「オーバーロード1不死者の王」の刊行から今年で10年。
ここまで応援してくれたみなさまに感謝いたします。
丸山くがね・so-binコメント
オーバーロード10周年ということですが、実のところ、ネット投稿を開始したのは2010年とかなんですよ。なので丸山的には12周年ということになりますね。 そう思って振り返ってみると、長い時間が経過しました。 10周年の思い出についてコメントをいただきたい……などと編集さんから言われましたが………………
素直に丸山が語ると思ったか! せっかくどれだけ書いても構わないと言われたので、設定開示かなんかするか、と思いましたが、それも面白くないなぁ、などと考えたので、頑張って以下を書き上げました。 これは皆さんの脳内妄想を強化する“あなたの分身がオーバーロード世界にいたら”です。 ちなみにバージョンは1.11です。 遊びで作ったものなので若干の矛盾があったりしたら笑って許すか、脳内で訂正してください。あとバランスとか考えてないので、これ強すぎねぇか?というのもあるかもしれませんが、まぁ、気にしないでください。 これは別に丸山が書籍などを書くのに使っているものではないので、これをもとに考えても意味がないですよー。最上級職とか上級職とかこの場だけの定義づけですし、レベルでこんなになるのか? という疑問はありますし。
◆ ◆ ◆
まず最初に、あなたの分身の生まれや利点などを決めていきましょう。これは選択方式なので、特にサイコロとかは必要じゃないです。 皆さんには S、A、B、C、D、E のカードが与えられます。左にいくにつれて価値は高くなります。そして勿論、カードは使ってしまったら終わりです。六つの選択が与えられますので、カードは全部使い切るということになりますね。 選択内容は限界レベル、出身、能力値、特殊アイテム、タレント、コネクションになります。 全部読んだうえで好きにカードを使っていってください。
限界レベル:
あなたの分身の限界レベルです。このレベルまで成長できますが、だからと言ってその途中で死なないとも限りません。設定上、このレベルを目指して冒険しているとかでも全然大丈夫です。将来、ここまで強くなれるんだ、みたいに思ってください。 Sのカードを使った人は41レベル Aのカードを使った人は35レベル Bのカードを使った人は31レベル Cのカードを使った人は28レベル Dのカードを使った人は24レベル Eのカードを使った人は19レベル になります。 ※そしてこのレベルこそが異性をどれだけ引き付けるか、という指標にもなります。限界まで強くなる(なおかつ目立つような、もしくは普通の行動をしている)とこんな感じです。 S:10か国以上から嫁婿入り希望されるレベル。付き纏う異性で困って逃げ出したくなるレベルでもあります。もしかすると同性も。というよりも同性からもモテますよ、きっと。 A:数か国ぐらいから嫁婿入り希望されるレベル。場合によっては周辺国家が話し合いでそれぞれの国から王族なり貴族の異性を押し付けようとするかもしれません。だって、あなたの力は国家のバランスを崩しかねないのですから。 B:あなたの住む国の大貴族、王族から嫁、婿の話が来ます。 C:大貴族から嫁、婿の話が来るでしょう。 D:大都市で一番と言われる異性と結ばれる可能性は非常に高いです。もしくは中堅貴族辺りが嫁や婿の話を持ってくるかも。 E:小さな都市で一番と言われる異性と結ばれる可能性は非常に高いです。 さらに無理やりに定義付けると、個人戦闘能力は Sが国家レベルの暴力(替えがない) Aが国家レベルの暴力(替えがあるかも) Bが周辺複数都市レベル Cが大都市クラス Dが中都市レベル Eが小都市レベル みたいな感じなんでしょうか? つまり、Eを敵にすると小都市を相手にするような感じ、ってことかな? まぁ、Sとか個人でも絶対に敵に回したくない感じが伝わってくれると嬉しいです。 ……ならSは無敵、なのか? というと、どこかで書いた気がするんですけど、周辺のあなたより少し弱いぐらいの強者が協力して殺しにかかるので、絶対に無敵ということではないです。 あまり多くの相手を敵に回したりしない方がいい、ってことですね。でも、複数の強者が我を抑えて協力ってのも難しいので、なかなか起こり得ないことなんですよね。よほど追い詰められたらそうなるんじゃないでしょうか? その前に交渉とか色々な手段でどうにかしようと考えると思いますよ。
出身:
Sのカードを使った人は転生者。 あなたはユグドラシルの知識を持っています。これはあなたがあの糞みたいな世界の住人だったのかもしれないし、オーバーロードの読者だったのかもしれません。後者であればなんと悲劇的な話でしょう。よりによってオーバーロードの世界とは……。もっと良い世界が幾らでもあっただろうに……。もしかして罰なのかもしれませんね。修羅道に落とされたとか。 ……まぁ、嘆いていても仕方がありません。あなたはその特別な生まれよりくる知識によって、20レベル以降最上級職(ユグドラシルで言うところの75レベル以降習得クラス)を習得できるチャンスを得られます。及び、基本職からのスタートを可能とします。 ※あなたは能力が高いだけではなく、切り札を持っている可能性が高く、上手くやれば格上にさえ勝てます。 上限レベルから20を引いた数字に0.6をかけてください。そして出てきた数字を限界レベルに加算してください。 それぐらいと同等だということです。ただし注意しなくてはならないのは、あなたの能力が知られていない状況に限る、ということです。 知られれば知られるほど、その倍率は下がっていき、最後は0.1ほどになるでしょう。 ……限界レベルが高い人ほど、周囲に異性がいる可能性が高いことをお忘れなく。裏切らない? 喋らない? この世界には魅了などの精神操作系ありますよ? Aのカードを使った人は特異。 あなたは暗殺教団かもしれない、特別な修道会かもしれない生まれを持ちます。得てしてそういった集団は特別な技術体系を先人の多くの犠牲から生み出し、受け継いできています。あなたは20レベル以降上級職(ユグドラシルで言うところの50レベル以降習得クラス)を習得できるチャンスを得られます。及び、基本職からのスタートを可能とします。 ※あなたは能力が高く、上手くやれば格上にさえ勝てます。上限レベルから20を引いた数字に0.3をかけてください。そして出てきた数字を限界レベルに加算してください。 それぐらいと同等だということです。 ただし注意しなくてはならないのは、あなたの能力が知られていない状況に限る、ということです。 知られれば知られるほど、その倍率は下がっていき、最後は0.1ほどになるでしょう。 Bのカードを使った人は上流階級。 あなたは上流階級の出身です。貴族かもしれないし、豪商かもしれません。ただ、どちらにせよ言えることはあなたに高い教育をかけてくれることが可能だということです。20レベル以降中級職(ユグドラシルで言うところの25レベル以降習得クラス)を普通に得られます。及び、基本職からのスタートを可能とします。 ※あなたは能力が少し高く、優秀です。上限レベルから20を引いた数字に0.1をかけてください。出てきた数字を限界レベルに加算してください。 それぐらいと同等だということです。 ただし注意しなくてはならないのは、あなたの能力が知られていない状況に限る、ということです。 知られれば知られるほど、その倍率は下がっていき、最後は0になるでしょう。 Cのカードを使った人は中級階級。 あなたはそれなりに裕福な家に育ち、ある程度子供の教育にお金をかけることをしてくれました。なので、基本職からのスタートを可能とします。ただし、中級職を得られるかは運次第です。 Dのカードを使った人は市民。 あなたは市民の生まれです。これは決して悪いことではありません。大抵の者が市民なんですから。ただ、若くして家計の助けになろうとしたのか、それとも家がそうなのかは知りませんが、有益な一般職業を強制的に2レベル習得してしまっています。これはあなたの限界レベルを考えるとデメリットにもなるでしょう。この一般職業は自由に選択して構いませんが、あなたが市民出身だということを忘れないように。 Eのカードを使った人は哀れな階級です。 あなたは奴隷などの自由に職を選べない階級です。この場合、無益な一般職を強制的に5レベル習得します。職業は自由に選択しても構いませんが、鞭うたれて習得するような職業だということを忘れないようにしてください。 基本職というのはファイターとかウィザードとか、全ての始まりの職業と今回は定義つけします。これを取らないと始まらないというものですね。
能力値:
これはあなたの素の能力(筋力とか知力とか、色々です)の才能の高さを意味しています。ここで高いカードを使った場合、限界レベルにプラス何%ということになります。 例として、限界レベル41レベルの人が25%ボーナスを得た場合、限界まで鍛え終わるとトータル51レベル相当の強さになるという意味です。 その他にもそれだけの速さで成長し、生き残る確率が高まるということでもあります。 ただし注意しなくてはならないことがあります。レベルはオーバーロードにおいて絶対の指標です。能力が高くなっていようと、レベルという絶対がある限り、レベル差によるダメージ減衰効果や使える技の数、魔法の位階までは変化することはありません。 例の場合であれば51レベルの技や魔法が使えるというわけではないことに注意を。しかしながら魔法の威力は高いでしょうね。 ※年齢が低かったり、高かったりするとここに影響が出るんじゃないでしょうか? もし年齢が一桁台とか高齢とかだったら-20%とするとかでも良いかもしれないですね。その辺りは各自の勝手で良いと思います。個人的にはペナルティを与えたいところです。 Sのカードを使った人は天才。 レベル+50% あなたはまさに天才です。一を聞けば、十を理解することでしょう。 レベルだけを絶対の指標とする相手と戦った時、きっと相手は目を見開き、あなたの才能から生じる、レベルを超えた能力に驚愕するでしょう。そしてその相手の混乱は致命的な深手を与えるチャンスを生んでくれることでしょう。 Aのカードを使った人は秀才。 レベル+25% 天才には劣るものの、それでもあなたは非常に優れた才能を持ちます。努力する秀才ならきっと努力しない天才に勝つことと思います。 Bのカードを使った人は才人。 レベル+10% ある程度の才能を持ち、小規模の集団であれば頭角を示すことでしょう。教師役は見どころのあるやつだ、ときっとあなたのことを思うことでしょう。中規模、大規模になると天才や秀才が入ってきてしまうので、流石に二位や三位ぐらいになってしまうことは避けられません。 Cのカードを使った人は平凡。 変化なし。 何か感じることはないです。なぜなら、世間一般の人はこの領域なのですから。 Dのカードを使った人は鈍才。 レベル-10%。 残念ながらあなたの道は若干険しいものとなります。人と同じだけの努力をしても、習得できるのは他の人々よりも劣ったものでしかありません。ですが、それで腐る必要はないのです。なら、人の倍、努力すれば良いのですから。 Eのカードを使った人は丸山。 レベル-20%。 あなたには才能がない! その道を選んだのは失敗だったのではないだろうか? そんなあなたが生き残る道はたった一つだ。運である。もしそれに見放されれば……あなたの人生は非常に悲しいものになるだろう。 そして能力値は絶対的な強者(真なる竜王やナザリック勢力など)がどれだけあなたのことを勧誘するか、にも表れてきます。 彼らのような超高位の存在からするとレベルよりも才能を重要視して勧誘する価値あり、となってくるわけです。 S:まず間違いなく一度は勧誘される。敗北したとしても命を助けられ、もう一度勧誘される。 A:一度は勧誘されます。敗北した時は殺されるかどうかは運次第です。 B以下は勧誘される確率はほぼないです。自分から売りこむ場合は、限界レベル次第というところでしょう。
特殊アイテム:
あなたが生まれてから生きてきた間に幸運にも得たアイテムです。もしかしたらそれは親から譲り受けたものかもしれません。もしかしたらどこかで運良く手に入れたものかもしれません。その細かな設定は自身で考えてみてください。 Sのカードを使った人は世界級アイテムを所有しています。 ……ねぇ、なんで、持ってるの? 絶対に命狙われるよ? 基本的にそれが戦闘用であれば使用すれば一発逆転も余裕で可能です。国家レベルの軍勢を相手にして勝てるかも知れません。防御やその他であればペナルティの一切ない完全なる死者の蘇生、ありとあらゆる傷や病気、毒からの回復、絶対なる防御などが出来るでしょう。 おそらくそのアイテムを使用した場合、あなたに勝てるのは真なる竜王やプレイヤーぐらいでしょう。でも、使えば使うほど命を狙われる可能性が高くなります。刺客による暗殺、ハニートラップは日常になるかもしれませんね。複数回使用し運が悪ければ、必勝の準備をしたアインズが動きだすとかありえそうです。 Aのカードを使った人が所有するのはユグドラシル産、もしくは真なる竜王が作った一品。 十数か国レベルで名が知れ渡るような一品です。それを差し出せば著名人ですら願いを聞いてくれるでしょう。それは真なる竜王でも過言ではありません。その反面、それ欲しさに命が狙われることもないわけではないです。5レベル差とかならきついかもしれませんが、ものによっては覆せます。 Bのカードを使った人が所有するのは名工の手によって作り出され、あの世界の高位の魔法詠唱者によって魔化が施されてある名品。 数か国レベルで名が知れる一品になります。アダマンタイト級冒険者でも保有してないかもしれないものです。売れば数代にわたって裕福な暮らしができます。 Cのカードを使った人が所有するのは一品もの。親から子へ、代々受け継いできたものです。 凄い力があるわけでも、有名な伝説が残っているわけでもありませんが、魔法の力を宿し、購入するとかなり高額です。ものによってはあなたの身分を保証するものにもなるかもしれません。 Dのカードを使った人が所有するのは魔法のこもっていない一品です。 駆け出しの冒険者では手に入らないような、例えば全身鎧、それなりに名の知れた名工の鍛えた剣などがそれに妥当するでしょうか? Eのカードを使った人は逆に借金があります。 あなたは親の所為なのか、自分の所為なのか、もっと別の所為なのかは分かりませんが、とにかく借金があります。もしくはありました。そのため、あなたは傭兵であれ、冒険者であれ、満足のいく武装が整いません。もしくは整っていません。そのため、限界レベル-10%と同等のペナルティを受けます。これはあなたがそのレベルに応じた武装をしていないため、同等の相手を敵に回した際にそれだけ劣る、ということを意味しています。なので、実際にレベルが下がっているということではありません。 良い武具を装備できれば、もっと強い、という(脳内)設定のためであれば、そのペナルティをもっと重いものとしても構いません。その場合は特定条件下でのみ、あなたが加算したペナルティ分の半分だけ、逆にボーナスにしても構いません。 例:通常、徒手で戦う(-50%ペナルティ)、強敵と遭遇時、剣を借りる(50%から10%引いて、残りを半分にした+20%ボーナス)みたいな感じです。あとは魔法詠唱者で基本的には攻撃魔法しか使わない(-20%ペナルティ)でも強敵とはバフをかけて戦う(+5%ボーナス)とか? こういう設定ってペナルティが重ければ重いほど頻繁にやるとかっこ悪いので、-50%とかの人は人生で一回、二回ぐらいにとどめてくれると良いなぁ。 -20%でも一年に一回ぐらいが良いなぁ。それとこのペナルティはEのカードを選んだ人以外もやっても構いませんよー。
タレント:
生まれ持った異能のことです。 Sのカードを使った人は『やばい』ものです。 ゲーム的に言えば100%耐性などです。つまり炎に無敵などです。時には殴打に対して無敵などもあるでしょう。こういったタレントは使用回数制限や条件などがあればあるほど強くなります。例えば一日に一回だけ人間では到達不可能な第八位階魔法の一つを行使可能とする。もしくは一週間に一回だけ第十位階魔法の一つを発動可能とするとかはこのクラスでしょうか? オーバーロードの魔法で第六位階の一つが日常的に使えるなども妥当かもしれません。……こういった魔法行使は凄いですけど、基準になるのがあなたの能力値なので、アインズの使うものと比較してかなり弱いなどのデメリットもあるかもしれませんね。好きにイメージしてください。 Aのカードを使った人は『凄い』ものです。 ゲームで言えば50%耐性です。一日一回だけ第六位階魔法を発動可能とするというのがこのクラスでしょうか? 一週間に一度なら第八位階とかですかね? 特別な目を持っているなどであれば全系統を見抜けるとかでしょう。 Bのカードを使った人は『有益』ものです。 例えば筋力が普通の人よりも25%ほど強い、特別な目を持つ(魔力系統だけ見抜ける)、などです。 Cのカードを使った人は『無益ではないが、さほど有益でもない』ものです。 例えば水面を五歩だけ沈まずに進める、的中率70%で明日の天気を予報できる。などです。他には0位階魔法じみた(奇術)のようなことができるなどでしょうか。指の先端にろうそく程度の小さな明かりを灯せる、とかもありそうですね。 Dのカードを使った人は『なし』です。 Eのカードを使った人は『なし』です。 本当はデメリットをつけたいところでしたけど、あんまりこれだというのが浮かびませんでした。なので、自分で何か適当なマイナスの設定を付け加えてください。それによってあなたの何かが一段階悪くなります。くそむかつく上司(マジで助けてくれない)の指示を受けて働いているとかでも良いですよ? ちなみにブレインがB、ンフィーがSよりのA、イビルアイはEXとかになるでしょうか。
コネクション:
あなたの実力に関与しないので軽く見がちかもしれませんが、決してバカにできたものではありません。中級職以上への転職、優れた武具の購入、日々の生活における様々なメリットが隠れて存在しています。実力があるのにあなたがこれを高いレベルで持っていない場合は……世渡り下手なのか、利用されるだけなのか、旅人ですぐに居を移すからなのか、はたまたは未完の大器だからでしょう。 Sのカードを使った人は世界トップクラスの実力者組織のまとめ役とのコネを保有します。 ……なんで? まぁ、兎に角、これはアインズやツアーなどへのコネクションです。これは泣きつけばありとあらゆる状況をいとも簡単に打破してくれるものです。ただし、注意しなくてはならないのは決してあなたの実力でもないですし、相手だって何かの考えがあるということです。頼り続ければ、恩が積みあがったころに返してくれと言われるかもしれません。ただ、もし仮にあなたが住んでいる国に魔導国が攻めてきた場合、どんなあなたを作っても勝ち目はありませんが、このクラスのコネを持っていれば組織の方針を覆し、「お前の孫の代まで関与しないことを約束しよう」ぐらいの100年程度の平和は維持できそうです。 Aのカードを使った人は世界トップクラスの実力者一人とのコネを保有します。 相手が組織として動いている場合は無視されると思いますが、それを除けばSのカードを使ったコネクションに匹敵します。シズの1円シールを張られたネイアとかですね。プレアデス全員にお願い出来る形でありますし、デミウルゴスが殺すと判断しても「許してあげて」ぐらいは言ってくれます。ですが、上位者や組織の決定には逆らいません。 Bのカードを使った人は数か国に顔が利く人物へのコネクション。 これは国王クラスのコネです。他国への移動が手軽だったり、その国内での手続きが非常にスムーズだったりします。場合によってはフールーダなどの実力者もそれにあたります。英雄でも逸脱者よりの個人などがそれです。はっきり言って、それらの人とのコネクションは暗殺や敵対の抑止にもなります。下手すれば国家レベルの暴力が敵に回る、と思えばよほどメリットがなければ怖くて敵対など出来ないですよね? Cのカードを使った人は国家に顔が利く人物へのコネクション。 上級階級、それも辺境伯、公爵などのコネです。場合によっては隣接している国に対しても使えるかもしれませんが、その効果は数段劣るものでしょう。アダマンタイト級冒険者とのコネもこのクラスでしょうか? Dのカードを使った人はライバルを持っています。 基本的にはあなたの役に立つことはありませんが、本当にどうしようもなくなった時、きっと味方をしてくれることでしょう。ただ、命を張ってまでは決して助けてくれないと思います。 Eのカードを使った人は不幸にも敵がいます。 それは逸脱者よりの個人か、大国です。かなりの確率で命を狙われることになります。追手から逃げたり、すべきことが満足にできない、などのことから、あなたの生活レベルは一段階落ちるでしょう。 もしくはあなたはその敵との謀略などを含んだ、争いにそれなりの時間を割く必要が出てくるかもしれません。 もし一段階落とすのであれば、命を懸けて一度ぐらいは助けてくれるという設定を追加しても構いませんよ? ただし、それはCまでのカードを使った人限定です。例えば、Cのカードを使うけど、Dのライバルを設定する。その場合、そのライバルは命を懸けて一度ぐらいは助けてくれます。 他にはSを使って、Aの個人、例えばデミウルゴスなどを設定した場合、アインズに平伏したり、アルベドの嫌みを受けながらも助命嘆願してくれるみたいな感じです。 以上になります。 ということで分身をクリエイトしてみてください。
◆ ◆ ◆
皆さんの脳内キャラはどんな感じになりました? 一般的に限界レベルを高めにする人が多い感じなんでしょうか? 個人的にはレベル激弱な世界級アイテム持ちのコネクション高めで庇護プレイとかの方が幸せになれそうな予感を覚えます。レベルにSを振っても41レベル。より強大な相手というのは残念ながらいますから。それよりはタレントとかアイテムとかにSを振った方がワンチャンあるような……。でもレベルが低いと普通に奪われて殺されて終わりかな、とかも思いますし……。 41レベルな分身とかですと対等に戦える相手だって、できればそんな強いやつとは敵対したくないと思うでしょうから、取引などの形を持ってくるでしょうし、単純に強い方が長生きできそうな……。 なんて、皆さんがどんなキャラを作ったとか、どこかで聞けたら面白いかもしれませんね。 それと分身の設定を考えるのに重要なのはやはり地位や敵、だと思います。皆さんの分身は権力者ですか? 流しの旅人ですか? 組織に所属していますか? それは国家ですか? 何かの結社みたいな存在ですか? 自由に考えてみてください。 そして最後に皆さんのラスボスを決めましょう。別に決めなくても構いませんよ? 皆さんの脳内設定を重視してください。矛盾が出るようなら当然無視してくれて構いません。ただ、あくまでも脳内設定の足しになるかな、程度のことです。 それと直接挑んでくるというわけではないでしょう。裏で暗躍する、部下を送り込むなどのパターンが考えられます。何度か跳ねのければ、あなたの価値次第によっては勧誘に切り替わる、本気で殺しにかかってくるなど色々なパターンへの変化もあり得るでしょう。皆さんの脳内設定にお任せします。 何故、狙われているのか、なども考えると良いかもしれませんね。 好きに設定してくれて構わないのですが、運で決めたいという人のためにランダム性を導入します。 サイコロ、六面ダイスを二個、握りしめてください。……近くにない人も多いでしょう。そういったサイトがあると思いますので、そちらを開くなりしてみてください。 2つのサイコロの合計値はどれになるでしょうか。行きますよ? 2:アインズ&ナザリック階層守護者の誰か&高レベルのシモベ複数体 3:ナザリック階層守護者の誰か。サイコロで決めても良いですよ。 サイコロを一つ振ってください。 (1:シャルティア、2:コキュートス、3:マーレ、4:アウラ、5:デミウルゴス、6:アルベド) 4~5:現地の人間種や亜人種の強者(サイコロ二つをもう一度振ってみてください。その出た目に45を加算します。それが敵のレベルです)。プレイヤーの血を引いているなどの特別な生まれがある、特殊な存在でしょうね。かなりの確率で国家を動かせるだけの権力を有しているでしょう。 6~7:プレアデスの誰か(もしくは複数)。丸山の想定する現地人のラスボスはプレアデスです。 8~9:現地の異形種の強者(サイコロ二つをもう一度振ってみてください。その出た目に50を加算します。それが敵のレベルです)。プレイヤーの血を引いているなどの特別な生まれがある、特殊な存在でしょうね。個人で行動しており、何かを送り込むときは金を払って、などのパターンの方が多いと思われます。 10:白金の竜王の勢力(協力者や部下などであり、竜王本人は動きません。でも場合によっては……) 11:真なる竜王の一体。白金の竜王の関係者かもしれませんし、それ以外かもしれません。 12:六竜の一体。 それではこんな感じで丸山の10周年ありがとうメッセージ……メッセージ?を終わりにします。 皆さん、色々とありがとうございました!
News
10周年記念企画①
「イラストカード付特装版」の発売が決定!オーバーロード15巻で10周年記念イラストをひとつづりにした「イラストカード付特装版」が発売されます。
オーバーロード15 半森妖精の神人[上]
イラストカード付特装版
2022年6月30日発売
イラストカード集の表紙
10周年記念企画②
期間限定で1〜14巻と新刊15巻が10周年記念イラストを使用した“かけかえカバー風”特大帯で登場!!
1〜14巻は6月中旬より書店にて順次展開予定です。6月30日発売の15巻の帯はすべて“かけかえカバー風”特大帯で展開されます。
※期間:2023年7月末まで。 ※展開期間は書店により異なります。 ※一部お取り扱いのない店舗もございます。詳細は各店舗にお問い合わせください。
10周年記念企画③
「三方背ケース付特装版」の発売が決定!オーバーロード16巻は小説15・16巻を収納できる三方背ケース付特装版を発売します。 ケースのイラストはso-binさんの書き下ろし。ここでしか見れないレアなシチュエーションイラストかも!?
オーバーロード16 半森妖精の神人[下]
三方背ケース付特装版
2022年7月29日発売
三方背ケース
オーバーロードチームからお祝いメッセージ
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