今の私を作り上げています
仕事で心がけていることは?
相手の立場を想像し、何が最善でどんなことが助けになるかを考えています。高校サッカー選手権大会の全体管理を担当するようになってから、若手育成・担当業務振り分けの難しさに直面。個人の得意不得意は千差万別ですし、仕事の楽しさを感じるポイントも異なります。みんながやりがいを感じてくれるようにするには、自分がどう動かなければならないのか深く考えるようになりました。
労務管理を担当している業務推進部では、みんなが気持ちよく働ける会社を目指すために、個々の抱えている案件や業務量をチェックしています。本社の事業部と連携しながら教育・評価制度の見直しなどを通して、社員の能力を発揮できる環境づくりを心がけています。
思い出に残っている仕事は?
2011年東京で開催予定だった世界フィギュアスケート選手権に携わり、1年間日本スケート連盟に出向して、慌ただしい日々を過ごしていました。「あと2週間で開催だ!」とチーム全体が意気込んでいた中、東日本大震災が発生。4年ぶりの東京開催がやむなく中止となりました。スタッフ一同驚きと落胆を隠せませんでしたが、ロシア・モスクワでの代替開催が決まり、東京大会で使う予定だった荷物配送など後方支援に回りました。
絶えず状況が変化するイベントを作り上げている以上、不測の事態が起こる可能性は常にあります。その度に私たちは考えや気持ちを切り替えて、別の業務にあたらなければなりません。入社して初めて体験したこの大きな出来事から、「イベント業界に従事する人間としての在り方」を学びました。
仕事の魅力は?
この仕事をしていなければまず関われないような人たちと出会い、一緒に働き、時には親睦を深めることで、成長を感じられることです。色々な方の考えに触れることができ、とても良い刺激になっていますし、価値観がアップデートされて自分の視野が広がっていきました。これまでにやってきた仕事の全てがつながって、今の自分があると思うので、仕事を通して出会った方々に恩返しをしていきたいです。
高校サッカー選手権大会では、チーム全体が色々な面で強くなる様を目の当たりにし、人の成長をダイレクトに感じる面白さを知りました。若い世代から逆に学ぶこともある現場なので、毎回新鮮な気持ちで業務にあたっています。関係者の皆さまが自分を信頼してくれることも嬉しく、今後もこれまでの仕事はもちろん新しい仕事にも全力で励んでいきたいと思います。
セイムトゥーを一言であらわすと?
「割となんでもあり!」個性豊かなメンバーが多く、一緒に居ると活気が出てくる会社です。自分では思いつかない考えがたくさん出てきて、それを受け入れてくれる人ももちろんいます。「みんなを納得させることができれば割となんでもあり!」という気風です!