キャリアの方向性にも「粒ちがい」な個性が表れている社員たちに、各職種について語ってもらいました。
社員のこだわりや達成感から、自分が働く未来を想像してみてください。
天畠 カルナ | クリエイティブ職 | 2015年新卒入社 |
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記憶に残る世界観をつくり、
愛されるブランドを生む
みなさん、こんにちは。2015年入社、デザイナーの天畠カルナです。アメリカ・ハノーバーで生まれ、鎌倉で育ちました。中高時代に所属していたダンス部で、衣装やヘアメイク、ポスターをトータルでアートディレクションすることの楽しさを知り、アートディレクターを目指して多摩美術大学グラフィックデザイン学科に進学しました。
入社後は、HAKUHODO DESIGNという、デザイナーが多く所属する部署でさまざまなブランディング業務を経験してきました。現在は、ロゴやパッケージ、ポスターのデザインはもちろん、商品開発やライブ配信番組など、幅広いジャンルでアートディレクションを担当しています。人の記憶に残る世界観をつくり、長く愛されるブランドを生み出すことを目標にしています。
デザインは「見た目をととのえる」
だけの仕事じゃない
デザイナーは、世の中の人が直接目で見て触れるものをデザインする、最後の砦のような役割があると思います。大事なのは「そもそも」を忘れないこと。表現方法に走って、本質的な意図からズレてしまっては本末転倒です。逆に「そもそも」がはっきりしていない場合は、状況を整理し、深掘りしたりして、あらためて企画自体を軌道修正する場合もあります。デザイナーというと、見た目をきれいにする人と思われがちですが、デザインする手前のリサーチやヒアリングにもしっかりと関わり、課題や強みを見つける力がとても重要だと思っています。
以前、私がデザインしたお醤油のパッケージを見た女子高生が、わざわざお父さんを呼びに行って、「こんなかわいい商品があった!」と話しているのをデパートで偶然見かけたことがあります。これは、女子高生という、想定ターゲットとは違うユーザーに届いたということ。企画の意図を超えて、デザインの力で彼女と通じ合えた気がした瞬間でした。
自分のデザインやアイデアによって、今まで素通りされていたものが目に留まり、ついつい手に取りたいものになる。そんな生活者の方の反応を見られたときはとても嬉しいです。手に取ってもらえた商品の先にいる企業や生産者の方にも喜んでいただけたとき、この仕事がもつ“力”を感じます。小さな喜びが連鎖することが、よりクリエイティブなものをつくる原動力になれば、世界はもっとワクワクする場所になると思っています。
“好き”に責任をもち、
コラボレーションを楽しむ
一緒に仕事をするなら、「好きなことに責任をもてる人」がいいですね。
時代が大きく変化するなかで、会社のあり方も大きく変わり、個人が任される仕事も単一ではなくなってきています。その中で、自分の得意なことや好きなことを責任をもって主張できることは、とても難しいことだけど大事なことだと思います。
また、デザイナーは映像監督、カメラマン、スタイリスト、脚本家、イラストレーター、美術といったさまざまなプロフェッショナル達と共に仕事をします。みんなでどのようにコラボレーションできるか、毎回違う化学反応を楽しめる人は向いていると思います。
いくつかの「もしも」を、社員にも自由に想像してもらいました。
社員の中にある答えからあなたならどうするか、想像してみてください。
- もしも世界が終わるとしたら、何をしたいですか?
- なんでもない1日を過ごす。
- もしも学生時代の自分に会えるなら、なんと声をかけたいですか?
- 周りに流されず、自分が好きなことを続けるように。
- もしも願いがひとつ叶うとしたら、あなたならどんな未来をつくりたいですか?
- 失敗を恐れなくていい、誰もが好きなことにチャレンジできる世界。
※出演者の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。