めていることから"歩く歴史書"とすら呼ばれる。
というのも、見た目にも実際に話していてもすぐには判りにくいが、自閉症スペクトラムの当事者である。日常生活は要支援レベルだがコミュニケーション能力は極めて高い方。ただ、3語で話が噛みあわなくなったり、文脈から完全に外れたことを発言したりするあたりに、健常者とは違う様子が窺える。また、人間関係を積極的に築くことや、状況に応じて感情をコントロールすることも非常に難しい。その代わり、興味を持った不変の事実、特に全空間の歴史には非常に精通しており、何を聞かれてもすぐに答えてくれる。考察には補助者が必要なこともあるが、彼女が発表に協力した著書はいずれも各惑星で高評価を得ている。
感情のコントロールこそ難しいが、自身はとても感情が豊か。対象を理解さえできればよく笑い、よく泣く。大人になってだいぶ緩和はされたものの、依然として自己主張は強い方なので"引き下がる"ことに対しては単純明快な理由がないとなかなかしてくれない。"気"を感じる力があるのか、(オンナの)勘も鋭い。特に、類似した発達障害を抱えている天使ニーナとは、健常者にはまるで理解できない雰囲気で気持ちを汲み合っているところがあり、神秘的な風格すら感じさせる。
そんな、どこか不思議な魅力あふれる彼女は子供の頃、障害者というだけで実の親に見放された。子供ができなかったリダル国王夫妻の下で、王女として育てられた。障害者ということは伝えられていたが人間としての振る舞いを教えれば改善するだろうと信じられていた。だが彼女は全くこの生活に馴染めず、更には国王夫妻が実の親でないことを知り、パニックになっていった。躁状態でマインディアに"帰郷"したあと、年の近い他の神の子や善玉妖精らと行動を共にしていくことで徐々に自我を取り戻していった。当時交流が再開したばかりのレグ空間で異郷人の優しさに触れ、対闇問題を通して彼女の高い戦闘能力は遺憾なく発揮された。恋することも覚えた彼女は間もなくして父の後を継ぎ火神に任命された。夢神ブライアンと共に今度は、旧体制のままのマインディアと、神界と全空間との関係を革新すべく、彼女は膨大な歴史の知識を惜しみなく提供した。その成果が評価され、2018年のトレデン後から火神を空位にし彼女は歴史の神に任命された。人前に出ることは少ないが、表舞台で活動するマインディアンの下支えに徹すると同時に、自分のような悲しい思いをする障害者がひとりでも減ることを切に願っている。
('18.05.05)
~Relatives~
Brian (ブライアン)
Niena (ニーナ)
D'periea Victoire (ヴィクトワール)
Beryl (ベリル)
('19.11.21)