キャリアの方向性にも「粒ちがい」な個性が表れている社員たちに、各職種について語ってもらいました。
社員のこだわりや達成感から、自分が働く未来を想像してみてください。
蔵敷 夏実 | ストラテジックプラニング職 | 2016年新卒入社 |
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広告会社は文化祭にも似た仕事
みなさん、こんにちは。2016年入社の蔵敷夏実です。肩書はマーケティングプラナー/コミュニケーションデザイナーで、ストラテジックプラニング職(本属/以下、ストプラ職)とクリエイティブ職(複属)、2つの顔があります。この会社の中でも、ちょっと特殊な存在かもしれません。
私が広告会社に入社したのは、“文化祭を仕事にしたかった”からです。私自身、小・中・高校時代、学校行事でやたらと張り切るタイプで、「文化祭を仕事に出来たら、めっちゃ楽しいのにな〜」と思っていたところ、広告会社の業務スタイルや内容が文化祭と似ていると気づき、目指すようになりました。
入社の動機を社内で話すと「たしかに、この仕事って文化祭っぽいよね!」と賛同を得られるので、私の“読み”は間違ってなかったみたいです(笑)。 戦略に頭を悩ませたり、企画に走り回ったり、競合に燃えたりする日々は、まさに「あの頃の青春・社会人ver.」だなと思います。
“正しさ”と“楽しさ”を両立する
ストプラ職は、コミュニケーションやブランドなどの「戦略の専門家」だと思いますが、私はクリエイティブ職での経験も活かした「戦略的にクリエイティブを考える専門家」を目指して業務に取り組んでいます。
プラニングで大切にしているのは、「思い込みすぎないこと」と、「直感を信じること」という、一見矛盾するような2つの視点を自分の中にもつことです。戦略を立てるときは、つい「正しいかどうか」を気にしがち。ですが、一人の生活者として考えてみると「正しいけど、受け入れ難い〜」と感じてしまうことがありますよね。博報堂的に言えば「別解」というキーワードがありますが、“正しい”だけじゃなく“楽しい”答えを諦めずに追求することが大切だと思っています。(今も絶賛修行中です!)
達成感を感じるのは、「気づきそうで気づけなかった発見をした瞬間」や、「言語化できていない兆しを言語化できた瞬間」です。私たちの仕事は、ブランドと生活者の幸せな出会いをつくったり、世の中に新しい問いを立てたりすることだと考えています。その中心となる気持ちや現象をつかめたときは、ワクワクが止まりません。早く誰かに言いたくて、打ち合わせ前にフライングで話しちゃうこともあります(笑)。
その瞬間を見つけるだけでなく、形にしていくことも大切だと思っています。戦略とクリエイティブを行き来しながら作業を進めて形にし、生活者に届けられて成果になったときはとても嬉しいです。
粘り強く考え、自分の心に素直であり続ける
一緒に働きたいのは、「考えるのが好きな人」と「自分の心に素直でいられる人」です。先ほど、“正しい”だけじゃなく“楽しい”答えを諦めずに追求することが大切だとお話しましたが、「どこにいるの〜」というくらい、見つからないときもあるんですよね。でも、そんな中で粘り強く考え続けてくれる人と、一緒にとことん考えたいです。
また、“楽しい答え”にたどり着くためには、自分の心に素直でいることも必要だと思います。プラニング中は、この戦略や企画で「本当に心が動くのか?」「自分が心から良いと思えているか?」という問いと常に向き合い続けます。すると、たまに心が嘘をつきそうになるんですよね。そこをグッとこらえて、自分の心の動きに素直で居続けられる人が一緒のチームにいてくれると嬉しいです。
いくつかの「もしも」を、社員にも自由に想像してもらいました。
社員の中にある答えからあなたならどうするか、想像してみてください。
- もしも世界が終わるとしたら、何をしたいですか?
- 好きな漫画の作者さんたちに問い合わせて、物語の結末をこっそり教えてもらいたいです……!
- もしも学生時代の自分に会えるなら、なんと声をかけたいですか?
- 会社で仲良しの友達がたくさんできたよ~。
- もしも願いがひとつ叶うとしたら、あなたならどんな未来をつくりたいですか?
- どんなジャンクな食事もおかしも、全部がヘルシーな未来をつくる!(仕事中は甘い物が相棒です)
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