渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

チャイナタウン

2020年08月12日 | open


この街は、戦後中華街と命名されたが、
私が子どもの頃は俗に「南京町」と呼ば
れていた。中華人民共和国とは日本は国交
を結んでいない頃ね。
今のように明るい街区ではなく、夜になる
と薄暗い街で、暗黒街映画に出てくる何か
ヤバいブツの取引とかに登場しそうな雰囲
気だった。
いうまでもなく、飯はかなり美味い街だ。
当たり前だけど。
子ども時分ではなく、学生になってからは
大陸系よりも台湾料理の「若葉」さんが
個人的には好きだった。
チャーシュー丼の大将とケンタで知り合っ
てからはコーショーにも行ったが、やっぱ
美味かった。今は場所移ったみたいだが。
美味くない店とかあのチャイナタウンに
あるのだろうか。
どこもうめえぞ。
ただ、店により味が全部違うから、好み
や贔屓は別れるでしょうね。たぶん。

中華街ではないが、石川町から元町に行く
途中の左手にめちゃくちゃ美味いラーメン
屋があったのだが、これはまだ私が東京に
いた頃に閉店した。パイコー麺なんて最高
だったよ。

仕事で神戸に出た時、神戸の南京町に寄っ
てみたが、ハマと違ってかなり全域が狭い
ので驚いた。ハマは中華街だが、神戸は
中華ストリートのような感じなのだ。
タワーがあるのは似てるのにね(笑)。
ただ、自分が住む都市にこうした街がある
というのは、いいなと思う。
いろんな顔が寄り集まっていて、それで
都市が形成されているところがいい。
いろんな人や文化や価値観が共存して皆
で生きている。
価値観も何もかも金太郎飴の押し付けなん
てのは俺はまっぴらごめんだ。
そういうのしかないから田舎は嫌いなんだ
けどね。
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