『原神』おすすめゲーミングPCと推奨スペック | スマホ版とPC版の違いを徹底解説
『原神(げんしん)』は『崩壊3rd』で有名なmiHoYoが開発し、PS4/Switch/iOS/Android/PCでリリースされた次世代オープンワールドアクションRPGです。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
後に詳しく説明しますが、結論から言えば、『原神』を遊ぶなら「ゲーミングPC」がおすすめです。
説明を省いて必要なゲーミングPCだけ知りたいという方は以下のテーブルをチェックしてみてください!モデル名 価格帯 特徴 Magnate MH 11万円~ 最安で『原神』を安定して遊べるゲーミングPC ガレリア RM5R-R36 16万円~ 60fpsを維持しながら『原神』を遊べるミドルレンジモデル ガレリア XA7C-R36T 23万円~ 最高設定でも余裕を持って『原神』を遊べるミドルレンジモデル ガレリア XA7C-R37 26万円~ 売れ筋上位の高性能ゲーミングPC ガレリア UL7C-R36 19万円~ 240Hz液晶に対応したガチ勢向けノートPC
おすすめゲーミングPCをランキングで見たい人はこちらの記事で激安PCからハイエンドPCまで詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。
大前提として、『原神』はMMOです。『原神』におすすめの回線はこちらから。当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次 [閉じる]
『原神(げんしん)』おすすめゲーミングPC
「どのメーカーからどのPCを買えばいいのか?」を具体的に解説していきます。
マウス | ドスパラ | フロンティア | Dell | |
---|---|---|---|---|
価格 | ||||
出荷スピード | ||||
サポート |
特に有名な大手メーカー4つを比較しました。
「フロンティア」の最大の売りはPCの安さです。
人気機種は在庫が少なくほとんど受注生産なので、出荷が1か月待ちになることも珍しくありません。
電話サポートは10:00~19:00までと短めで、混雑が激しいのは難点。
「Dell」の高級ブランド「ALIENWARE」のゲーミングPCのデザイン性は随一です。
問題は、モノによっては他社と10万円以上の差が付くほど強気な値段であること。
サポートスタッフは外国人が多く手間取るかもしれませんが、基本的には日本語も通じます。
工場が海外にあるため、機種によりますが出荷までに最低でも2週間はみたほうがいいでしょう。
「ドスパラ」は品薄のRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCに関して全メーカー中最も安定した値段・出荷速度・サポートを保っています。また、Amazonアカウントからも支払いできるようになっているので、購入も簡単です。
「マウスコンピューター」の出荷スピードはドスパラほどではありませんが比較的速く、上記メーカーで唯一の24時間365日電話サポートがあるので初心者でも安心です。値段も決して高すぎません。
今回は主に「ドスパラ」「マウスコンピューター」から最適なゲーミングPCを選んで紹介します。
ゲーミングPCを買う前に『原神』がどんなゲームか知っておきたい、という方はこちらの記事から「よくある質問」と「操作方法」を確認してください。
RTX30シリーズ搭載ゲーミングPCは発売当初、需要が高すぎるせいで供給不足という状況が続いていました。
11月現在、最近は仮想通貨の暴落に伴ってGPUを使ったマイニング需要が減ってパーツに余裕ができ、一時期は一週間以上かかっていたマウスコンピューター製品出荷日が「翌日」や「3日後」になるなど、一時と比べれば明らかに早くなっているのがわかります。
それに伴ってPCの値段も下降傾向にあり、もともとゲーミングPCを欲しかった人たちにとってはかなり手を出しやすい状況になりました。
そうはいってもいつどういう要因で値上げがあるのかわからないのがPCの世界ですから、購入希望者は早めに買っておくことをおすすめします。
この記事で紹介しているゲーミングPCは出荷日が翌日~3日のものを中心にチョイスしています。
RTX30シリーズの在庫不足問題について詳しく知りたい方は「グラボ在庫不足・品薄の原因 」を参考にしてください。
激安PCで『原神』を遊びたいなら「マグネイト MH」がおすすめ
- 激安ゲーミングPC
- 最高画質60fpsで『原神』をプレイできる
- エントリークラスなのでPC上級者向けではない
予算を抑えてとにかく『原神』を快適に遊びたい、という方には「マグネイト MH」がおすすめです。
低価格とはいえCPUとGPUの性能は十分高く、『原神』を最高設定+60fpsでプレイできます。
「とりあえずゲーミングPCでPCゲームを触ってみたい」「スマホからPCに移行したい」という方でも購入しやすい価格となっています。
コスパは間違いなく最高クラスなので、入門用のゲーミングPCを探しているなら必ずチェックしてください。
「G-Tune PM-B-AF」はGPUが「GTX 1650」を搭載しており圧倒的な安さが強みです。
「G-Tune PM-B-AF」のSSDが512GB、CPUが第11世代の「Core i5-11400F」を搭載しているためCPUとメモリともに十分な性能を持っています。
ドスパラモデルの「マグネイトMH」と2台が店頭に並んでいたらより安い「G-Tune PM-B-AF」も魅力的なのですが、残念ながら「G-Tune PM-B-AF」の納品速度は遅く、今すぐPCが欲しいという人には向いていません。
それでも、ちょっと待ってでもよりコスパの良いゲーミングPCが欲しい!という人は「G-Tune PM-B-AF」をチェックしてみてください。
ちょうど中間クラスの予算と性能を求めてる方には「ガレリア RM5R-R36」がおすすめ
グラフィック : RTX 3060
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe
特別価格:169,800円
- 予算も性能もちょうど中間クラス
- 最高設定で60fpsを目指せる
- 4K+最高設定でプレイしたいのであれば更に上のスペックがおすすめ
- 動画をゲームを大量保存するのであればストレージをアップグレードしたほうが安心
「ガレリア RM5R-R36」はRTX 3060とRyzenCPUが搭載されたミドルレンジのゲーミングPCとなっています。
10万円前後のゲーミングPCですと、戦闘時でのエフェクト過多なシーンでフレームレートが落ちる可能性があるのが若干気になりますが、このクラスのモデルであれば安定して『原神』で60fpsを維持できます。
『原神』以外のPCゲームも設定次第では144fps~240fpsを目指せる本格的な性能なので、少しだけ予算を上げてPCゲームを快適に遊びたい方におすすめです。
余裕を持った構成で『原神』を遊びたいなら「ガレリア XA7C-R36T」がおすすめ
グラフィック : RTX 3060 Ti 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 4Kゲーミングも可能
- 数年間は安定して最新ゲームをプレイできる
- 大容量ストレージ
- もっとハイスペックなゲーミングPCも存在する
「ガレリア XA7C-R36T」さえ買えばどんな設定でも『原神』を快適にプレイできます。
「これぞゲーミングPC」という圧巻のスペックで、現在発売されているほとんどのゲームを最高設定&60fps以上でプレイ可能です。
「『原神』を4Kでプレイしたい」「絶対にコマ落ちや強制終了といった問題に直面したくない」といった要望に応える余裕を持った構成となっています。せっかくゲーミングPCを買うなら家庭用機を大きく超える性能のものを買っておくと、他のゲームを遊ぶときにも便利です。
このモデルを購入しておけば今後5年は最新ゲームでもスペックに苦しまずにプレイできます。価格もゲーミングPCの中では高くはないので、コストパフォーマンスも良好です。
本気でゲーミングPCを始めたい方はまずはこれ、という王道モデルと言えます。
「ガレリア XA7C-R36T」に近いスペックのマウスコンピューター製PC「G-Tune HM-B-3060Ti-AF」はコスパ特化モデルです。
納期に関してはドスパラと違い即日出荷ではないという弱点がありますが、より高性能なマシンで快適にプレイしたい方におすすめです。
【人気No.1】4K 60fpsを目指すなら「ガレリアXA7C-R37」がおすすめ
グラフィック : RTX 3070 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
ドスパラで詳細・価格を見る
- 次世代ゲーミングPCの標準となるスペック
- 大人気ゲーミングPC
- 4K 60fpsも楽勝
- PCゲームの真価を発揮できる「RTX 3070」搭載モデル
- 4Kモニターと一緒に購入すると高額
『原神』を4Kでプレイしたいなら、「ガレリアXA7C-R37」が値段と性能のバランスという点でぴったりです。
「RTX 3070」搭載であれば、『原神』を最高画質でプレイするのはもちろんのこと、ありとあらゆるPCゲームを最高設定+高フレームレートで遊ぶことができます。
「スマホやPS4しか持ってないけどゲーミングPCでゲームをする感動を味わいたい」という方にも圧倒的な違いを体験することも可能となっています。
せっかくゲーミングPCを購入するならある程度高性能なもので快適に遊びたい…という方にぴったりのゲーミングPCです。
「ガレリア ZA9C-R39」は「RTX 3070 Ti」から「RTX 3080 Ti」までをも上回る最強GPU「RTX 3090」を搭載した最高性能のゲーミングPCです。
対人ゲーからシングルゲームまでほぼ全てのタイトルでオーバースペックとなる性能で、ストリーマーや動画編集者、「ゲーム中絶対にPCに足を引っ張られたくない」というコアゲーマーにとっては魅力的なモデルとなっています。
「ガレリア ZA9C-R39」は限界までハイスペックなPCを体験してみたい人におすすめします。
4Kゲーミングにチャレンジしてみたい方はこちらのBenQの4Kモニターがおすすめです。息をのむような美しい映像を体験したい方はぜひ!
ゲーミングノートPCを選ぶなら240hz液晶搭載 + 高性能GPU のモデルがおすすめ
この記事ではデスクトップゲーミングPCをメインにおすすめしてきましたが、「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ノートPCはデスクトップPCと比べて性能が低いイメージがありますが、最近のゲーミングノートPCは「高性能GPU + 240hz液晶搭載」のものが増えてきてるので、そのような機種を選べばデスクトップゲーミングPCと遜色なく快適にゲームを遊ぶことができます。
「おすすめのゲーミングノートPCの選び方はこの記事」にまとめてあります。
グラフィック : RTX 3060
メモリ : 16GB DDR4 SO-DIMM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
- 144fps~240fpsで最新ゲームを楽しめる
- メモリが充実の16GB
- マウスやキーボードを揃えなくていい
- 次世代GPU・RTX3060搭載
- PS5を遥かに上回る性能
- デフォルト構成のストレージ容量が少なめ
「ガレリア UL7C-R36」は並のデスクトップPCをはるかに上回るハイスペックかつ、2.0kg以下と比較的軽量なので持ち運びも楽勝の最強ゲーミングノートPCの一つです。
「ガレリア UL7C-R36」はハイエンド級の性能でありながらコストパフォーマンスは非常に高く、「性能・価格」全てのバランスがパーフェクトなゲーミングノートPCです。
『原神』動作環境・推奨スペック
『原神』を動かすためのハードウェアの推奨スペックを紹介します。
『原神』は「スマホでも動く」からといってそれほど軽いゲームではありません。一般的なPCゲームと同程度のスペックが要求されています。
『原神』必要スペック
CPU | Intel Core i5 |
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GPU | GT 1030 |
メモリ | 8GB |
『原神』必要スペックはこちらです。
グラフィック的にもフレームレート的にもスマートフォンと変わらないレベルでいいなら、このスペックのPCでもプレイ可能です。
必要スペックというのは本当に必要最低限の、「フレームレートがカクついてもいいならプレイできますよ」という最小のスペックです。
『原神』推奨スペック
CPU | Intel Core i7 |
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GPU | GTX 1060 6 GB |
メモリ | 16GB |
こちらが公式の「推奨スペック」です。
この構成のPCで最高設定にするとコマ落ちが発生する可能性があるので、最高設定+平均60fpsでプレイしたい方はもう少し上のスペックが必要になります。
『原神』はスマホ版よりPC版がおすすめ
『原神』はPC版で遊ぶことを強く推奨します。
miHoYoはもともとスマホゲームのグラフィックに定評のある開発会社です。
中国デベロッパーの中ではテンセントを除けばトップクラスの技術力で、スマホゲームのアニメーションを作らせたら右に出るものはいません。
『原神』はそんなmiHoYoがこれまでに作ってきたゲームの中で最も野心的なタイトルです。
何しろ『原神』は史上最高のゲームの一つである『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』をコピーした上でアクション要素を強化するという試みです。
しかもカットシーンは『ゼノブレイド2』をも上回るクオリティで、これをスマホで動かせるなんて信じられません。
いや、実際「スマホで動かせる」とは言えないかもしれません。『原神』のスマホ版はグラフィック、フレームレート、安定性に大きな問題を抱えているからです。
『原神』の最高グラフィック(画質)を味わえるのはゲーミングPCだけ
『原神』の最大の売りは7つの元素に満ちた広大で美しいオープンワールドです。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(BotW)そっくりな『原神』の環境グラフィックを『BotW』以上の解像度で体験したいならPC版以外の選択肢はありえません。
もちろんmiHoYo開発だけあってiOS/Android版のグラフィックも美しいのですが、あくまで「スマホゲーとして美しい」レベル。
ゲーマーとしてはスマホで『原神』を遊ぶくらいなら「Switchでゼルダやゼノブレイドをやったほうが面白いよね?」と思ってしまいます。
スマホゲーの中には原神だけでなくて様々なおすすめオープンワールドゲームがあるので、気になった方はアプリランキングサイトのLv.Appでチェックしてみてください。
『原神』のアクションはPCでプレイしてこそわかる気持ちよさ
『原神』はグラフィック、UI、がんばりゲージまで『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(BotW)とそっくりですが、まったく異なる点もいくつかあります。
次に行く場所を細かくナビゲートしてくれるマップや複数の操作キャラクターを一瞬で切り替えるパーティシステムもそうですが、一番の違いは「アクション」へのこだわりです。
『原神』には「元素攻撃」という必殺技が存在します。パズル重視の『BotW』とは違って、7つの元素(属性)を組み合わせ、ド派手なエフェクトと共に走り回って戦うバトル重視の「アクションRPG」です。
アクション性は『原神』が海外レビュアーから「ゼルダを借用し、独自の体験を確立したオープンワールドゲーム」として非常に高い評価を受けている理由の一つでもあります。
激しく動き回るアクションゲームである以上は最低でも60fpsは出てほしいところですが、残念ながらスマホ版で60fpsを維持するのは困難です。
具体的には、「iPhone 7」だと映像がガクガクでまともにゲームになりません。「iPhone 8 Plus」や「iPhone X」だとようやくカクつきながらもプレイはできるというくらいで、アクションの気持ちよさには期待できません。
PC版なら何の問題もなく最高設定60fpsで駆動するので、「ただの『BotW』クローンじゃないぞ」と言わんばかりの『原神』ならではの爽快なアクションを楽しめます。
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
スマホ版『原神』はバッテリー消費と熱暴走に用注意
iOS/Android版の『原神』はコンソール級のゲームを無理やりスマホで動かしているだけあってバッテリー消費と発熱はかなり激しいことになっています。
筆者の使っているiPhone 8 Plusは一応『原神』推奨機種とされておりプレイはできるのですが、最低画質にしても持っていられないほどの発熱で、カットシーンに入るときに強制終了することさえあります。
また『原神』を立ち上げると2時間かからずバッテリーが消耗してしまうので、『原神』を家の外でプレイすることは最初から想定されていないようです。
まあ、2時間以上もプレイしていたら低音火傷しかねないので、そこは逆に丁度いいのですが。
以下の記事ではゲーミングノートPCの「熱暴走」について解説していますが、原理としてはスマホも同じです。熱暴走を起こすとパーツの寿命が短くなってスマホそのものにダメージを与えるので、ちょっとでもスペックに不安のある人にはiOS/Android版の『原神』はおすすめできません。
どうしてもスマホでゼルダっぽいゲームがしたいなら、『オーシャンホーン』か『ファイナルソード』で我慢しましょう!
バッテリー消費や熱暴走の恐れもありませんし、低スペPCであってもエミュレーターならスマホ版より優れたフレームレートで遊ぶことができます。
おすすめなのは、まずエミュレーターからプレイして、『原神』にハマったらゲーミングPCを買ってPC版にアカウントを移行する、というやり方です。
エミュレーターについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
『原神』 おすすめBTOパソコンおさらい
この記事で紹介したゲーミングPCをまとめました。
・格安PCで遊びたい → 「マグネイト MH」
・余裕を持った環境で遊びたい → 「ガレリア XA7C-R36T」
・ミドルレンジのモデルが欲しい→ 「ガレリア RM5R-R36」
・人気No.1モデル → 「ガレリア XA7C-R37」
・ゲーミングノートPC → 「ガレリア UL7C-R36」
ゲーミングPCを買ったらあとはゲームをダウンロードするだけです。
こちらの記事では画像付きで手順を紹介しているのでチェックしてみてください。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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