大人になっても体育館シューズを購入している人は、若いころからその道でスポーツしてきた人でしょう。
そういった人たちは、勿論どんなシューズがいいのかはご存じだと思います。でも、普通に生きてきた40代は体育館シューズの暗黙のルールなんて知りませんよね?
この記事では、どうやら現在は暗黙のルールから常識になりつつある、体育館シューズについての実態を扱っていきます。
体育館シューズとスニーカーの違い?
この記事を読んでいるということは、多くの方が近日中に体育館への集合を余儀なくされた大人の方々かと思います。
そこで、「体育館シューズってあったかな?」と子供の頃の上履きが頭をよぎり、「あれって大人も履くわけ?」という感じでお調べになられたのではないでしょうか。
もしくは、ただ「体育館シューズ スニーカー」で検索して、いまあるスニーカーで大丈夫かを確認した方もいるでしょう。
皆さん、しっかりした社会人ですね。
そうです、体育館シューズには専用のものがあるんです。
私は駄目な社会人なので、履いていないスニーカーで参加しちゃってました。
その時は参加者がご高齢の方ばかりだったので問題なかったと思いますが、ひょっとしたら何か言われてたのかも知れませんね。
大人の体育館招集は突然に
「こういうことしなくていいのが大人じゃないの~」とパートナー様がムクさせたのが、自治会のお知らせでした。
「なになに、自治会対抗のインディアカ?、体育館シューズで参加とな??、あ、そういえば組長会議でしょうがなく参加してたわ(私)」というのが事の起こりでした。
皆さんも大体は同じように、意図せぬ体育館行事への参加だと思います。
そんな行事にわざわざ靴を買う必要もあるのかと思いますが、どうやらあったほうがいいようです。
それは暗黙のルールしかり、安全性能しかりだからです。
体育館シューズ、暗黙のルールとは?
体育館シューズの暗黙のルールは2点あります。
- 床を傷つけたり、汚すような靴はマナー違反
- 同伴者の室内シューズも靴裏はゴム製
というものです。
なるほど、マナー違反ということなんですね。
確かに体育館は天井のライトの光で、ピッカピカな印象です。傷や汚れはあまりないように思いますね。
そういえば学生の頃は、しっかりワックスが塗ってあり、何かあればすぐモップを掛けていました。
どうやらそのピカピカを汚したり傷つけたりすることがマナー違反にあたるらしく、白い目で見られるということですね。
体育館は裸足も駄目なの?
学生時代モップ掛けをしていたんですが、自分たちは体育館シューズを履いていなかったんですよね。
というのも、私が取り組んでいたのは「日本拳法(日拳)」という格闘技だったので、体育館ではもっぱら裸足だったんです。
じゃあ裸足はOKなのかを調べてみると、「簡単に足裏の皮膚が破れる」とありました。確かに日拳をはじめたころは破れてました!
破れてバンテージしてを繰り返しているうちに、足裏の皮膚が硬くなって破れなくなるんですけどね。
いま体育館で踏み込んだら間違いなく皮膚が破れると思います。どのスポーツでも必ず踏み込む場面はあるので、裸足は控えないといけませんね。
ちなみに靴下はツルツル滑って危険です。
とくに大人は柔軟性も落ちているので転ぶのはよくないです。子供にも悪い見本になるので止めましょう。
体育館専用シューズの特徴
体育館専用シューズの特徴は、ズバリ靴底のゴムにあります。みためでも分かってしまうので、スニーカーだと意識の高い人には気づかれるでしょう。
意識の高い人はかなり敏感なので、結構激しく注意する人が多いようで気を付けましょうね。
肝心の靴底の色ですが、体育館専用のシューズは基本的には飴色といわれる茶色になります。
なかには白の靴底もありますが、かなり稀なので逆にスニーカーと思われるかもしれません。折角買うなら飴色をお勧めします。
専用シューズの性能とは?
「見せてもらおうか、体育館専用シューズの性能とやらを!」
と、シャア様の名セリフをもじりながらみていきましょう。
スニーカーとの主な違いは靴底のゴムなんですが、スニーカーの場合は体育館の床との摩擦でゴムが溶けて汚れになることがあります。
これが意識高い系の人に嫌がられる原因です。
専用シューズの飴色靴底のゴムは、硬めのラバーソールが使用されていて、汚れにもならずキュッキュとグリップが効くんですね。
そして、実はここからさらにスポーツごとに適したシューズになっていきます。
ガンダムに例えるとRX-78ガンダムをベースに、陸戦型やアレックス、ピクシーやフルアーマーなど、世代が違うと全く分からないかもしれませんが…、
とにかく沢山派生しているということです。
※派生している中でバレーボールやバッシュなどは飴色じゃないものも多いですね。見た目もいいので気にする方はそれらを探しましょう。
地域の集まり程度ならこれ
「じゃあ、なにを履きゃいいの?」となるなら、これらをお勧めします。
まずは、地域の集まりだったとしても多少は動き回れるシューズならこちら。
ただの見学や付き添いで見た目なんかは気にしないかたはこちら。
ちなみに全くお金を掛けたくないし、人の目は気にしないのであれば、履いていない靴でもいいかもしれません(自己責任で判断して下さい)。
またお勧めしていますが、万能ではありませんし個人の好みもありますから、ここにあるのは「迷って選べない!」という人用の安価な商品です。
しっかり探せば5,000円前後でいいのありますよ。
まとめ
体育館専用シューズも調べてみるといろいろあります。
地域の集まりでなく、新たにスポーツを始めるならその専用シューズを探してくださいね。
また、地域の集まりでも意識高い系の人は必ずいるので、折角調べにきたなら対策しておきましょう。
専用シューズに足を包み、運動してみればまた新たな視点が広がっているかもしれません。
是非ストレッチなどをしっかりして、安全第一で楽しんでくださいね。