最終更新日:2022/11/10

(株)ポッカクリエイト【カフェ・ド・クリエ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 外食・レストラン
  • 専門店(食品・日用品)
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
東京都

カフェ・ド・クリエの運営に携わる3名の社員にインタビュー

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周囲と協力しながら行う店舗づくり

店舗運営は店長をはじめ、統轄店長、SVが中心となって行っている。これらの職種に就いている3名の社員に、それぞれの仕事内容ややりがいについて聞いた。

■後藤 奈穂さん
営業本部 運営部 店長/2017年入社

■竹内 和輝さん
営業本部 運営部 統轄店長/2016年入社

■福地 崇さん
営業本部 運営部 SV・マネージャー補佐/2004年入社

先輩社員の紹介

学生時代、カフェ・ド・クリエのアルバイトで接客の楽しさを実感した後藤さん。同社を就職先に選んだのは「一人ひとりをしっかり見てくれる会社」だと感じたから。
学生時代は食品関係の研究をしていた竹内さん。カフェ好きだったことから、さまざまなカフェに足を運んで比較し、「一番居心地が良かった」同社への就職を決めたという。
仲間と協力して店舗運営ができる飲食業界への就職を志望していた福地さん。最終的に同社を就職先として選んだのは、「早い段階で店長になれるのが魅力的だったから」。

共に働く仲間の成長が仕事のやりがいに(後藤さん)

入社後は2店舗で研修を受け、1年目の10月から店長に。浜松町の店舗で1年半ほど店長を務めたあと、SVに「より大きな店舗で店長をしてみたい」と話し、3年目からは丸の内にある店舗で働いています。ここのお客さまは、ランチやティータイム、商談などで利用されるビジネスパーソンの方が大半です。ビジネス街の店舗では、毎朝「行ってらっしゃいませ」と送り出したり、一日に何度も来られる方とコミュニケーションを取ったりできるのが楽しいですね。

心掛けているのは、スタッフが気持ち良く働ける環境を作ること。スタッフが気持ち良く働いている店舗は、お客さまにとっても居心地の良い空間になります。そのため、スタッフを管理・指導する際は、一人ひとりの個性に応じて伝え方を変えるなど、相手の気持ちを考えながらコミュニケーションを取るようにしています。それによって普段から何でも話せる雰囲気ができており、今ではスタッフのほうから店舗改善のための意見を言ってくれます。

スタッフの成長を見られるのは、店長という仕事をしていてうれしいところです。スタッフの中には「接客が苦手」という人もいますが、「社会人になったらコミュニケーションは必要だし、練習していこう」と、いろいろアドバイスを続けていると、どんどん接客できるようになっていくんです。できることが増えるたびに「やったじゃん!」と一緒に喜んだりして……。最近は、「あれをやってみたいです!」と自分から挑戦してくれるようになっています。

これまで後輩社員の育成にも携わりました。以前は自分の結果さえ出せれば良かったのですが、新卒社員の育成では難しさも実感。この経験をもとに、今後は後輩たちが一段と成長していけるようなきっかけをどんどん作り出していきたいと考えています。将来のキャリアはまだ具体的に考えていませんが、本部の運営推進などに携わり、いろいろな店舗をサポートしていけたら良いですね。

数字を分析して店舗の改善に生かす(竹内さん)

これまで6店舗を経験し、2020年12月からは新店舗のオープニング店長を務めています。新店舗ということで、効率の良い店内オペレーションを考えたり新人スタッフを教育したり、といったことを一から行っています。コロナ禍で客足は減ってしまっているのですが、その分スタッフ教育に時間をかけ、お客様に安心してご利用いただける空間の提供を目指しています。また、ショッピングモール内の店舗なので、他テナントと提携した集客施策なども考えています。

2020年10月からは統轄店長という役職で働いています。統轄店長とは、店長として店舗を持ちつつ、他店の新人店長のサポートも行うポジションです。新人店長の悩みを聞いたり店舗の様子を見に行ったりして、売上や商品、スタッフの管理についてアドバイスを行います。元々周囲の店舗の売上などをチェックして自分の店舗運営の参考にしていたのですが、統轄店長になってからはサポートする店舗の数字を特に念入りに分析するようにしています。

会社がさまざまな店舗運営基準を設けているので、それに基づいて店舗の改善に取り組みます。以前店長を務めた店舗では食品のロスを減らすことで利益が向上し、お客さまへのあいさつの徹底を指導したことで覆面調査の評価が向上しました。また、現在サポートしている店舗では、清掃チェック表を作ったりゴミ箱を大きくしたりすることで、クリンリネスが改善されてきました。自分の介入によって、店舗をより良くしていけるのが面白いところです。

コロナ禍によって飲食業界は苦境に陥りましたが、その中で新店舗の店長や統轄店長を任され、やれることがいろいろあると感じています。この1年で建て直し、しっかりと利益を出していくことが今の目標。こういった状況だからこそ、自分の力が試せると考えています。まだ統轄店長としての経験は浅いですが、数字を見て店舗を改善していく仕事が好きなので、いずれはSVなど、より広いフィールドで店舗運営に関わる仕事にチャレンジしてみたいですね。

オーナーや店長と協力し、FC店の経営改善をサポート(福地さん)

現在、複数の店舗の運営をサポートするSVとして11店舗を担当しています。SVは直営店担当とFC担当に分かれていますが、私は後者です。FC店舗のオーナーや店長とやりとりしながら、各店舗のサービス、クリンリネス、アメニティなどの改善をサポートするのが役割。店舗の様子をチェックしたり収支状況をオーナーと確認したりして課題を探り、他店舗の成功事例などを参考にしながら解決に取り組みます。

仕事をする上で心掛けているのは、相手の視点に立って考えることです。店舗で働いていた頃はカフェを利用するお客さまの視点を意識していましたが、今はそれに加えてFCオーナーの視点も踏まえつつ仕事をしています。本部の方針とFCオーナーの考えが必ずしも一致するとは限りませんから、一方的に本部の指示を伝えるのではなく、FCオーナーの要望を吸い上げることも大切です。うまく信頼関係を築けなければ、良い店舗は作れません。

以前、担当する店舗の中になかなか利益の出ない、赤字の店舗がありました。そこで、フードロスを減らしたり、効率的なシフトを組んだりするための提案をしたところ、1年かけて黒字化させることに成功。「やっと先が見えてきた」とオーナーにも喜んでいただきました。特に新店舗を立ち上げるときはやりがいを感じます。FCオーナーや店長、スタッフたちと同じチームの一員として取り組むため、うまくいくと自分のことのようにうれしいです。

店舗ビジネスに関わること全てを経験できるのは、当社の良いところだと思います。店長をはじめ、SV、商品開発、店舗開発などに携わるチャンスもあります。将来、自分で店舗を持ちたいという方は、いろいろと学べるでしょう。私は入社以来、店舗運営一筋でやってきましたが、他部署の仕事も面白そうなので機会があれば挑戦してみたいですね。2020年からはマネージャー補佐も務めているので、後輩SVの育成にも取り組んでいます。

学生の方へメッセージ

当社では半年間の研修実施後に店長資格試験を受けることができ、早ければ1年目の秋から店長として働くことが可能です。実際、ほとんどの社員が1、2年目で店長に昇格しています。それ以降のキャリアとしては、店長昇格後3年以内に統轄店長、さらにSVとして店舗運営に携わる道のほかに、商品開発、店舗開発、建築設計、管理本部などの部署で活躍する道もあります。

キャリアに関する希望は年2回の上長面談で吸い上げているほか、年1回自己申告書を提出してもらうことで直接役員が把握するようにしています。また、3年目社員研修ではそれまでのキャリアを振り返りつつ将来のキャリアプランを発表する場も設けており、社長以下役員がそれを聞いて異動に反映させています。こうした定期的な機会以外にも、普段から「もっと大きな店舗で働きたい」といった希望を上長に伝えられます。

カフェ運営に加え、FC本部の機能も持つ会社なので、経験可能な職種は多岐にわたります。キャリアの道は一つではなく、「商品開発経験後に販促宣伝に携わり、また商品開発に戻る」というように、ライフステージや興味関心の変化に応じて柔軟なキャリアを進むことが可能です。出発点となるのは店長の仕事です。店舗を切り盛りする経験は、その後どんなキャリアを歩むにしても、成長の土台になることでしょう。

学生の皆さんも企業研究の中で、それぞれの会社のキャリアパスについても注目してみて下さい。

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カフェ・ド・クリエでは豊富なドリンク&フードメニューを展開。毎月リリースされる新商品も人気だ。

マイナビ編集部から

東証一部上場のサッポログループの一員であるポッカクリエイトは、直営・FC合わせて全国に200店舗以上の「カフェ・ド・クリエ」を展開している。居心地の良い店舗づくりにこだわり、池袋のサンシャイン通りにあるフラッグシップ店は広々としたスペースに200席を用意。バラエティに富んだドリンクやフードのメニューが人気だ。

さまざまな部署が連携して店舗運営を行っていることから、コミュニケーションの取りやすい環境が形成されている同社。本部も一人ひとりの社員のことをしっかり見て、キャリアや働き方の希望を汲み取っている。根底にあるのは、「お客さまに愛される店となるために、まず働く社員やスタッフに愛される店になる」という考え方だ。各種福利厚生も充実しており、産休・育休後にグループの託児所を利用して子育てとキャリアを両立させている社員もいる。

カフェ好きな人はもちろん、店舗ビジネスに興味のある人も、さまざまなことを経験しながらやりがいを持って働けるだろう。

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普段使いの「マイカフェ」として、朝・昼・夜にくつろぎの時間を提供しているカフェ・ド・クリエ。ここで人々の暮らしに寄り添う店舗運営に携われる。

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