キャリアの方向性にも「粒ちがい」な個性が表れている社員たちに、各職種について語ってもらいました。
社員のこだわりや達成感から、自分が働く未来を想像してみてください。
松本 真帆 | ビジネスプロデュース職 | 2017年新卒入社 |
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本気で「考える」ことで道をひらく
みなさん、こんにちは。2017年入社のビジネスプロデュース職(以下、BP職)の松本真帆です。高校時代にハマっていた刑事ドラマの影響で、刑事になりたいと思い法学部に入学。それからずっと公務員試験の勉強をしていましたが、大学3年生になると周りが就職活動を始め、私も企業のインターンに参加してみたいと思うようになり、さまざまな業種のインターンシップに応募しました。
そして、縁があって博報堂のインターンシップにも参加しました。広告会社ってどんな会社だろう……、当時はわかるようで、いまいちピンときていなかったのですが、参加してみると「CMをつくるだけじゃなくて、本気で生活者の未来を考えて事業創造したり、コミュニケーションの力で課題解決できる仕事なんだ」と実感していきました。チームでアイデアを考え抜いたインターンシップが楽しくて、もしかしたら私が求めているのはこういう“ワクワク感”かもしれないと思い、公務員試験の勉強をやめて博報堂を志望しました。
特にマーケティングや広告を専攻していたわけではない私ですが、人が好きで、日頃からみんなが何を考えているのか、どうやったら人が動くのかなどを考えるのが好きだったので、「生活者発想」を掲げている博報堂に惹かれたのだと思います。現在は、BP職として大手消費財メーカーを担当。国内ブランド戦略からグローバルでの制作業務も担当しています。
ブランドに向き合い、一番のファンになる
私は、BP職は“映画監督”みたいなものだと思っています。1つの作品(制作物)を社内外のスタッフと力を合わせて公開までもっていく。始まりから終わりまで責任を負っているのがBP職です。滞りなく業務を進行し、お金を管理し、ビジネス全体を「プロデュースする」立ち位置、まさにBPの“P”を担っています。
クライアントの窓口として日々会話をするのもBPの職務なので、見えない課題を把握し、マーケティングやクリエイティブスタッフに的確に伝えることも大切です。また、BP職においてもう1つ大切なことは、「誰よりも生活者であること」だと思います。自分が担当しているブランドを“一番理解”し、“一番のファン”になる、それくらいの気持ちでブランドと向き合うことがいいアイデアにもつながると信じています。
BP職での達成感といえば、チーム全員で、脳に汗をかくほど考え抜いたアイデアをプレゼンして、クライアントが大きくうなずいてくださったとき。アイデアを詰めていく打ち合わせをしていると、“文化祭前夜”みたいなワクワク感と不安とが入り混じった感情になりますね。
「これで本当に課題解決ができているんだろうか」「これで生活者は動くんだろうか」、何度も何度も打ち合わせを重ねながら、チーム全員で協力して絞り出したアイデアが認められたときは、やっぱり本当に嬉しいです!
でもそこで終わりではなく、そこからが始まりなので、クライアントと一緒に施策実現までもっていくスタートラインに立てた達成感を感じると同時に、これから頑張ろうと身が引き締まる瞬間でもあります。
特別な才能じゃなく、
どれだけ人に興味をもてるか
「人が好き」「チームで働くのが好き」、そんな人と働きたいですね。
OB訪問で学生の方から、「広告会社に入るには、何か特別な才能が必要ですか?」と聞かれたことがありました。その時、尊敬する先輩から言われた言葉を思い出して、「クリエイティビティって特別な才能じゃない。人が好きで人に興味がある。そんな人だったら、生活者の立場に立った新しい発想がきっとできる。才能とかじゃなくて、どれだけ人を思いやれるかが大事なのかも。」と答えたことがあります。
「え、そんなこと?」と思うかもしれませんが、意外と業務でも、生活者目線で考え抜くということが一番難しかったりします。いつもイヤホンをつけて携帯を見ながら通っている道を、周りの人やモノを見ながら通ってみる。いつも一緒にいる友人の些細な変化に気づいてあげる。よく業務でも、「当たり前を疑え」と言われるのですが、いつも当たり前だと思っていた景色を疑い、いつもと違った視点から人やモノを見ることができる人。そんな「生活者発想」ができる人はいいですね。
いくつかの「もしも」を、社員にも自由に想像してもらいました。
社員の中にある答えからあなたならどうするか、想像してみてください。
- もしも明日休みを取れるとしたら、何をしますか?
- スカイダイビング! いつもと違う景色を見てみたいし、どこかにちょっと不時着してみたい(笑)。
- もしも学生時代の自分に会えるなら、なんと声をかけたいですか?
- 最高の瞬間は常に未来にしかないから!(※現代版『東京ラブストーリー』が好きすぎて、赤名リカの台詞より拝借)
- もしも願いがひとつ叶うとしたら、あなたならどんな未来をつくりたいですか?
- 魚や動物と会話できる未来をつくりたいです。
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